日本対イングランドのラグビーの試合は、日本の負けに終わった。早朝ということもあり、後半の20~30分しか見なかったが、その間に日本は4,5回ノックオンし(前にボールを落とし)、スクラムを組むとすべて押し込まれ、ラインアウトでは日本が投げても相手に取られ、素早い動きのプロとモタモタ動く高校生の試合を見ているようだった。日本がボールをとって相手のディフェンスを抜け出し一人でゴールに向かって走っていった時は後に続いて走る日本選手は一人も誰もおらず、倒された時にパスができなかった。一人でも後に続いて走って入ればトライできた可能性が高かった。日本にはやる気も全く感じられなかった。数年前は、ここまで日本はひどくなかったと思う。

 日本が何度もボールを前に落とすのは湿気や汗のせいかもしれないが、それは相手チームも同じ条件だ。よく見ると、相手チームは少しの休憩時間に手や腕にスプレーをやっていた。おそらくすべり止めであろう。日本は、様々な準備をやってきたのだろうか。

 また、日本代表の半数近くが海外出身者で、そのさらに半分は帰化をしていない選手だ。日本国の代表としての責任感や命をかけて戦うような日本人らしい気持ちは、どれほどだったのだろうか。どうも寄せ集めの感が強く、まとまりや組織力、作戦でフィジカル面を補って世界大会で勝っていくというスポーツにおける日本のスタイルもなかった。

 以前は結構強かったのに、なぜこれほど弱くなったのか見ていておどろいた。たまたま調子が悪かっただけなのであればよいのだが。

 ジャニーズ事務所の新社長は誰になってもらいたかったか、テレビ局や出版社などメディア関係者500人にアンケートを実施した結果があった(FLASH調べ)。

5位 ジャニーズ事務所の元副社長(辞任して逃げた人)

4位 松本潤氏

3位 東山氏

2位 滝沢秀明氏

1位 井ノ原氏

 みんな、ジャニタレか犯罪が行われていた当時にジャニーズにいた身内ばかりだ。私は、「新社長になってもらいたくない人」という質問の間違いかと思い、記事をもう一度見返したほどだ。

 テレビ局やメディア関係の人々の感覚や意識がこれでは、だれがどのような指導をしたとしても(テレビ局に対して第三者委員会が素晴らしい改革案を提示したとしても)、本当に変わっていくことは不可能だと思う。

 テレビ局は、「重く受け止めて・・・」「真摯に受け止めて・・・」などとありきたりのことを口にするだけで、あとは知らん顔を貫いて今まで通りやっている。「すごい」としか言いようがない。

 第三者に頼んで自社がやってきたことを検証してもらい、どうやってつぐない、今後どうやっていくのかの具体的提言を示してもらって、初めてテレビ局はスタートラインに立つことができる。今は、テレビ局の悪行がばれたままの状態だ。「これでおしまい」などありえない。シラーっと今まで通りの番組作りをしているが、「無知(何もわからず感じず)は罪」とよく言ったものだと思う。

 ジャニタレは、ジャニーズ事務所によるテレビ局への圧力や脅し(テレビ局側からすれば「忖度」)によってテレビに出演できるようになり、引き続き多くの番組にこれでもかと日常的に出演している。いわば、不適切な悪いルートで今の地位を築いたタレント達である。それはいったん清算しなければいけない(ジャニーズ事務所を解散し、ジャニタレ達は他の芸能事務所に分散して活動する)。そして、一から正常なルートで芸能活動を始めるのが当たり前のことだ。もしジャニタレ達が本当に才能や能力、魅力があるならば、すぐに今の人気を取り戻せるだろう。

 テレビ局とジャニタレ達が、一向に動かない。口で「ごめんちゃい」と言うだけで、逃げ切ろうとしている。国民はもちろん、大企業のコプライアンス担当者や海外のメディアなど、全員で不適切な点を指摘して不正行為が許されないようにしないと、日本は何でもありの混沌とした社会になっていくだろう。

「ネスレ日本」の元代表取締役社長兼CEOでビジネスプロデューサーの高岡浩三氏が、次のように語っていた。

「私は、ネスレのガバナンスとコンプライアンス規定の観点から、キットカットと言えども一度もジャニーズのタレントをCMや販促に起用しなかった。私からすると、今回のジャニーズ問題はBIGモーター社と損保ジャパンの癒着問題と重なって見える。(中略)今更、ジャニーズ事務所のタレントと契約しないという大手クライアントこそ、この手の問題を知っていたはずだし、知らなかったとしたら恥ずべきことだ。それ以上に、日本のメディアはクライアントの不祥事や人気芸能事務所の問題に蓋をして、事が起こってから白々しく報じる体質だと理解しておくべきだ」

