20代でマイホーム購入できる!プロによる資金計画・貯蓄節約術 -19ページ目

保障の選び方〜がん保険〜

こんにちは!FP中川です。

マイホームを買うためのお金を捻出するには生命保険の見直しが一番効率的です。
しばらく生命保険関連の記事が続きます。

遺族年金については理解されましたか?

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がんになったらいくらいくら必要なのか・・・
よくわかりません。

ただ、がん保険はかならず入っておいた方がいいです!

いつ誰がどこでがんになるかわかりません。

僕のいとこは11歳で小児がんに、お客さんは26歳で子宮頸がんになりました。


たとえがんになっても2週間で退院するという現状です。

入院給付金をたくさん保障していてもそれだけでは足りないかもしれません。

そこで、最近のがん保険にはほとんど「診断給付金」というものがついています。

お医者さんに「がんですよ」と言われるともらえるお金です。

入院できる日数が短くなってます。

普段通り仕事をしながら通院の放射線治療だけで治すというパターンもあります。

診断給付金だとどちらの場合も対応できます。
もらったお金を自由に使えるからです。

では、診断給付金いくらあればいいか?ということですが、これは正直な話わかりません

かかるがんと選ぶ治療法と見つかる早さで全然変わってくるからです。

その中で基準として考えたのが、高度先進医療の中の「重粒子線治療法」です。

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◆重粒子線治療とは(出典:「切らずに治す重粒子線がん治療」のホームページ)
がんの位置、大きさや形状に合わせて線量を調節し狙い撃ちできる重粒子線治療とは、線量の集中性が高い、あるいは細胞致死効果の高い重粒子線を使ってがん 病巣を集中的に攻撃し、切らずにがんを治す最先端治療です。手術をしませんので、体にやさしく、早期の社会復帰ができ、QOL(生活の質)を重視した、現 代社会の要望に応えた治療法といえます。
 しかし、重粒子線治療は全てのがんに適応できるわけではありません。特に、胃や腸のように不規則に動く臓器、白血病のような全身に広がっているがん、広 く転移したがんおよび既に良好な治療法が確立しているがんには適応できません。対象となるのは、局所に留まっているがん、悪性黒色腫のように通常の放射線 が効きにくいがん、手術の難しいがんなどです。
 重粒子線治療の特徴をまとめますと次のようになります。

・痛みを伴わない
・臓器の機能や体の形態の欠損が少い
・容姿、容貌を損なわず、傷跡も残らない
・高齢者にも適用できる
・副作用が少ない
・早期なら根治可能
・X線では治療困難な、深部がんにも適用できる
・社会復帰までの期間が短い



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この「重粒子線治療」をすると自己負担で314万円かかります。

もしがんになってもこの治療法を選択できるように診断給付金は300万円くらいあればいいかと思います。

あくまで目安ですが。

しかし、がん治療には病院にかかるお金以外のお金がたくさん必要になってくる場合もあります。

・付き添いの家族の交通費や宿泊費

・社会復帰費用(がん患者の4割が転職を余儀なくされ、その6割が収入減)


思い出作り費用(最後の家族との思い出の旅行や、死ぬ前にしたいことをするためのお金)来月死ぬってなったときにやりたいこともできないと死んでも死にきれません。

これらも必要になってくるかもしれません。

従って、診断給付金は多ければ多いほどいいと思います。
僕は500万円で加入しています。

最近は各社とも「先進医療特約」なるものがついてます。

この重粒子線治療などの技術料を全額保障してくれる月100円くらいの特約があります。

そういうのをつけられててもいいかもしれません。

ただ、この「先進医療特約」を請求されたケースっていうのはかなり少ない現状だそうです。

がん保障に関しても全部保険で準備しないといけないことはありませんので、掛け金との兼ね合いで調整をしてみて下さい。

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保障の選び方〜医療保険〜

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あんまり必要ないかも。医療保険。

その理由はこちら

医療保障とは、病気やケガで入院通院手術をしたときの保障です。

多くのものは入院と手術のみです。

通院まで保障する保険は少ないように思います。

医療保障もいくらの保障が必要で、それがいつまで保障されてたらいいのかを考えるのが基本になります。

ただ、他の保険にはない「1回の入院で何日まで保障されるのか」という選択や「どんな病気で保障されるのか」といった選択もあります。

たとえば、成人病の時だけ割り増しで保障を受けたいといった具合です。

ただ、保障範囲が大きくなれば掛け金も大きくなりますのでかねあいが難しいところです。

医療保障の「いくら」ですが、支出と収入減の保障を考えます。

まず、支出ですがこれは
「病院にかかる医療費」
「差額ベッド代」
「食事代」
「テレビ見たりする雑費」
を考えます。
支出でいくらくらい考えればいいかというと
医療費 ・・・高額療養費90,000円(1ヶ月)÷30日=3,000円
ベッド代・・・3,000円(1日)
食事代 ・・・全国一律780円(1日)
雑費  ・・・500円(1日)
全部で ・・・7,800円(1日)
ベッド代に関しては徳島の大きい病院はだいたい1日5,000円かかります。

