皆さん、親子丼って好きですか?
他にも・・・どんぶり物でいうと・・・サーモンとイクラが入った海鮮丼とかって好きですか?
でもね・・・コレって エホバの証人は食べていいんでしょうかね?
聖書の中にこんな命令がありましたよね?
この命令に従おうとするならアウトのような・・・
「あなたは子やぎをその母の乳で煮てはならない
出エジプト記23:19
この聖書にある命令からいうと、親子丼 とか サーモンとイクラの入った海鮮丼なんてのは食べちゃダメなんじゃあないんでしょうか?
親子丼 なんて よく考えるとザンコクなネーミングですよね?
海外から来られた方は、そのネーミングを知って驚く人も多いんだとか・・・
えっ? 私たちは律法のもとに無いから関係無い?
そんなこと言わずに考えてみましょう!
だって、律法の元には無くても その背後にある精神から神の見方を学ばないといけないんじゃないの~?
この点を考えるのに 今でも律法にきっちり従おうとしておられる ユダヤ教の方々の行動を参考にさせていただきましょう。
彼らは 親子丼・・・どうも食べないみたいです。
というか、今でも律法にあったように乳で肉を煮るなんてことはしないようです。
それだけでなくて、乳製品と肉料理が同時に食卓に出て来ることはないようです。
というか、もっと厳格で 胃の中で乳製品と肉料理が混ざってしまうことがないようにって肉料理を食べたら、何時間は乳製品を食べちゃダメっていうちょっとビックリな厳格ルールも設けられているそうです。
さらに さらに~
肉と乳を一緒にしたらダメっていうことから、肉料理用、乳製品用って台所用具も食器も用意されてて混ざらないようにされてます。
さらに~
洗い場まで2つ用意されていて 洗うときに水が他方に飛び散って混ざらないようにとの徹底がなされているそうです。
ス、スゴイです
皆様の努力には感服です❗️
でもね・・・
もし こうした行動もただの機械的なものだったり、自分は敬虔な人間だっていうアピールのためだけのものになってしまってる様なら 神に喜ばれる行動とは言えないんじゃないでしょ~か?
もちろん、彼らすべてがそうだと言っている訳ではありませんが、敬虔な専心という形を取りながら、実質がなければ 神には喜んでは貰えないんでしたよね?
じゃあ、「子やぎをその母の乳で煮てはならない 」って命令されてたことの意味ってなんでしょうか?
ヤギとミルクの組み合わせで料理を作ると 実はね・・・・毒になるとか!?
たぶん違いますよね?
コレステロールの取り過ぎを避けるって意味では理にかなってそうですが、絶対その組み合わせがダメとも言えませんよね?
で、なんで こんな命令が与えられてたかって考えると思いつくのは・・・
生き物を残酷に扱わないこと とか 生き物に対する憐れみの態度を持とう とか 命は大切なものっていうのを忘れない様にさせる為の命令だったんじゃあないでしょうか?
人間は肉を食べる。食べ物とする。
でも、生き物に対する憐れみと 大切な命を頂いているっていう感覚は大事にしなきゃダメってことではないでしょうか?
だって、生き物に対して憐れみの態度を持つようにって教えてる こんな命令も有るよ?
「鳥の巣が道であなたの前,何かの木の中か地の上にあって,ひなや卵がそこにある場合,母鳥がひなや卵の上に座しているならば,あなたは母鳥をその子と共に取ってはならない。是非ともその母鳥を飛び去らせるように。しかし,その子は取ってもよい。これは,あなたにとって物事が良く運ぶため,あなたが自分の[命の]日を長くするためである。
申命記22:6
鳥の巣からヒナや卵をとってもいいけど、それは親鳥が去ってからって勧められてる。
これって親鳥の目のまえでは取らないようにっていう配慮、憐れみですよね?
やっぱりエホバは生き物に対する憐れみを人間に教えようとしてるって判る。
さっき考えたように、ユダヤ教徒の皆さん、行き過ぎてるかなって思う部分もあるけど、素晴らしいなって思う部分も有る。
動物を屠殺する時でも、出来る限り苦しみや恐怖を与えないようにって規定も徹底されている。
そうした規定をちゃんとクリアしたコーシェルフードってものしか食べない。
ワタクシも、こうした律法の背後に有る精神は理解して動物に憐れみ深くありたいと思う。
でも、親子丼は食べるけど・・・
今回 考えた 動物に対する憐れみの感覚、命の大切さを認識するようにってことと、血を食べてはならないっていう命令も繋がりが有るように思っています。
そのことはまた扱わせて頂く予定です。