1982年の今日7月1日『2222Picnic』が発表されました。僕がリアルタイムで発売日に買った記念すべき1作目です。

“あるある”だと思います。

LPで買い、音蔵シリーズでの初CD化で買い、高音質になったリマスタリングCDを買い、紙ジャケCDを買い・・・その他アルバムBOXセットの中の1枚もあり...何ならばうち1枚なら、どなたかにお譲りしようと思えば...  (思いませんうさぎクッキー

 

 

 

インストゥルメンタル(instrumental)

後追いでの経験と、当時のFMでのLIVE収録放送で聴きました。→ チューリップは既に70年代から、Overture(オーバーチェア)的な演奏から始まるコンサートがその歴史のなか幾つかあります。

 

これ(歌を伴わない楽器のみの演奏)をレコードの1曲目に置いているのがオフコースの『over』(1981年)

 

Tulip (←アルバムジャケット表記→)『2222Picnic』も、この手法を取り入れています。他にパッと思いつくのは浜田省吾『PROMISED LAND~約束の地』 海援隊『だから ひとりになる』 いずれも同1982年の作品です。

 

僕の記憶の改ざんがなければ、財津さんと薫さん、浜田省吾、鉄矢さん、それぞれ皆、この年オフコースの日本武道館へ足を運んでいます。拓郎さんも足を運んでいました。拓郎さんはこの年7月27日に王様達のハイキングIN BUDOKANを開催しました。この時 Overtureとして「夏休み」が選ばれました(続いたのは「春を呼べⅡ」) 

 

拓郎さんが日本武道館でハイキングした年、TULIPは、よみうりランドでピクニックでした(=通算1000回目のコンサート

 

 

 

 

2222Picnic』1982.7.1

『2222Picnic』←アルバムジャケット表記

1. 美しい星~

2. ~2222年ピクニック

3. 星をちりばめて

4. 心の中は白い画用紙

5. 星のコラージュ

6. 君の季節

7. VOLUME・10(FULL)

8. ホロスコープ・ラブ

9. 生まれる星

10. アルバトロス

 

4. 作詩:財津和夫 作曲・歌唱:姫野達也

5. 作詩:伊藤薫 作曲:安部俊幸 歌唱:伊藤薫

7. 作詩・作曲・歌唱:宮城伸一郎

8. 作詩・作曲:安部俊幸 歌唱:姫野達也

※「詩」は歌詞カード表記

TULIPらしさを感じられる嬉しい1枚です。

同時にチューリップらしくない1枚であるのかもしれません(後述)。

 

歌詞カード併記 「平和な国の反戦歌」

 

参考「涙を越えた悲しみ」

 

 

全10曲のうち4曲に「星」という言葉が入っています(うち1曲はインスト)&ホロスコープ(〔地平線+観測する〕が語源:占星術:ギリシャ語) 

また「宇宙」という言葉も複数曲で複数回登場します。

 

70年代からのファンの先輩方の言葉の中に当時を振り返って「財津さんは宇宙へ行ってしまった」とちょっと嘆いている書き込みを拝見拝読したことがあります。もう今だから面白くて微笑んでしまいました。吉田さん上田さんがそこに居ないだけでなく、別物感がきっとすごかったんだろうな、と思います。僕はそれをその違和感や悲しさ?をまったく感じることなく、。。。

あ、でも、1985年にそれを体感しました。

でも踏ん張りました。

そして今日の日を迎えられました。

 

 

 

TULIPが宇宙へ、そして地上に帰還するまではこちら物申す

 

財津さんは、自身のラジオ番組で今年5月(辺り)「録り直しが出来るものなら全部再レコーディングしたい。でも全部は無理だから10曲!」(要点)と呟いていました。

オンラインイベントでも過去作の聴き直しタイムで、改めてチューリップの歌の良さにしみじみしつつも「下手ですね~」とよく漏らしていました。

この観点というか聴点とは異なりますが(アレンジの風味で)「2222年ピクニック」が10曲の中に入っていましたら個人的にはニンマリです。※ただでさえ2期曲が眼中というか耳中に無いと思われます(笑)

 

 

 

 

無理矢理関連付けをしましたのでおかわり

(既筆)

さださんはこの年12月アルバム『夢の轍』を発表しています。知る人ぞ知る1曲「償い」が収録されている作品です。 A面5曲目「前夜(桃花鳥ニッポニアニッポン)」で佐渡島のトキに眼差しを向け、同時に当時の日本の日常と行く末を見つめていました。

 

財津さんは、「アルバトロス」(アホウドリ)(絶滅危惧種)をアルバムの最後に置きました。歌詞カードに添えた「平和な国の反戦歌」と併せて、当時の意識、その視界に何が入り込み、どう心の中で言葉に変換し、そして歌に託していたかを体感できます。

 

 

・・・と何やらひとり高尚めいた事を書いたのに、併せてどうしても書かないではいられないことをここに記録しておきます。

 

このブログで「エロい」と検索をかけると財津さんソロの「二人だけの夜」が高確率でヒットします。今日改めて気が付きましたが『2222Picnic』の3曲目もエロかったです。目がハート

 

 

 

 

 

 おまけ(再筆)

もう、かつての話。

ブログを始めるにあたって登録を進めた折、その店名といいますか屋号が必要だったのでさほど深く考えず、その時浮かんできたのが〈2222picnic〉だっただけなのです。

まさかそれがハンドルネームになるとは思っていませんでした。

 

アルバム・タイトルは『2222Picnic』←Pが大文字、歌のタイトルが「2222年ピクニック」。TULIPのそれとは一応微かに表記が違うのです。

そういうことなのです不安

 

 

 

ここまでありがとうございました気づき