⭐手帳に書いていた涙の☆印 6年後の奇跡 その3
ツインレイに出会うまでの奇跡
先輩が倒れたこともまだ何も知らないその当日、不思議な体験をしました
先輩が倒れたのとちょうど同じ日の同じ時間、とある屋外にいました
その場所には何度も行きますが、後にも先にも同じことは起こったことがありません
屋外にいた私は、突然その季節にぴったりの風がざわざわと吹き始めたことに気がつきました
その風は木々を揺らし、葉と葉が触れ合う無数の音とともに暫くの間、吹き続けました
少し暑いその日には気持ちいいと表現できる様な、そんな風
そして、風と同時に、犬とか、鳥とかの鳴き声が少し離れたところから聞こえてきました
散歩中の犬が泣いているレベルではなく、
何頭もの犬を飼っている施設があるとすれば、そんなところにいるであろうたくさんの数の犬が一斉に泣き始めたような騒々しさ
それと同時に優しい陽の光が目に入り
自分をあたたかく照らしていることに気づきました
気持ちいいなあ
その時はそれしか印象になかった
でも、後から気づいた
先輩が会いに来てくれていたことを
そして、それに気づけなかった自分を責めました
二つ後悔していることがあります
一つ目は、ずっと聞きたくて聞けなかった質問
二つ目は、何かを伝えに来てくれたんじゃないかということ
一つ目の質問の答えはもうこの世では永遠に知ることができません。
でも、二つ目の先輩が伝えたかったことは、後にしっかり伝わりました。
ずいぶん遠回りしてましたよ、
6年も掛かりましたよ、先輩。
☆印、ちゃんとつけてくれてたんですね。
奇跡は願うものじゃなく、起こすものじゃなく
奇跡は気づくこと
nao、ずいぶん待たせちゃったね
ワン・ラストタイム
ジェイムズ オノハン