「ネスレ日本」の元代表取締役社長兼CEOでビジネスプロデューサーの高岡浩三氏が、次のように語っていた。

「私は、ネスレのガバナンスとコンプライアンス規定の観点から、キットカットと言えども一度もジャニーズのタレントをCMや販促に起用しなかった。私からすると、今回のジャニーズ問題はBIGモーター社と損保ジャパンの癒着問題と重なって見える。(中略)今更、ジャニーズ事務所のタレントと契約しないという大手クライアントこそ、この手の問題を知っていたはずだし、知らなかったとしたら恥ずべきことだ。それ以上に、日本のメディアはクライアントの不祥事や人気芸能事務所の問題に蓋をして、事が起こってから白々しく報じる体質だと理解しておくべきだ」

 他にも、実態や本質について包み隠さずはっきりと話していた。彼のように全く忖度なしの思考で嘘やごまかしのない発言をきちんとできる人が、日本のエンタメ業界(テレビ局、司会者、コメンテーター、すべての芸能人、芸能事務所、制作会社、関連企業)には存在しない。テレビに出ているすべての人が、多かれ少なかれ、いまだに忖度した(遠慮するような)発言、あるいは偽善的なカモフラージュ発言を行っている。

 ジャニーズ事務所の新社長には、高岡氏のような方が適任だと思う。少しでもジャニーズと関係のあったほとんどの芸能人やメディア関係者では浄化できない。