いかに義母と夫に任せっきりの1週間だったかに気づかされました。
生後8ヶ月で訪れると言われる"後追い"や"人見知り"や"場所見知り"に縁のない、コミュ力おばけの人生をすでに歩んでいる娘です。
この記事の娘バージョン
母、失格。
母が亡くなる1週間前から義母が毎日来てくれていたが、
亡くなった日の翌日からはずせない用事があり来られなくなった。
翌日の日曜夜、数日ぶりに娘の寝かしつけをすることになった私。
(夫はいつも通り、父親の寝かしつけ)
その日の日記にはこう書かれていた。
あれ?寝かしつけ方、忘れてるぞ
0歳児母とは思えない記述で自分に呆れた⬅️
亡くなる1週間前の義家族との食事会以来、一切お出かけできていなかった娘。
その次に5分以上の外出したのは、亡くなった日に弔問客を見送りに行った夜になってしまっていた。
生後8ヶ月になりつたい歩きが始まり、体力もついてきて、家にいるだけでは夜の寝かしつけにも時間がかかる。
おかあさんといっしょを見せ続けているだけではさすがに…と気になってもいた。
葬儀が1週間後になり、夫もそれまでは慶弔休暇で平日も時間がある。
父は、(ちゃんと行ってくれれば)9時~16時頃まではデイサービスだ。
母の在宅介護のためにレンタルした機器の引取りなどはあるが、葬儀までやることはあまりない。
納棺は月曜日に済ませ、母を葬儀場の霊安室に移した。
もちろん娘も連れていった、抱っこひもで。
0歳にして納棺を経験する娘、なかなかレアな人生だ⬅️
父が寝たその夜。私は夫にこう言った。
アキ「モモと出かけたい。お父さんを見送ったあとから帰ってくるまでなら自由に過ごしていいよね?葬儀まで、家でじっとしてなきゃいけないわけじゃないよね?お母さんももう(霊安室に移って)いないし」
ユイチ「アキがしたいように過ごしたらいいよ。先週忙しすぎたから、アキが行きたいところに行こう。あ、旅行でもいく?」
アキ「いやいや、お父さん帰ってくる頃にはいないと…」←というか亡くなった数日後に旅行って
ユイチ「あ、そっか(笑)」
火曜日は児童館へ。
4月から毎週火曜は、娘と同学年のベビーが集まる会に顔を出していた。
そこで、今でも続くママ友に出会えたことも私の今の支えになっていたりもする。
まず、火曜日はその会に顔を出した
夫も来てくれるというので一緒に行ってもらった。
平日なのでママの参加率ほぼ100%で、夫も一度も参加したことはない。
受付していたら、すぐ担当の女性スタッフさんが寄ってきた。
たった4日前。母が亡くなる前日に電話で泣きながらお話ししたTちゃんだった。
第一声「モモちゃん!お母さん!!あ、今日はパパもいる!会えてよかったぁー!」と言いながら駆け寄ってきてくれた。
電話を切ったあと、私のことが心配で心配でいてもたってもいられなかったと聞いてうるうる
翌日に母が亡くなったことを伝え、認知症の父のことも報告すると「そんな中で、毎週ここに欠かさず来てくださってたんですね。ママ、いつも明るいしそんなこと想像もつかなかった」と半泣きのTちゃん。
「私はいつもここにいますから。聞くだけならできますから、いつでも気分転換に来てください。1人で抱えないでくださいね」
そう言われて、どんなに救われたか。。。
(今でもTちゃんに会いに週末に児童館を利用している)
この日、たった1時間だけどママ友と目の前にいるベビーたちと戯れた
娘も10日ぶりに外出できて、お友達に会えて、言葉は話せないけどとーっても楽しそうだった
が娘。飛び抜け発育がいい
でも頭の片隅では不安が消えなかった。
母は亡くなっているのに病院から呼び出されるんじゃないかとスマホが手放せなかった。
デイサービス先の父から「キミエはどうしてる?」と電話が来るんじゃないかとどきどきした。
私は3日前に母を亡くした。
その事実を現実とは思えず、変な感覚だった。
思い描いていた育休ってこれ。
水曜日は丸1日空いていたため、父をデイサービスに見送ってから、3人で少し遠出をした。
行き先は、行ってみたかったキッズパーク。
元々フットワークが軽い私(確実に母の遺伝)。
週末は混雑しているスポットに、娘を連れて母と3人でお出かけしまくる自由な毎日。
娘が生まれる前まではそんな育休を過ごすものだと信じて疑わなかったのに。
なんでだろう。
そして、祖父母と遊ぶキッズを見るたびに「私も母とそうしたかった」とどうしても思ってしまう。
貸切状態の広いキッズパークで大はしゃぎの娘を見て、そんなことを考えていた。
私の経験談が、プレジデントオンラインに掲載されました。
このもしゅだきではまだ更新されていない、母の亡くなったあとの父のことも触れています。
「もしゅだきの更新が遅すぎるから待てない」
「いままでの経緯をざっと知りたい」
そんな方におすすめです
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