 他にも、実態や本質について包み隠さずはっきりと話していた。彼のように全く忖度なしの思考で嘘やごまかしのない発言をきちんとできる人が、日本のエンタメ業界(テレビ局、司会者、コメンテーター、すべての芸能人、芸能事務所、制作会社、関連企業)には存在しない。テレビに出ているすべての人が、多かれ少なかれ、いまだに忖度した(遠慮するような)発言、あるいは偽善的なカモフラージュ発言を行っている。

 ジャニーズ事務所の新社長には、高岡氏のような方が適任だと思う。少しでもジャニーズと関係のあったほとんどの芸能人やメディア関係者では浄化できない。

 加藤鮎子こども政策担当大臣が代表を務める資金管理団体が、令和3年の政治資金収支報告書に、政治資金規正法の上限(150万円)を超える250万円のパーティー券収入があったと記載していたことが分かった。加藤氏は、記者会見で収支報告書を修正する意向を示した。

 泥棒で捕まった後に盗んだ物を返せば、罰せられないのだろうか。

 政治家によるこの類の違法行為は日常的に発覚するが、なぜ警察は捕まえないのかいつも不思議に思う。

 ジャニーズ事務所が、新たに「被害者救済委員会」の設置と補償受付窓口の開設を発表した。今後1年間、広告や番組などの出演料を事務所では全く受け取らずに全て所属タレントに支払うということも併せて発表した。ジャニタレたちは、全く関係ないから応援お願いしますということだろう。ジャニタレ達をこれまでのように多くの番組に出演させることについて、ファンは別にして一般の国民はどう感じるだろうか。

 現在テレビに出演している多くのジャニタレ達は、元検事総長達による調査報告会見や副社長が逃げる前にデビューし今の地位を得たタレント達だ。いわば、忖度営業によって生まれたジャニーズ事務所の遺物(「夢のあと」)である。演技力があるから、レポートがうまいから、名曲だから、旅番組でのコメントがうまいから、面白いことを言えるから、司会がうまいから選ばれて出演しているのではない。「ジャニーズ事務所」だから、彼らは多くの番組に出演できていた(テレビ局の社長への脅しや現場レベルでの忖度の強要等によって)。あのような演技力で大河の主役などはおかしい。あのようなアドリブ力で大きな歌謡祭の司会に選ばれるのもおかしい。あのような表現力や声の出し方でレポーターなどに選ばれるのもおかしい。あのような専門知識や情報量、思考力や論理性でコメンテーターに選ばれるのもおかしい。お笑い芸人なしでは成立しない冠番組をやっているのもおかしい。そこにいるだけでグループや視聴者に気を遣わせるのに旅番組や歌番組に高確率で同伴できているのもおかしい。個性や才能に乏しいジャニタレたちに、少なくとも私はダークなものを感じ、テレビの画面を直視できないのである。

 才能や能力に関係なく、ジャニーズ事務所からの脅迫まがいの営業(忖度の強要)によって出演のチャンスを獲得し、今日のような異常なまでに多くの番組に出演できるようになったジャニタレ達は、健全で正常なルートpでテレビに出られるようになったタレント達ではない。こういうと、事務所幹部たちは「彼らは一生懸命やってきた」というだろうが、それはジャニタレ達が生まれた構造と関係ない。デビューしようとしている卵たちは皆頑張っている。頑張るのがすべての人にとって当たり前のことで、その中でもなぜジャニタレは今の地位を気づけたのかという話である。

 不適切な方法で今の地位を得たジャニタレ達は、いったん清算しなければ(ジャニーズ事務所を解散し、ジャニタレ達は他の事務所に分散し、一から出発する)、自分たちのプライドが許さないだろうし、視聴者もダークなジャニタレ達をこれからもずっと見たくないだろう。個性も才能も魅力もないジャニタレがいたとしたら、それらも淘汰されてテレビ番組、エンタメ界もようやく正常化に向かうと思う。

 東山新社長の隣で自分は被害にあったというJr.が、(東山氏が)性加害を知らないというのは嘘だという証言も出てきた。彼については、次々に証言が出ている。

 もし事実であり、事が行われていたとすれば(本当に強制的に陰部をくわえさせていたとしたら)、ソーセージの話はアウトだ。嫌とは言えない関係性であったことや、相手が嫌と感じればハラスメントとなることから、仲の良い友達同士の悪ふざけとは異る、犯罪行為である。「アッコにおまかせ」に出演していたゲストたちは、仲間内の単なる悪ふざけだとしたが、これこそジャニーズ事務所やジャニタレ達に対する黙認を超えた擁護であり、まさしく忖度だ。いまだにこれだから、強制的に第三者が対応しなければ、芸能界から忖度を無くすことなどできないのである。

