シルクホースクラブ、2021年度 募集馬 出資候補
67.モルジアナの21
一口価格 70,000円
牡馬
父 ミッキーアイル産駒
母 モルジアナ ( ファミリーナンバーは、4 - r )
母父 Dubawi
生産 ノーザンファーム
育成 ノーザンファーム早来
池添学厩舎
2021年3月2日生まれ
体高 149.0 cm、胸囲 176.5 cm、管囲 19.5 cm、馬体重 436 kg
母の実績は、17戦して4勝。
3勝クラスで、ダートの短距離を中心に活躍した。
母9歳、3月生まれの3番仔。
1番仔 ダイワメジャー産駒 コラリン
2番仔 スクリーンヒーロー産駒 マローディープ
で、どちらも木村哲也厩舎。
2つ上のコラリンも短距離でオープンクラスなので、
今回もミッキーアイル産駒ですから、非常にわかりやすい。
短い距離での適性もあるでしょうし、
母のように短距離ダートの可能性もあるが、
どっちにしても、実績があるので心強い。
ただ、厩舎が変わったのは、ちょっと疑問。
配合としては、
ミッキーアイル × 母父 Dubawi
現時点でこの配合は1頭もいないが、
母方は、サマーハですし、活躍馬を多く出しているのは頼もしい。
マイルくらいまで距離が持てば、嬉しいが、
スピードがイマイチでも、ダートの適性もあることから、
潰しがきく産駒としては、非常にありがたい。
ファミリーナンバー
ファミリーナンバー的には、4号族でバランス系。
“ 4-r ” でのGⅠ馬は、
ダノンスマッシュ、ワグネリアン、モズアスコット
レッツゴードンキ、サクセスブロッケン、ゴスホークケン
クインズプマンテ、コイウタ、エアメサイア、イングランディーレ
メジロベイリー、エアシャカール、メジロブライト
など多数います。
昔から、最近まで活躍馬を多く出している系統ので、
ココは安心できますし、短距離馬や、ダート馬もいることから、
ただ今回は牡馬のバランス系だと、
スピードもソコソコあるが、どっちかというとパワー寄りの印象で、
アベレージヒッターと言ったところでしょうか。
そんなイメージです。
静止画、動画
静止画は、イイ立ち姿。
動画関して言えば、
動き自体に柔らかさがあって、バランスもいいし、踏み込みもよく、
スムーズな平行移動から、しっかりとした脚取りに感じました。
左右のバランスも良さそうに感じられる。
悪い点は、非常に少ない。
まとまっていて、堅実に走りそうなイメージはある。
体形からすると、やはりマイル以下の距離になりそう。
ただ、脚元の状態から、動画で見たところ、繋ぎの角度が立ち気味で、
柔らかさが無いことから、ダート寄りの雰囲気かな。
測尺としては、牡馬だと、少し小さい気もするし、
菅囲も細いですが、全体のバランスを考えると、
パーツ自体は、まとまっているように感じました。
3月生まれですし、まだまだ大きくなるでしょう。
厩舎
池添学 厩舎は、毎年20勝以上で、近年は30勝を越えている。
GⅠ勝ちこそないが、重賞馬を多く輩出。
サラキア、カテドラル、ヴィクティファルス、
つい最近では、函館2歳S勝ちのブトンドールがいる。
成績だけ見れば、近年は安定して勝ち星を挙げていますし、
問題ない様に感じるが、馬質を考えると、
もう少し勝ててもイイと感じる部分があり、
過去には、出資馬のディライトプロミスがこの厩舎であったが、
上手くかみ合わなかった印象がある。
芝の中距離で、牡馬優勢のイメージがある。
まとめ
これで募集価格は、3.500万円 1口 70,000円
400口募集だと、約9万円の募集額となってしまうので、
若干高い気もするが、近年の一口馬主の高騰を考えると、
仕方ない部分もある。
測尺的には、小さめの馬体ですし、
池添学厩舎というのもあって、
人気が無いものと思っていましたが、
蓋を開けたら、かなりの大人気で、
抽優じゃないとまず無理そうな感じで、
「参ったなぁ~」
という感じですわ。