手帳に書いていた涙の☆印 6年後の奇跡 その5 | 10年越しのはじめまして ★ツインレイの奇跡

10年越しのはじめまして ★ツインレイの奇跡

出会ってから10年後、試練を乗り越えようやくめぐり会えた二人に起こった奇跡と学びの日々

自分らしくありたい
自分をとことん好きになって
魂に正直に生きよう

想いを言葉にして残そう
来世のふたりに届きますように

※記事はnaoとhisa二人で書いてます


⭐手帳に書いていた涙の☆印 6年後の奇跡 その5


ツインレイに出会うまでの奇跡




二人が始まったあの場所で、



先輩のことをnaoに伝えた



星が見えるあの場所で






一通り話終えた途端、hisaの涙が溢れだした


子供が母親の前でするように、がむしゃらに泣き出した


naoは全てを受け入れてくれるように優しく、そのままhisaを泣かせてくれた


6年前、十分泣ききれていなかったのを理解して、思うままに泣かせてくれた







するとnaoも大切な話があるから聞いて欲しいと語り始めた


naoにも大切な片思いの先輩がいた、



学生時代のクラブの一つ上の先輩



naoが20歳の時、学生時代の友人から電話があった



先輩が突然、交通事故で天に旅立ったと






葬儀の日、
部活の顧問の先生が泣きながらこう言った



みんな、車は運転せんといてくれ



もう誰も、一人も失いたくないから



次々に涙が広がっていった



その場にいたみんなの悲しみが溢れかえった







それ以来、車の運転の時には先生の言葉が脳裏によみがえる



運転なんかしたくない、未だに忘れないよ

 

naoもまた、hisaと同じ心の傷を持った人生を背負っていた





そして、二人で同じことを誓いあった




もうこれ以上大切な人を失わないでいよう




絶対に、




その言葉と共に、二人揃って涙が溢れ出した、二人揃って、気が済むまで泣き続けた




枯れるはずのない涙が枯れるまで







FUKI  キミがスキ






本内容はその1からその5まで順にストーリーが進みます。前の内容をお読みでない方はこちらからどうぞ。









その後、


二人揃ってわんわん泣いているうちに、


大の大人二人が外で揃って泣いてるのが、


だんだんおかしくなってきて


今度は、二人同時に吹き出した


なぜだか、おかしくて、おかしくて仕方がなかった


そのうち、笑いすぎてまた涙目になってきた









僕たちは

なにより強い

絆で

結ばれているね