心に寄り添ってくれて

的確なアドバイスをくれて

同じ方向を向けるケアマネージャーに出会えたこと。

母と父と娘を抱えた私にとってとても大きいことでした。

 

介護を乗りきるためには周囲のサポートが必要だけど、

その反面、どれだけ「助け」を求められるかも重要だと思いました。


忙しさのあまり必要な情報を収集する時間が取れず、

「誰も分かってくれないから」と諦め、孤独と戦う。

母がいたときはもちろんそういう時間もありました。

辛そうにしている母の体をさすったり、明るく振る舞うことくらいしかやれることがなかったから。


でも、父のことに関してはがんがん動いて、情報もどんどんインプットしました。

とにかく足でかせぎました。


それは、私が止まったら全てが止まるから。

そして、私だけでなく、娘も夫も、そして父自身にも暗い未来しか見えなかったからです。




   

 

 

 

この記事の続きダウン



ケアマネに主治医の見解を報告


全幅の信頼をおいているケアマネさんダウンに、ベビーカーのまま会いに行った。



アキ「急にご訪問してすみません」

Oさん「いえいえ!先生がなんとおっしゃるのか、僕も気になっていたんで」

ほら、その返しがもう心遣いに溢れてるおねだり飛び出すハート



すでにここのデイに朝から来ている父に会わないよう、入口手前の応接室に入れていただいて、主治医の話(前回記事参照)を伝えた。


・まずはOさんに相談して、介護保険施設をあたるように言われたこと。

・精神科入院はハードルが高いこと。

・認知症の定期通院(次回は来月予定)は、施設入所したら行かなくてもいいこと。


これらを話している間、メモを取りながらふんふん聞いてくださったOさん。


その後、いくつかのパンフレットを机上に出し、

「ゲンさんはお元気ですし、体も動けます。僕は"グループホーム"が一番合うんじゃないかと思います。これ、僕が面識のあるホームの担当者です」

と3名の名刺のコピーをくださったメール


私の狭くて浅い理解なので違うところもあると思いますが、ざっくりのご参考まで指差し



グループホーム

・要支援2以上なら入居可(この時点で、父は要介護1)。

・9人を1ユニットとして共同生活を送る。

・部屋は原則個室。日中は共用エリアで懇談したりレクリエーションをしたりする。

・入居者ができることは自分で、というスタンスが多い。

・住民票登録がある自治体のホームに入所する。父や私が住むところは施設数がとにかく"少ない"!10ちょっと。

・最大の難点ドクロは、常に満室でなかなか空きが出ない!待ちは年単位。とにかくタイミングと運。だいたい各施設、常に数人から10人ちょっとのウェイティングがあった。



介護老人保健施設(老健)

リハビリがたくさん

・在宅介護を目指して、自宅で過ごせるように一旦期間をとって慣らす施設。

・病院を退院してそのまま帰宅するのに課題がある場合に、老健に入ることが多い。

・難点①ドクロは、3ヶ月で退所を命じられる場合が多い。3ヶ月を越えると施設側への補助金?が減るとか?。ただ、地方になればなるほど(言い方)、3ヶ月以上入所している施設はある。

・難点②ドクロは入るための審査が比較的厳しめで、「健康診断」を課される施設もある。



有料老人ホーム

・数えきれないほどの施設があるので、民間の仲介会社を利用して無料で紹介してもらう。

利用料(特に初期費用)も介護の質もピンキリ。場所や利用料など要望を仲介会社に伝えてそこから探す。

・要支援1からでもOKの施設も多い。

・難点ドクロ仲介会社やその担当者によっては、マージンがたくさん入る施設を紹介されてしまう可能性もある。見る目が必要かも?



サービス付高齢者向け住居(サ高住)

・スタッフが少ないため、ほぼ自宅にいるのと同じ生活になる。

・ちょっと見守られている自宅と同じイメージ。

→ゲンさんの状況には合わない、ということで調査対象外。



特別養護老人ホーム(特養)

・利用料は安く済むが、要介護3以上に入居可。

→父は入れないので、調査対象外。







これらの説明を一通り聞いて、父の性格や我が家の状況をよく知るOさんが真っ先に進めてくださった「グループホーム」を最優先で考えていくことに決めた。



「ただ…1つ気になるところは、ゲンさんのアルコールのことです。いままで禁酒をしたことがない生活ですから、入所して飲めない環境になったときにどうなるかが誰も想像つかないですよね。

例えば、禁断症状が起きるか起きないかも含めて…その状況で入所していいよと言ってくれる施設に出会えるか、、、これがハードルになるかなと思います」


Oさんがこうして懸念事項もはっきり言ってくださって、私も「なかなか厳しくなるぞ…昇天と心構えができた。



「1日でも早く見つかるように、役所にも今朝僕の方から情報収集の問い合わせしています。前例などの連絡があったら、すぐにアキさんに連絡しますね」

そう言ってくださった。



そしてOさんの働く看多機にもグループホームがある。

「ちなみに、うちのグループホームはさっき確認したら待ち5人って言ってましたアセアセ用紙に記入していただくだけなんです。よかったら、いま申し込みされませんか?お金は発生しないですし、他にいいところが見つかったら、もし万が一順番が回ってきたとしても断ってくださって全く問題ないですから」


そう言われ「ぜひ申し込みさせてください」とその場で記入した。

(片手ではベビーカーに座る娘に授乳しながらミルクミルク笑)



ここから私とOさんによる父の施設探しがスタートすることとなるオエーびっくりマーク(2022年9月下旬)




その足で、、、



申し込みを終わって看多機を出ると、いつもの児童館の集まりの時間だったので、疲れてはいたけれど気分転換にそのまま向かった。


「あれ、今日はモモちゃんベビーカーなんだニコニコとスタッフさんやママ友に言われ、「そうなの~朝からちょっと用事があって」と返した私。

家から5分の距離だからいつもは抱っこひも立ち上がる




早起きして、

父の主治医と面談し、

ケアマネと面談しグループホームの申し込みをし、

その足での児童館。

母が亡くなってからまだ3週間も経ってなかった


もがんばってたけど、いま考えるとも偉いな驚き




  




私の経験談が、プレジデントオンラインに掲載されました。

 

このもしゅだきではまだ更新されていない、母の亡くなったあとの父のことも触れています。

 

「もしゅだきの更新が遅すぎるから待てない」

「いままでの経緯をざっと知りたい」

そんな方におすすめです合格

 

介護に携わる方、育児に翻弄されている方たちにとって、少しでもお役に立てますようににっこり

 

 

 

 

 

 




 

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