今、
あなたが夢の中にいるとしたら、
そこから目を覚ますには、
どうしたらいいか？
十三夜の月はキレイどしたなぁ
こんにちは。
心理カウンセラー 星野えみ（えいみー）です。
セミナーでも、
カウンセリングでも、
「それ、悪夢だよ」
という話をすることがある。
あなたが信じてるそれ
あなたが本当だと思ってるそれ
「悪夢だよ」って。
どうせわたしは怒られる
どうせわたしは嫌われる
どうせわたしは助けてもらえない
どうせわたしは愛されない
どうせわたしはダメ
あなたが信じてるそれ、
悪夢だよ。
というお話をすることがある。
その、「ない」が前提の悪夢から目を覚ます手助けをしているのが、
わたしたちカウンセラーの役目だったりする。
さて、
鬼滅の刃の映画、『無限列車編』が公開されてはや２週間。
ここからは、ネタバレ込みで書くので、
本編漫画も読まず映画もまだでネタバレ嫌って人は
どうぞそーっと退避してくださいな。
無限列車編の敵キャラは、魘夢（えんむ）。
血鬼術を使って、
人を、その人の幸せな夢の中に閉じ込めて、現実の世界で無力化する。
この術にハマってしまった主人公の炭治郎が、
夢から目を覚ますためにしたことは、
さて何か？
それは
夢の中で、
すごい意志の力で、
自分の首を刀で切り落とすということ。
これを見てて、
おおぉぉぉぉぉ、そうか
と思ったよね。
（漫画で読んだ時は淡々と読んでて気づかなかった。やぱり映像ってでかいな）
夢から覚めるには、
それを真実だと信じている自分を、
意志を持って自分が殺す。
そっちを真実だと信じている自分を、
自分でちゃんと殺すこと。
わたしも、
悪夢を見ながら生きてた。
どうせわたしは怒られる
どうせわたしは嫌われる
どうせわたしは助けてもらえない
どうせわたしは愛されない
どうせわたしはダメ
どうせわたしは役立たず
どうせわたしはいなくてもいい
どうせわたしは。。。。
この悪夢から目覚めようと思ったら、
変えるのは他人じゃない。
これを信じてる自分を、
一度殺すこと。
そして、
どうせわたしは愛されているし、
どうせわたしはすばらしいし、
どうせわたしは大丈夫
こっちの自分を、
信じ直すこと。
悪夢を信じてる自分を殺すって、
じゃあ何をするか？
それは、
「ないない、それはないわ」と思ってる、
「死んでも嫌だわ」と思ってる怖いことをすること。
「そんなことするくらいなら死んだ方がマシだわ」と思ってる、怖いことをしてみること。
弱音を吐く
誰かに頼る
迷惑をかける
怠ける
サボる
「できません」って断る
「お先に帰ります」って帰る
ひとによって、
死ぬほど怖い、死ぬほど嫌な行為は違う。
どうせわたしはできない
どうせわたしは稼げない
どうせわたしはこの程度
と信じてる人は、
がんばるのが嫌だったり、
自分で稼ぐのが嫌だったり、
本気出すのが嫌だったり。
（失敗したくないからね）
わたしが今までにした、
夢から覚める行動は例えば、
かわいい自分を認めたり、
女の子である自分を認めたり、
目立つ自分を受け入れたりもそうだし、
とかも、そう。
自分の「それはないわ」を、
「死んでも嫌だ」を、
悪夢から覚めるために、
やる。
悪夢を見てる方の自分を殺しても、
死なないよ。
炭治郎も死ななかったよ。
ただ、
目が覚めるだけ。
最悪、痛いだけ。
すぐ、また、
魘夢みたいな奴が、
「眠れ」ってやってきて、
悪夢の中に落ちてしまうこともあるかもしれないけど、
何度でも、
炭治郎みたいに、
目を覚ませばいい。
夢の中の方が、
慣れ親しんでいて、
いつもの自分のようで、
だから優しくしてくれる人もいたりして、
居心地がいいのかもしれないけれど、
それ、
夢だから。
夢だから、
目を覚まそう。
炭治郎も、かわいい六太が追いかけてきても、
振り返らずに走り出したよね。
（あそこはまじでドチャクソ泣いたけど
何度でも目を覚そう。
悪夢から目覚めて、
現実の世界で生きよう。
星野えみ（えいみー）でした＾＾
あと、
自分が、
現実から目を背けて、
目の前の『事実』から目を背けて、
期待ばっかりの都合のいい夢を見てるときも、
殺すべきは、
自分なのかもしれないな。
夢を見るのは悪くないけれど、
わたしたちは、
現実の中で生きてる。
個人カウンセリング
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