でも、必ずしも個室に入るとも限りませんし、個室→大部屋という可能性もあるので0円との間をとって3,000円としています。

続いて収入減の保障です。
これも前述のサラリーマンの人は傷病手当金があります。

丸々給料が無くなってしまうわけではありません。

自営業の方は丸々かもしれません。

いくらぐらい減少するか計算します。

大まかに言うと月々30万くらいの給料の方は1日3,000円くらいの減少です。

以上のことから月々30万円くらいもらっているサラリーマンが入院すると1日あたり支出7,800円と収入の減少3,000円で、約11,000円くらいかかる計算になります

じゃあ、入院日額は11,000円にすればいいのか?ということですがここにみなさんが陥りやすい罠があります。

必ずしもぜ~んぶ保険で準備しないといけないことはありません

全部保険でまかないたいのか?

それとも起こったときに一部だけまかなえたらいいのかという価値観に応じて日額をいくらにするかを決めて下さい。


次に、保障の期間(いつまで入院保障があるのか)の選択です。

最近はよく「一生涯、一生涯」と言われています。

一生涯とそうでないものとどう違うのでしょうか?

一生涯と10年更新の違いを見比べてみましょう。

$徳島の若手ファイナンシャルプランナー中川優也のブログ


10年更新のメリット「解約して見直ししやすい」とは、見直すまでに支払った掛け金が一生涯のものに比べると安い場合が多いので、解約しやすいという意味です。

「若い内から一生涯の入院保障に入っていると、掛け金変わらなくて安心。健康な内に入っておこう。」とよく言われています。

それは20代そこそこの今の保険を70歳になっても80歳になっても使うということです。

40年も50年も60年も先で今現在の保険がその時代に合っているかどうか、わかりませんよね?

おそらくそのころには時代も保険も変わりすぎて合わなくなっているでしょう。

現に、僕がこの業界に入ってから3年も経ってませんが、どんどん新しい医療保険がいろんな会社から発売され、どんどん内容が変わっています。

「今度、こんなに新しい保険ができたから見直ししましょう!今ご加入中の保険ではカバーできない○○○が保障できるようになります!」と外交員に言われて終身で10年更新よりも割高な保険料を払っているのに、見直しをさせられるハメになってしまうのがオチでしょう。

僕は、若い内から一生涯の医療保障に入るはちょっとリスキーかなと思いますがみなさんはどう思われますか?

次に、「1回あたりの入院で保障される日数」ですが、入院の9割以上は60日以内で終わっています。

がんでも4割程度の方が2週間で退院している現状です。

長い日数保障される保険に加入して少し高い掛け金を支払うより、日数を短くして掛け金を抑えたほうがいいと思います。

どうしても長期入院が心配な人は120日を選ばれるといいと思います。

最後に「病気によって割り増し保障」を設定するかですが、割り増し保障には以下のようなものがあります
3代疾病保障特約(がんや心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になったら保障します)
生活習慣病保障特約(高血圧や糖尿病で入院手術すると割り増し)
女性疾病保障特約(女性特有の病気になると割り増し)

自分が必要だと思ったものを追加しましょう。
しかし、生活習慣病や女性特有の病気にかかったからといって、医療費が他の病気に比べて多くなるかどうかは疑問です。

次はがん保険です。

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保障の選び方〜一時的資金の保障〜

こんにちは!FP中川です。

マイホームを買うためのお金を捻出するには生命保険の見直しが一番効率的です。
しばらく生命保険関連の記事が続きます。

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一時的資金の保障とはひと言で言うと残された人に迷惑を掛けないようにする保障です。

自分のお葬式関連の費用
遺族の生活立て直し資金
ローンなどの精算費用など

自分のお葬式関連費用はお葬式代、お坊さんを呼ぶ費用、香典返し、墓地や墓石・仏壇や仏具を買う費用です。

これらの中から必要なものを考えます。
たとえば、すでにお墓がある場合はお墓の費用は考えなくてもいいですね。

遺族の生活立て直し資金は、突然収入がストップしてしまいます。

その間の生活をまかなったり、社宅などに住んでいて引っ越しが必要であればその費用だったりします。

前述の遺族年金は、「ください」と手続きしてから受け取るまでに3~4ヶ月かかります。

その分の生活費は必要になるかと思います。

ローンなどの生産費用は自営業の方で、仕事をするのに借金をしている場合の精算をするための費用です。

これも、葬儀関連費用+生活立て直し資金+ローンなどの生産費用の合計金額がいくら必要で、それがいつまで保障されていればいいのかを考えます。

でも、全部保険でしなくてもいいです。

現金が準備がある人は保険必要ないですし、半分保険、半分貯蓄なんていうのもありですね~。


続いて、医療保障の選び方です。

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