「今日はイタリアンにする?和食にする?」というノリで命に関わる決断を迫られました。

医師として、患者の気持ちに寄り添うという姿勢が明らかに欠けていました。

 

この病院に"患者の声"的な投書箱があれば、伝えたいと何度も思いました。

ただこういうヒトには、声を届けたところで何も変わらないでしょう(と思って行動にうつしていません)。

 

怒りも悲しみもやるせなさも、母を想う気持ちも、死を突き付けられたことも、、、

もう言葉にできない感情でいっぱいいっぱいで。

 

2022年の私において感情がピークになったのは、確実に「この日であり、この場面」でした。

 

 

 

   

 

 

 

(娘と私の体調不良で大幅に更新が空いてしまいました…

 介護ブログを進めたいので詳細は省略しますが、アデノウイルスから10日ほど経ってまたダウン。

 大人の40℃3日間、人生初レベルにきつすぎました。。。

 有休消化スピードが凄まじい日々を過ごしていますネガティブ

 

この記事の続きダウン 

 

 

 

15:00頃

 

 

母が病院に着いてから早6時間が経過しようとしていた。

ちなみに、まだ鎮痛剤は届かない無気力物申すダウン



 

そこまで痛いのが続くと朦朧としてくるはずだ。

母は寝ているのではなく、ただ無言になり、そのまま痛みで失神してしまうのではないかと心配になったほどだ。

 

そこへ、研修医と思われるくらい若く見えた医師(以下、若造←失礼泣き笑い)がやってきた。

 

ようやくだ、ようやく!!

6時間ほど前にとった血液検査の結果が出た。

 

 

 

母が寝ているベッドの足元に若造は立ち、話し始めた。

 

若造「あとから担当の医師が来ますがもう少し時間がかかるので、先にお話を始めます。消化器内科(だったかな?)の〇〇です」←名前も覚えてない。

 

アキ「はい」(母は隣で寝ているが痛みで朦朧としているのか、聞くに徹している)

 

若造「3日前から黄疸が出ているとのことですが、8月下旬のときダウンと同様の症状が出ています」

 

 

若造の説明はこんな感じだったと思う。

 

・食道がんの診断だったが、転移している腫瘍が大きくなるスピードが思っていたよりも早い。

・肝臓につながっている胆管のいくつかをふさいでいる状況。

・紙に絵をかいて説明された。△の肝臓にいくつも線が出てる感じ(語彙力…笑)

・今回詰まっている胆管に8月下旬にしたステントを入れる手術をもう一度すれば、ふさがっている部分が広がるので黄疸は解消すると思う。

・ただ、それが今日ふさいでいる胆管に対する処置なので、次々に別の胆管がふさがったらすべてにやるのは難しい。

・体力的にも手術的にも、対処療法的になる。

 

「やってもやらなくても正直なところ同じと思われますが、手術されますか?」

という問いかけで締めくくられた。

 

 

アキ「(母の方を見て)どうする?」

 

キミエ「・・・いま(痛すぎて)考えられない」

 

アキ「痛かったんだよね、手術」

 

キミエ「(無言でうなずく)」

 

 

手術後に通院した時、母の闘病仲間のSさんダウンに偶然お会いした。

 

母が会計で呼ばれていなくなったときに、

「お母さん、この前(8月下旬の内視鏡)手術のあと、すっごい痛がっててね。夜中痛がって何度も痛み止め打って、とても辛そうだったの。寝ているときもうなされてて。可哀想だった…」

とSさんに聞いていたのだ。

 

 

 

母は私に治療や入院の様子を詳しく話さないながらも「手術した日の夜、ほんと痛かったのよね」と聞いていたし、相当な痛みだったんだろう。

 

アキ「手術をやってもやらなくても変わらないんですか?」

 

若造「そうですね…やったとしても他の胆管が詰まったら、、、すべてにその手術をするのは難しいですから」

 

アキ「リスクがあるってことですね」

 

若造「はい」

 

キミエ「・・・やらない。痛いのもういい」(と首を横に振った)

 

アキ「やってもやらなくてもリスクがあるならやめよう。痛いの辛いもんね」

 

キミエ「(無言でうなずく)」

 

 

 

 

 

そこに声も態度もでかい医師が現れた。

 

「それは腫内(←腫瘍内科のこと)じゃなきゃわかんないだろ」

「え?なに?結論から言って」

「それ、あとにして。いま無理」

看護師さんたち全員にこういう態度もやもや


 

「患者が周りに何人もいるのに大声でこの発言驚きなんなの?!」

「こんな人がいる環境で働いてる看護師さんたち偉すぎる、私無理…」と思ってた。

 

 

 

すると看護師さんに「キミエさん、こちらです」と言われて、そいつがこっちに向かって歩いてきた。

 

そう、こいつが若造の上司だか先輩にあたると思われる医師(以下、モラハラ物申すだった。

 

 

私の心の声・・・

「げ、こいつが(今日の)担当?」ネガティブ

 

 

 

そしてモラハラは母と私に自己紹介する前に、まず若造に向かって

「どっちになった?」と聞いたのだ。

 

なんとなく嫌な予感がしたので、スマホで録音を始めようとバッグを開けてがさごそした私。

スマホで録音を始めた。

 

 

若造「(手術は)希望しないそうです」

 

モラハラ「(若造に返事することもなく母と私に話し始めた)消化器内科の××です。(バッグがさごそしてる私に向かって)・・・娘さん?いいですか?」

 

アキ「(何がいいですかなんだ?)はい、どうぞ」

 

モラハラ「先ほど○○(若造)から説明があったと思いますが、胆管の流れをよくするためには以前した手術と同じステントを入れる手術が必要になります。手術は希望しないということでよいですね?」

 

キミエ「(無言でうなずく)」

 

モラハラ「ではそういうことで。もう処置はありません」

 

キミエアキ「え?」

 

モラハラ「…??手術を希望されないのであれば、緩和ケアに」

 

アキ「そこまで聞いてません!命に関わるなんて←怒りで強めに言ったら声が大きくなった。

 

モラハラ「(若造に向かって)え?」

 

若造「え、あ、いや・・・話したつもりですが・・・」

 

キミエ「聞いてない」←痛すぎてか細い声だが、投げやり。

 

モラハラ「(ここで大きな溜息←って誰に向かっての溜息?)血液結果の結果を見る限り、肝不全とほぼ同等の数値になってるんですよ」

 

アキ「(いや、聞いてねーし!肝不全?!)

 

モラハラ「ですが、手術をしても他の胆管が詰まってしまえば、また黄疸が出てしまうと思うので、全ての胆管にその手術を次々にすることは現実的ではないんですよ。

ただ、このまま手術をしなければ、黄疸が強くなるか、肝臓(だったか何か忘れた)破裂して命に関わる可能性がとても高いです」

 

キミエ・アキ(呆気に取られて無言)

 

モラハラ「そういう病状を踏まえたうえで、やる?やらない?どっちにしますか?って聞いてるんで」

 

 

若造の説明が省略されていたことももちろんだが、

モラハラ野郎(言葉が汚い予防)の聞き方に、、、もう言葉を失った。

 

怒りとか悲しみとか、適切な表現が見つからなかった。

 

「これでも、医者なの?」

 

 

 

 

 

 

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