募集総額 3,600万円
一口価格 90,000円
牝馬 シルバーステート産駒
母 ピンクアリエス （ファミリーナンバーは、1－ｌ）
母父 キングカメハメハ ノーザンファーム産
育成 ノーザンファーム早来
栗東 松永幹夫 厩舎
2020年4月20日生まれ
体高 157.5 cm、胸囲 178.0 cm、管囲 22.0 cm、馬体重 477 kg
母親の実績としては、６戦して未勝利引退。
母１３歳、４月生まれの８番仔。
産駒は、そこそこの成績で、
一番の勝ち頭は、キャロットのメサルティムで、現在３勝。
目立った活躍馬はいない。
母親が、未勝利引退なので仕方ないが
ただ、Ａ級種牡馬を付けてないだけに、
この成績は仕方ないのかもしれない。
ただ一つ言えるのは、スタリオンステーションに入っていないとはいえ、
今回は、今をトキメク、シルバーステート産駒ですし、
募集額としても、産駒では一番高い価格設定で、
急にジャンプアップ！
ノーザンとしても、期待度は高いのかもしれない。
松永幹夫 厩舎なら、関西だと中堅よりも上の実績があり、
毎年２0～３０勝後半の成績。
重賞馬、ＧⅠ馬も出ている有力どころ。
最近だとラッキーライラックですね。
ダート馬も、アウォーディーがいるので、
芝ダートとも、いいイメージ。
若干、芝よりかな
血統は、父 シルバーステート × 母父 キングカメハメハ
まだこの配合は、いないし、そもそもこの父親の産駒も少ないが、
母の成績はイマイチも、血統的魅力はたっぷり。
キンカメがあり、母方には、Storm Cat ありと、
母を辿れば、Blushing Groom に繋がるわけですし、
かなり、日本に適した配合だと思っている。
ファミリーナンバー的には１号族で地力系。
“ 1－ｌ ” でのＧⅠ馬は、
デアリングタクト、エポカドーロ、リスグラシュー、
アポロケンタッキー、エリンコート、エイシンアポロン、
アンライバルド、ネオユニヴァース、アグネスタキオン
フサイチコンコルドなど、
昔から、今の時代まで、ずっと有力馬を出している系統で、
かなり信頼がおけるし、芝・ダートどちらでも、
活躍できる可能性を持つのもイイ。
牡馬の地力系は、持続力タイプの馬が多いのが特徴です。
静止画は、今回のメンツでもトップクラスだと思ってて、
私には、かなりバランスの良さが、イイように見えました。
動画は、それを上回る動きに、かなりいいんじゃない？
上下動のブレが少なく、平行移動ができているので、これは・・・。
って感じで、イイですね。
贅肉が落ちて、シャープになれば、スピード感が出てきそうで、
かなりの好印象です。
測尺的には、かなり大きい。
４月生まれでこのサイズだと、相当大きくなる可能性はある。
それに、菅囲が太いなぁ～と動画見て感じてしまいました。
やはりこの感じだと、パワータイプになりそうな雰囲気。
デカくなりすぎも、ちょっと不安。
この血統は、脚元の不安がついて回るので、
それに目をつぶれるなら、全然アリですね。
能力はあると思っています。
松永幹夫厩舎ですし、迷走が始まるまでは、
ゆったりとしたローテで使ってくれそう。
これで募集価格は、３,６００万円 １口 ９０,０００円
う～ん、ちょっと高いなぁ～。
というか、かなり強気な価格設定。
測尺は申し分ないし、静止画や動画の動きもバッチリなんで、
納得ですが、期待されている種牡馬で、人気もうなぎのぼりであるけど、
まだまだ実績が無いだけに、この価格はちょっと高すぎますね。
もっと大活躍して、来年以降は、
この価格帯では出資できない金額になっているかもしれないが、
もうちょっと下げて欲しかった気持ちもある。
それにしても、
「松永幹夫厩舎かぁ～。」
という部分で、私は、引っかかりますわ。
以前にも書きましたが、
グルーヴィットの件ではどうしても納得してないだけに、
同じような成績となったら、やっぱり・・・ってなりますしね。
まぁ～あの成績を出してくれたら、全然ＯＫ！ですけど。
キムテツさんもそうですが、
「イイなぁ～」
と、思う馬は、どうしてもそういう厩舎に行ってしまう。
ホントに悩みの種です。
これだけ、マイナーな種牡馬を付けてきたが、
それなりに、そこそこ走る馬を出しているのは、ある意味すごい。
そろそろ、ここいらへんで一発、爆発を期待したいですけどね。
意外と人気するかと思ってましたが、
同じシルバーステート産駒の中でも一番高い募集額。
それが嫌われるなら、ありがたい。
母親は実績なしで、産駒もそれほどでも・・・ですから、
そこそこ人気で終わるのを期待したい。
ですが、それで考えると、この募集価格は高いですね。
なんとか一般でどうにかなって欲しいが、厳しいかな。
出資したい候補の１頭です。