空がひび割れて嘘が落ちてくるとするならば、きっとそれはこんな曇天ではないだろう。だから今日は大丈夫。晴天は待てずとも夕暮れが来る。そしてその頃、今日久々に、あの声と雄姿に身体と心まで覆いつくしてもらおう。

 

と。

 

夢見がちなポエムを下書きしておいたら、それどころではなかった「もっと強く叩けないのかいっ!?」も裸足で逃げ出す土砂降りRainy Day.

※解説:長渕剛やみゆきさん関連の言葉をちりばめヤマハっぽさを醸し出しました←とても難解

 

 

2023年5月7日(大型連休最終日。

ここ2年ほどの生ASKAの不足を解消解決補充充電すべくコンサートへ行って来ました。

 

松戸市文化会館

なじんでいる

馴染ませている名称は

(松戸)森のホール21

 

財津さんや、こうせつさん。そして4月の松山千春と都合に恵まれず、ASKAでようやく叶いました。

 

ASKA Premium Concert Tour

 -Wonderful World-

2023年5月7日

森のホール21(千葉県松戸市)公演

セットリスト】の記載があります

注意

 

 

 

さて。

 

「松戸」と名の付く駅がそこそこあります。

 

松戸(常磐線・新京成線)

新松戸(常磐線・武蔵野線)

東松戸(武蔵野線)

北松戸(常磐線)

 

森のホール21の最寄り駅は

このいずれでもありません。

 

新京成線 八柱駅あるいはJR武蔵野線 新八柱駅 “やばしら”と読みます。この駅に辿り着くには各駅停車しかありません。そこそこめんどい場所のような気がします。しかも武蔵野線は高架電車なので、雨風が強いと「よし!今日は休み~」と決意を固める昭和の学生堅気な電車な趣があります。すぐ徐行運転、安全第一で運転見合わせになります。天候に注意留意、迂回対策が必須です。

※個人の感想

 

 

何を隠そう1年ほど、職場の最寄り駅がここだったことがあります。LIVE DVD『CHAGE and ASKA Concert Tour 2007 DOUBLE』を出勤前に、特に「can do now」を聴きまくり観まくっていた頃でもありました。人に、僕にも歴史ありです。

 

そんなこんなでお察しの通り、東京国際フォーラムではなく敢えてこの森のホール21にしたのでした。

 

コンサート翌日である今朝の様子。

 

昨日はこの3倍の放水量があったと思います。移動にすこぶる適しておらずこの大雨には参りました。強風もフィーチャリングされていて濡れまくりました。

 

そこを想定して靴下は履かずに出発しました。会場についたら装着しようと目論みました。しかし...靴の中が浸水状態で今から履いても余計にソワソワするだけで断念しました。今後の課題です

 

 

 

地球が初めてや不慣れな人に。

森のホール21は、新京成線だと北口に位置していますが南口に出る階段を下りていきます。

 

武蔵野線は改札は一つしかありません。南浦和方面から来る場合は電車後方、西船橋方面から来る場合は電車先方に乗車を強くおすすめです。

 

新京成線 八柱駅 and JR武蔵野線 新八柱駅は隣接してます。

 

森のホール21までは、触れ込みですと徒歩15~20分。そこそこ駅から離れています。が、方向音痴に長けている僕をしてもそれをいかんなく発揮するのを拒む道程です。つまり...

 

改札を出て左。

道なりに歩みを進めれば大丈夫です。

 

 

 

道なりに進み4つ目の信号手前

=さくら橋手前で記念撮影。

遠景の白い建物森のホール21です。

 

※この瞬間も雨がポツポツ風ビュンビュンでした。でも今回から「これ」をコンサートで訪れた場所でやろうと思っています。※※風にあおられチケットが飛んで行ってしまったり、獲物と間違ってカラスに強奪されてしまったりの痛恨号泣な危険性を全否定できません。

よってコンサートが終わった帰路で今後敢行です。

 

 

さくら橋を渡ります。

やはり左に折れます。

高架下アンダーパスをいざ進めば

森のホール21待ってろよ

電光石火で「もうすぐだ」!

この1枚は...

このオマージュです。(笑)

 

 

そして~

 

到着です。高校時代ワンダーフォーゲル部でならした脚力が功を奏しました。※史実

 

コロッセオを彷彿させる外観です。館内も綺麗です。がしかし!トイレ個室はその歴史にあやかってか和式です。しかも...3階席フロアに至ってはトイレがありません。※今回、僕は3階席でした。

ううむ→詳細[ここ]をクリック

 

3階から2階へは、ワンゲルでならした脚力を持つ僕をして、結構な勾配距離があります。休憩時間があれば、意に身体に関係なく行きたくなるに違いない。しかしトイレは遥か先。ううむ。

 

ASKAの休憩時間トークも楽しみの一つです。

 

よし!

