1月30日は寝坊に気をつけつつ7時頃にホテルを出て、大阪地下鉄御堂筋線で天王寺駅へ・・・
御堂筋線天王寺駅はドーム型の天井ではないものの、高い天井が特徴です。ホームドアが設置されましたが、蛍光灯シャンデリアは健在です。
大阪地下鉄天王寺駅改札外コンコースから阪堺電車上町線の天王寺駅前駅に通ずる階段を上がるのですが、何やら行列が・・・
これは住吉公園行きに乗車の列と確信し、とりあえず並びます。
で、列が動き階段を上がった天王寺駅前駅ホームには、住吉公園行き初電の161形モ161が停車していました。通常は運用に入らない車両なので、乗車するという判断もあったのですが、車内の混雑具合を見て断念し、次の住吉公園行きを待つことにしました。
ぼやけてすみません
モ161は1965年頃の姿に復元されているレトロ調な車両のため、前面上部の表示幕装置を隠す(161形の表示幕装置はワンマン化に伴ない設置)ことができます。この日は住吉公園駅発着の初電と終電に充当(土休日ダイヤで設定の4往復のうち、初電と終電は同一運用でした)されることから、表示幕装置の窓を隠して往年の方向板(運行標識?)を掲出していました。
次の住吉公園行きを待っている間にこんな掲示物を発見w
痴漢行為と盗撮はわかるとして“変質行為”とは???
で、2本目の住吉公園行きとなる601形モ602に乗車
またまたぼやけていますが“住吉公園”表示
ICカード対応によるワンマン機器更新に伴ない運賃表示器もLCD表示の新型に更新(新設?)されましたが、均一運賃なので次駅表示器としての意味合いが強いですね。もちろんここに住吉公園行きと表示されるのもこの日が最後です。
天王寺駅前駅でも、住吉公園駅到着後は速やかに駅を出るように放送していたので、電車を降りたらとっとと駅を出て住吉駅付近へ・・・
ここで撮り鉄
住吉公園駅から住吉駅に向かう601形モ602の天王寺駅前行き
住吉駅④番のりばを発車し、阪堺線との平面交差を渡る601形モ602の天王寺駅前行き
住吉公園行き3本目となる701形モ701は定期券を模したヘッドマーク付き
住吉駅を発車する701形モ701の天王寺駅前行き
電車の左側にある交差線路がへろっとしていますが、これの老朽化とその交換に多額の費用を要することから住吉駅~住吉公園駅間廃止に至ったと言われています。ちなみに交差部分の線路と一部のポイントは設置から約60年になるらしいです。
こちらの前面(天王寺駅前・恵美須町方)のヘッドマークは1枚上の住吉公園・浜寺駅前方前面のものと地色が異なります(次回記事で触れる予定)。
そしてトリの103年に亘るの歴史の中での終電
161形モ161の住吉公園行き終電
天王寺駅前駅での画像と比べると、方向板の色が異なりますが、これは終電用の方向板です。住吉公園駅では花束贈呈などのセレモニーがあったようです。
花束を載せた161形モ161の住吉公園駅発天王寺駅前行きの終電
阪堺線・上町線の海側から見た平面交差
左右に横切るのが上町線(左は天王寺駅前方、右は住吉公園方)、それと交差するのが阪堺線(左が恵美須町方、右が浜寺駅前方)、奥にあるのが上町線天王寺駅前方と阪堺線浜寺駅前方を結ぶ連絡線。
阪堺線山側・上町線海側から見た平面交差
奥の専用軌道に通ずるのが上町線(手前が天王寺駅前方、奥が住吉公園方)、それと交差するのが阪堺線(左が浜寺駅前方、右が恵美須町方)、左のカーブしている線路は連絡線。今後はこの平面交差がなくなって分岐駅の形態になります。
ポイントや軌道信号(黄色矢印の信号)を操作する信号扱所。
平面交差はなくなります(厳密に言えば上町線の天王寺駅前行きと阪堺線の恵美須町発は平面交差が残ります)が、今後も分岐駅としての機能はありますので、これは残るはず。
この後は住吉鳥居前駅付近に移動して撮り鉄です(次回以降に続きます。)