 話を戻すと、ソーセージの話は被害者が告訴するに値する事案だと思われる。時効が成立していて受理されなくても、どのような性質の違法行為が誰によって行われていたかを明らかにし、公表することは、被害者にとっても今後のエンタメ界にとっても重要であろう。

 さて、この件についてテレビ局は追及するだろうか。それとも、また沈黙するだろうか。テレビ局の態度によって、ここ1週間のテレビ局による立派な発言が演技だったのか本気だったのかがわかるだろう。違法行為の疑いがあることについては、沈黙してはいけない。

 TBSの安住アナウンサーが、「メディアと芸能事務所、特にキャスティングに関するルールは、ぜひこの機会に禁止事項などルールをしっかり作るべきだと思っております」と語った。とてもよい提言だと思う。

 ルールを作る際には、今まで罪(事実上のほう助)を犯してきたジャニーズ事務所とテレビ局が対話?をして作るのではなく、メディアと利害関係のない内外の専門家(研究者や大企業のコンプラ担当者)などで作る第三者のチームが定め、そのルールはTBSだけではなく全てのテレビ局と芸能事務所(吉本興業などお笑い事務所も含む)、番組制作会社、政治家たちの共通のものとしなければいけない。

 ジャニーズと関わってきた年配の芸能人たちも当時の実態を話し始めたり、新社長の東山氏のジュニアに対する態度などについて語るタレントも出てきた。

 一方、ジャニーズへの批判を、「いじめだ」「ジャニーズたたきだ」と、またCMを降りた企業に対して「正義ぶっている」などと表現する芸人も出初めてきてた。事実に基づく健全な批判や契約における権利の行使に対して、こういう論点外しのような感情論を言うことから、炎上や口喧嘩が始まるのである。的外れな感情論は、焦点をぼやけさせ、議論を混とんとさせる(悪いことをしてきた人々を逃がす)ことになる。無責任なコメンテーター達は軽率な発言は控えなければいけない。

 7日の会見後、実態を知る多くの(ベテラン)芸能人やコメンテーターをやっていない弁護士、内外の独立したメディアの人々、海外の専門家等々、この問題について多くの人々の話を聞いてきた。それを受けての私の結論は、ジャニーズは解体(解散?)したほうがよいというものだ。所属タレントたちは、分散して他の芸能事務所に入るのがよい。仮に受け皿として新しい事務所を作ったとしても、今のジャニタレがたくさんいるとそこが権力を持つので、必ずテレビ局による忖度が生じる。そして徐々に、事務所からテレビ局に対して「お願い」→「脅し」→「命令」となっていくだろう。だから、ジャニーズ事務所の解体というか解散(事務所を無くすること)がベストだろう。被害者への聞き取りや補償は第三者委員会が行う。メリー氏はお金を出すだけにする。そうするとすっきりするし、過去を清算できる見通しが立つ。

 東山氏や井ノ原氏は、「能力があって頑張ったから売れたのであって、忖度だけでは売れない」という趣旨のことを話していたが、そうであればジャニタレ達は他の芸能事務所に分散し、ジャニーズ事務所という看板に守ってもらわなくても、売れるだろうから問題ない。彼らの言葉が詭弁だったとしても、新しい事務所の人が頑張って売り出してくれるだろう。タレントが一か所に集まってしまうと、必ず要求や忖度が生まれる。

 今日のNHKの「うたコン」にもジャニタレが出ていたが、「あのジャニーズ事務所の人たちだ」、「過去の幹部たちが作り育ててきた人たちなんだ」と思うと、凝視することができず画面から目を背けてしまった。下を見て歌だけ聞いていた。別にそのジャニタレの人たちが嫌いなわけではないので、うつむかれるようなことをされる彼らがかわいそうに感じたし、そんなことをする自分に対しても嫌な思いがした。それでも、明るく元気に踊る彼らを私は見ることができなかった。人の感情って、そういうものなのだろう。

 ジャニーズは解散しかないと思う。それが誰にとってもベストの判断となるだろう。

 内閣改造で、外務大臣は女性になりそうだ。麻生氏のような強面で攻撃的な男性に比べて、韓国や中国は対面での話し合いの際にはこれまで以上に強い言葉、強い内容、無茶苦茶なことを言いやすくなるのは確かだろう。

 事実も科学も論理も正論も全く関係のない韓国や中国相手に、どうやってやりあっていくのだろうか。