今日はトイレ退席せずフルで堪能しよう。気持ちを固めておけば案外そんなもんだろう、です。きっと。 今後のために「行かなくても大丈夫だ」という実績を積もうと決めました。

 

第1部10曲目 C-46

嬉しい選曲。勤務先が八柱になる前の部署でシングルを一人の時間、流していました。アルバム未収録の「Born the trap」(CHAGE楽曲)も思い出されました。音楽は一瞬にして場所を越え、時間を巻き戻し、でもそして明日への活力を与えてくれます。

 

曲数的にも「ここで休憩かな」と思いきや...はじまりはいつも雨が続きました。さざ波のような拍手がステージに向かって届いていきます。

 

なるほど、これでインターバルか...。

いいやまだまだ。

 

胸の中の葛藤を絞り出し

感情をこらえきれず、

溢れさせ叫びあげていくしゃぼん

 

 

ASKA曰くツアーに向けて候補となる曲を50ほどリストアップするそうです。時にその中にない曲を急遽「演ろう!」とASKAが号令をかけることもあるそうです。それに対応するバンドメンバーを笑いをもって労います。そんな話をしながら...

 

「ここで今日の半分くらいに来たかな。汗かいてきたし、ちょっと俺、座るからさ。皆さんもお好きにどうぞ!」(概要)

 

来た!この時が!!

トイレにダッシュしました爆  笑

 

 

◇時間が前後します。

さて今回の1曲目。

 

まず緞帳をスクリーンにしたムービーが映し出されました。往年のチャゲアススタイルなオープニングです。4K画像のグレート・ネーチャー的な映像にメンバーの名前が紹介されて行きます。

荘厳なストリングスが耳に胸にずしんと響き渡ります。

ゾクゾクです。果たして1曲目は...

 

静寂。

 

 

 

飛鳥

 

 

ASKAの雄たけび

 

 

 

 

 

 

 

Tripきたーーー

 

 

勝手にもう「Trip」はもう喉の具合、年齢的に、もう難しいんだろうな、、、と思ったことがある僕を「いやいや待ってよ、どうよ、これで」と言わんばかりのボーカルでした。来てよかった。本当によかった。会場の盛り上がりも凄かった。

元をもう取れた気分です。

 

ASKA「今日はみんなで突き抜けよう!」

 

 

 

 

新録音よりもブルージーさを濃く纏った歌い出し

太陽と埃の中でに続いた

モーニングムーン

 

 

うぎゃーーーーー」という感じでした←的確に表現できないほどの盛り上がりでした。肘から先が取れちゃうんじゃないかってくらい拳を振って身体を揺らす女性があちらこちらにいました。

 

ライティングはTVでは放送出来ない強烈な閃光、点滅を轟かせました。すっごかった

 

 

チャゲアス楽曲を目立たせてしまう記載で恐縮ですが、やっぱりいぶし銀だからしょうがない。

 

でもですね...

自分じゃないか

青い海になる

東京

どんな顔で笑えばいい

今がいちばんいい

負けていません。

 

昔の歌だけを聴きたいわけじゃないし、新しい歌だけでもそれは淋しい。「いい歌」「好きな歌」に、昔であるとか今であるとかといった分類を、聴き手の僕がまずは越えたいものです。

ASKAはそれに応えられる歌い手なので。

 

 

 

ASKA Premium Concert Tour

 -Wonderful World-

2023年5月7日(

森のホール21(千葉県松戸市)公演

セットリスト

 

 

1.Trip

(1988年『ENERGY』)

2.自分じゃないか 

(2022年『Wondeful World』)

3.地球という名の都

(2023年『Ⅴ』澤野弘之プロジェクト)

4. こんなふうに

(1997年シングル『着地点』3曲目)

5.憲兵も王様も居ない城

(2020年『Breath of Bless』)

6.LOVE SONG

(1989年『PRIDE』)

7.風の引力

(1997年『ONE』)

8.どうしたの?

(2020年『Breath of Bless』)

9.青い海になる

(2020年『Breath of Bless』)

10. C-46

(2001年『NOT AT ALL』)

11.はじまりはいつも雨

(1991年『SCENE Ⅱ』)

12.しゃぼん

(2017年『Too many people』)

 

 

小休止

ASKA

今度親子で来てくれた人は

チケット代を500円にします。

(初めての人、若者割引き)

席は最前列。ホテル代無料。

検討中だそうです笑

 

13.You raise me up

(ジョシュ・グローバンのカヴァー)

DAVID FOSTERとの共演LIVE楽曲から1曲

 

14.Wonderful World

(2022年『Wondeful World』)

15.東京

(2017年『Too many people』)

16.太陽と埃の中で

(2022年『Wondeful World』新録音)

17.モーニングムーン

(1986年『TURNING POINT』)

18.どんな顔で笑えばいい

(2022年『Wondeful World』)

19.今がいちばんいい

20.On Your Mark

(1996年『CODE NAME2 SISTER MOON』)

21.I feel so good

(2022年『Wondeful World』)

 

 

アンコール無しパターン公演。

PRIDE未歌唱ですがASKAの喉

絶好調の夜でした。

ぜんっぜん文句なく

突き抜けました、

僕の満足度。

 

ここまで

ありがとうございました。

 

おまけ