募集総額 7,000万円
一口価格 175,000円
牝馬 ロードカナロア産駒
母 シーザリオ (ファミリーナンバーは、16-a)
母父 スペシャルウィーク ノーザンファーム産
育成 ノーザンファーム早来
栗東 国枝栄 厩舎
2020年2月4日生まれ
体高 154.0 cm、胸囲 173.5 cm、管囲 19.5 cm、馬体重 443 kg
母親の実績としては、6戦5勝でGⅠ馬。
日本、アメリカのオークス勝ちがある。
とても素晴らしい成績。
産駒は、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアの
GⅠ馬がいて、活躍馬を出している。
これ以上何も言うことが無いくらいの名繁殖牝馬であり、
デビューしたほとんどの馬が、勝ち上がっています。
母18歳、2月生まれの12番仔。
産駒のポテンシャルは言うまでも無いが、
やはり気になるのは、牝馬の産駒がもう1つという点。
牡馬によくみられるパフォーマンスは、牝馬には見られない。
どちらかに偏る傾向がある馬もいるので、仕方ないが、
ここは、マイナスポイントですね。
そして、母親の年齢としても、18歳ですし、
そろそろ限界ですかねぇ~。
最後に一花咲かせたいという気持ちもあり、
シーザリオが亡くなったことで、最後の産駒となりましたが、
その意味でも、期待されているに違いない。
産駒は、ずっと角居厩舎で、
その後も関西でのトップ厩舎に所属。
てっきり今年もそうなるであろうと予想していたが、
蓋を開けてビックリ!
まさかの関東所属となりました。
「さぁ~これはどこになるのか?」
というのもありますし、
この血統ですから、有力どころの厩舎に行くことは間違いないでしょうが、
とても気になりますね。
国枝栄厩舎に決定しました。
国枝栄 厩舎は、関東だとトップの成績、
毎年30~40勝オーバーの成績。
重賞馬は、アーモンドアイ、カレンブーケドール、
ダノンプラチナ、アパパネ、マツリダゴッホ、ブラックホーク
最近では、アカイトリノムスメ
かな。
明らかに、芝のイメージの厩舎で、
クラシックディスタンスを狙う超一流厩舎。
成績もさることながら、G1馬も多数いて、
問題なし。
血統は、ロードカナロア × 母父 スペシャルウィーク
この配合は、全部で31頭いました。
この内、勝ち上がりは、15頭。
5割の確率ですが、ノーザン産で言えば、8頭いて、
未デビュー馬を外すと、7頭中6頭が勝ち上がっています。
高確率ですね。
勝ち星上位馬から行くと、全兄のサートゥルナーリア、
グルーヴィット、アカネサスといったところ。
ファミリーナンバー的には16号族で地力系。
“ 16-a ” でのGⅠ馬は、
全兄のサートゥルナーリア、クリソベリル、
半兄のリオンディーズ、マリアライト、トーホウジャッカル、
半兄のエピファネイア、クリソライト、ストレイトガール、
アロンダイト、シーザリオ、シャダイカグラ、サクラホクトオー、
サクラチヨノオ―などなど、
多くのGⅠ馬がいる系統で、申し分なし。
牡馬・牝馬共、出ている系統なので、差も無いですし、
今後もこの系統から出そうです。
牝馬での活躍も良くある系統なのですが、
何故か!?シーザリオの産駒からは、
牝馬の活躍馬が出ていない。
地力系の牝馬は、キレる脚を持ってる馬が多くいるので、
名馬になりやすい傾向があるのですが、
この産駒では、それが全くの逆に振れている点は、
驚きしかありません。
本来は、牡馬の地力系は重いイメージなのに、
なぜか!?スピードを持っている馬が多いのが特徴です。
ですから、シーザリオ系に関しては、
特別な部分があると判断しています。
静止画としては、バランスよくイイ立ち方。
動画としても、踏み込みも良く、スムーズさも、まずますで、
まとまっている感じ。
ただ、飛びぬけていい感じはなかったです。
最初の動画で、ラドラーダの20と歩いていたが、
どちらかというと、こっちの方が動きがよかったように感じました。
測尺としても、今後の成長を考えると、牝馬なら十分ですね。
これで募集価格は、7,000万円 1口 175,000円
まぁ~これに関しては、牝馬と言えど仕方ないでしょうね。
産駒が勝ち上がり率も高いですし、
サートゥルナーリアがいて、リオンディーズもいるし、
エピファネイア、と日本を代表する馬たちがいるファミリーで、
しかもシーザリオが亡くなっているだけに、
この産駒は、貴重な存在。
もう少し、盛ってくるような気もしていたが、
このデキなら、こんなもんでしょう。
兄たちと比べるとかわいそうですが、
牝馬の姉たちとなら、それほど悪くないように感じましたし、
その中では、一番よかったですよ。
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エピファネイア
リオンディーズ
サートゥルナーリア
シーリア
ファーストフォリオ
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比べるのはおかしいかもしれませんが、
どうしても、ラドラーダの20と条件的にも似ているせいもあって、
「選べる状態なら、どっちかな!?」
って考えてしまうが、厩舎や、デキで考えると、
シーザリオの20の方が、若干 上のような気がする。
無事に引退すれば、繁殖牝馬としては保証されていますが、
ノーザンとしては、どっちも入るからいいんだろうけど、
キャロットの出資者としてみたら、こっちの方が、
成績的にも活躍しそうなんで、
産駒がクラブで募集されそうな気がするだけに、
私なら、こちらを選択しそうですね。
「まぁ~票数にもよりますが・・・。」
と、夢みたいな話をしていますが、
私には権利すらないですし、贅沢な悩みですね(笑)
それに高いことは事実ですが、
この価格なら、人気なのは間違いないですし、
母馬優先を持ってる方が羨ましいとさえ感じてしまいます。
普通に取れないことは確定してるので、
考えても無駄ですが、ラストクロップですし、
引退後の繁殖牝馬としても魅力的ですし、
競走馬としても、最後に取りたい気持ちもありますが、
私にとっては、遠い存在です。
ラドラーダ同様、どれだけの票数が入るかも楽しみの1つです。
チャンスがある×1以上の方が、チャンスです。