さて前回記事の続きです。
住吉駅界隈から200mほど移動して住吉鳥居前駅付近で撮り鉄です。時間にして40分程度でしょうか?
では撮影順に・・・
701形モ701の我孫子道行き
住吉公園駅発着3本目だった車両で、定期券タイプのヘッドマークはそのままです。こちら側のヘッドマークは南海電車の1993年以前の社章を採り入れたピンク色の地紋が表現されています。
住吉鳥居前駅を発車した701形モ701の我孫子道行き。
こちらのヘッドマークは・・・
1972年以前の南海電車の社章“羽車”を模した薄緑色の地紋が採り入れられています。
501形モ505の浜寺駅前行き
新世界100周年を記念して2012年に登場した“キン肉マン”ラッピング車両です。
“キン肉マン”電車となったモ505は昭和32年(1957年)生まれ、来年で還暦ですが、まだまだ現役。
側面中央扉(入口)上部には、“キン肉マン”の原作者であるゆでたまご氏のサインも・・・
ちなみにゆでたまごという原作者、実は1人ではなく2人のユニットで、そのペンネームの由来は一方のおならの臭いからという説と、そのとき食べていたのがゆで卵だったからという説があるようです。2人とも大阪出身であることから、通天閣(初代…現在のは2代目)新世界100周年を迎えるにあたって、地域活性化のために両氏の代表作を用いた“キン肉マンプロジェクト”が始動しました。その一環として地元の阪堺電車に“キン肉マン”電車が出現するに至りました。
ド派手なカラーリングですが、某宗教っぽくも・・・
住吉鳥居前駅で並ぶ351形モ352の我孫子道行き㊧と351形モ351の天王寺駅前行き㊨
601形モ605の我孫子道行き
モ604と同形式かつ同じスポンサーの広告ラッピングですが、パンタグラフが異なります。ちなみにこの“岡崎屋質店”の広告ラッピングは何両かあります。
住吉公園駅最終に充当された161形モ161の我孫子道行き
住吉公園駅初電と終電に充当された時は表示幕装置を隠して方向板(運行標識?)を掲出していましたが天王寺駅前駅到着後、表示幕装置を隠す板を外して通常仕様に変身(笑)
モ161で復刻された1972年までの南海電車社章の“羽車”
南海電車の駅で見かける“ハグルマソース”のベンチで同じようなマークが描かれていますが、アレは南海電車のグループ会社ではないものの、南海電車公認らしいです。南海電車のは鉄道車両の車輪で、フランジ(帽子のツバみたいな出っ張り)が表現されていますが、“ハグルマソース”のは荷車の車輪でフランジがありません。車輪に羽が生えているのは速いをイメージしたものらしいです。
この後、電車が来なくなった住吉公園駅へ戻り、記念乗車券を購入しました。
駅ナンバリングのある駅で廃止になったのはこの駅が初めてでしょうか?
ところで、ローマ字表記の部分に訂正したような痕跡があるのですが、綴りに間違いがあったのでしょうか?
役目を終えた先発表示器
南海電車南海本線住吉大社駅改札外コンコースのコレもお役御免・・・
“HANKAIDENKI”って、○○電器みたいにも・・・
この後、南海電車南海本線住吉大社駅でしばし撮り鉄していました。(次回以降に続きます)