ルートイン浜名湖は一泊5500円と超安価で
さらには平日ということで
ツインの部屋(16500円)をサービスで提供してくれました
また寝坊してチェックアウトが30分以上遅れたのに延長料金もサービスしてくれました
次回は鰻を食べにまたお世話になります
今日の目的地は『月ヶ瀬村』
今回のメインテーマです
1997年に発生した
『月ヶ瀬村・女子中学生殺害事件』
犯罪要旨は
当時25歳の月ヶ瀬村に住む男が
近所の女子中学生を車で轢き首を絞めた上に
石で殴打し殺害した事件です
ただ、この事件の裏には
当時『村八分』『与力制度』という言葉が
週刊誌などを賑わせました
要は犯人の男が普段から地域住民から差別を受けていて、
その鬱積した思いが犯行の引き金になった
と報道されたこと
私も報道に携わる者としてこの事件の背景には
とても注目していました
そこで犯人Oがどんな場所に住んでいて
どんな景色を見ながら育ったのか
いつか訪れてみたいと思っていたのです
そんな折、この事件をがんちゃんに話したところ
当時、学生だったがんちゃんはこの事件自体を知らず
それでも関心を持ってくれたことから
今回、奈良県へのツーリングが実現したのです
三重県から奈良県に入ると、景色が一転
風光明媚な情緒が漂います
名張川の月ヶ瀬の橋から見た川の水面は
静かに何かを物語っていたように感じました
橋を渡ると、『月ヶ瀬嵩』
ついに集落に足を踏み入れました
インカムで私が知る事件の要旨を
がんちゃんに説明していると…
『あ!凄いモノを見つけたかも?』
と興奮したがんちゃんの声が!
犯人の男が女子中学生を
愛車・三菱ストラーダで轢いた場所はガードレールがある場所だったと私が説明していたのです
『このガードレールだけ色が違いませんか?』
たしかに画像の真ん中の一枚だけが
他のものに較べて新しく白い…
思わず鳥肌が立ちました
Google Mapsを見ながら
月ヶ瀬嵩をどんどん上がっていくと
ほぼ集落が見渡せる景色のいい場所に着く
そこには小さなお墓がところ狭しと並んでいて
私は直感でここに被害者の女子中学生のお墓があるかも…と感じ取りました
女子中学生の祖父が地域の実力者だったという記事を読んだことがあり
この集落を見渡せるお墓には必ず実力者の子孫が眠るはずだと…
私の直感は的中
お墓に入り三つ目の墓標を確認したところ
そこには『○久保家の墓』の文字
そしてその隣には
『14才 ○久保△代』と書かれた
小さな可愛らしい墓がありました
事件から21年の時を超えて偶然見つけた少女のお墓に
『安らかに眠ってください』と手を合わせ
墓を後にしました
小声で話していても集落に響きわたるほどの
静寂な月ヶ瀬村
二台のバイクの音が響きます
住人に気を遣いながらアクセルを慎重に操作しながら集落を下っていくと
独りの中年女性と目が合い、
慌ててヘルメット越しに頭を下げました
すると、優しそうに微笑みながら
頭をペコリと下げてくれました
事件の残忍さ、そして住人による村八分という
週刊誌報道から、陰鬱とした気持ちになっていた私に一筋の光明のようなものが射しました
インカムで
『お墓参りも果たせたし、あとはOの住んでいた家だけだね』と打ち合わせをして
当時の報道にある
『物置のような建物』
『ジメジメとした場所』
『裏山に穴を掘って用を足していた』
この三つの条件に合致する場所を探しました
すると集落から少しだけ離れた所に
人が住むような立地とは思えない場所に
小さな物置のような建物を見つけました
三つの条件から『ここしかない』と勝手に認定
1997年、時は既に平成になっていた
そんな時代に壁はベニヤ板
トイレも風呂もエアコンもない家で育ち、
火事があれば『あいつが放火した』
金がなくなれば『あいつが盗んだ』
学校に行けば『朝鮮の息子』と陰口を叩かれ
友達が1人も居なかったO
一体、彼は何を思いながら
控訴を進めた弁護士を断り、大分刑務所で1人
首を括ったのだろう(自殺した日は被害者の月命日)
男の心の闇は裁判ですべて白日の下に晒すことが出来たのだろうか…
21年前から気になっていた『月ヶ瀬村事件』
少しだけ事件の闇に近づけた気がした
陽が暮れる前に月ヶ瀬村を出て
今夜の宿、天理市を目指す
その前に空腹を満たすために
インカムでお店をミーティング
法隆寺駅の近くに
美味しそうな『洋食屋』をみつけた
明日は最終日
和歌山を目指します!
























































































