久々に動きがありましたので報告致します。
簡単な経緯をお浚い。
8月27日(土)にハヤブサが燃え、
その1週間後にスズキ二輪が調査を行い、ハヤブサ本体の瑕疵なしと判断。
後付けのヘッドライトHIDのバラスト部からの出火を疑う、回答を得る。
次に、出火を疑う、後付けHIDメーカーへの調査を依頼
その、HIDメーカーから先週、連絡があり
HIDメーカーが加入する損保会社のアジャスター(鑑定人)による
調査結果が送られてきました。
以下、損保会社からHIDメーカーに向けて書かれた調査報告書です。
~抜粋
車両右後部、HIDバラスト取付部付近から出火していることは確認できますが、
バラスト内部基盤からの出火ではないことが確認され、
バラスト配線の断線や溶融痕等が認められないことから、
当該バラスト取付けの際の瑕疵によって
出火したことを裏付ける事実は確認されておりません。
~以上、抜粋
このような調査報告でした。
つまり、バラスト付近の出火は確認できたが
バラスト本体からの出火ではなく、取り付け方も問題ない。
という、見解。
さて、困りました・・・。
しかし、アジャスターと云っても、HIDメーカー側に立っている機関なので
私としては、これを鵜呑みには出来ません。
一方で、HIDメーカーから私に向けたメールでは
このような見解を頂いています。
以下、HIDメーカーから私に向けて書かれたメールです。
~抜粋
×××(HIDメーカー)としましても
現段階で法律上の賠償義務が認められないとの答えが出ている以上、
対応方法が無くなってしまう旨をご理解いただくようお願い致します。
しかしながら現状において原因が明確に特定できないという状況は
長くこの業界に身を置く立場として、
また〇〇様にとっても納得のいかない部分であるかと思います。
そこでご相談が御座います。
〇〇様がご加入の保険に弁護士特約は付帯されていないでしょうか。
今回の件は〇〇様が被害にあわれている事は明らかです。
今回の原因対象会社(有限会社×××、スズキ二輪など)へ損害賠償請求の為の
訴訟提起をしていただき、原因を究明するという流れを取って頂けないでしょうか。
そのうえで×××側に何らかの瑕疵が見られるというような結果があれば
弊社における損害賠償も可能かと考えております。
×××としましてもこの報告書をもって賠償義務は無く、
なんの対応も出来ないと言うつもりはありません。
しかしながらこの報告書だけでは賠償などの対応もできないことはご理解ください。
~以上、抜粋
被害者側を慮ってくれている温かい文面ではあるのですが
結局は、「法廷で白黒つけるしかない」と書かれているわけです。
そこで、まずは弁護士。
今回、ロードサービスでお世話になったアクサダイレクトは
「弁護士特約」は付帯していません(失敗した・・・)
仕方なく、ネットで10社ほどピックアップしてまずは電話。
・電話相談料無料
・着手金なし
最近は弁護士への相談も、過払い請求などのCMを見てもわかる通り
ハードルが下がっているようです。
10社に電話すると、
「交通事故の賠償請求は電話相談から始められるが
製品の損害賠償請求の場合は30分5000円が掛かる」
との、こと。
また、損害賠償請求の場合は
加害者(メーカー)ではなく、
被害者(原告)が「原因の特定」を行わなければならない、とのこと。
なんか、痴漢の裁判とは逆だな(苦笑)
痴漢の被害者は「やられたことを立証する」義務はないもんね。
つまり、
「ここが原因で私のバイクは燃えた」ということを私側が立証しなければなりません。
そして、弁護士はその検分書を以て、法的に訴えを起こすのだという。
ということは、弁護士を見つける前に、優秀なアジャスターを見つけなければならない…。
以前、家族でお世話になっていた
保険代理店のおっちゃんに電話してみると
「これは、相当、厳しいよ・・・」
「半焼しているバイクから、出火原因を断定しなければならないんだから」
と、言われ
軽く目の前が真っ暗になりました。
では、頭を切り替えます。
まずは、スズキ二輪へ連絡してみようと思います。
「お宅の出した検証結果”バラスト出火説”がアジャスターに否定されたんだけど・・・」
と。
そして、同時に以下の2つの機関へ相談してみます。
・国民消費者センター
・国交省・製造物責任相談センター
弁護士と電話で話した感触からも
今回は相当な、レアケースで、訴訟を起こしても勝てるかどうか全く分からない。
すべては、専門家(アジャスター)の鑑定書が、明確に出火原因を特定し
被害者に落ち度がないという、法的根拠に基づく効力があるか、どうか。
ここが最大の争点になるそうです。
弁護士なんて頼んだこともないし、もちろん裁判だって。
普通にハヤブサを新車で購入して、
日本製のHIDをメーカーに取り付けてもらっただけなのに
どうしてこのような目に遭うのか・・・。
ただ、これから先
「20年はバイクに乗り続けたい」と願う、47歳のおじさんとしては
一生分の”負の部分”がこれで使い果たしたと思うことにして
もうしばらく、前を向いて頑張ろうと思います。
最後に・・・
日本という国は、つくづく法治国家であることを思い知らされました。
法律を制する者が勝者なのだと。
誰か、古美門研介を紹介して下さい(笑)