エコス平富郎会長と新・若者挑戦塾
ここ1週間は、深夜1時帰宅の日々で、充実した毎日でした。24時台の電車に乗ると、座って帰れることを発見できましたw。書きたいことは、たーっくさんありますが、まずは昨日のことを。独立行政法人中小企業基盤整備機構が企画・運営する新・若者挑戦塾 という研修があります。これは、厳しい雇用情勢の改善に資するため、合宿型の研修を通して、社会人としての基礎能力を身につけ、自分自身の得意分野を発見しようというものです。そしてこの研修を通して中小企業の魅力を発見してもらう場となっています。対象者は、内定取り消し者や求職者(既卒)等。昨日は、視察型の研修があり、緒方知行主幹のコーディネートにより、エコス さんのご協力で、30人ほどの研修生が視察をさせていただきました。そして店舗を見終わった後は、平富郎会長による1時間30分のご講演。テーマは、「企業経営の魅力・醍醐味――発展を支えたもの」 平会長は、スーパーマーケット業界を代表する著名な経営者のお一人です。八百屋であった家業を継いだのが10代の頃。15~16歳の頃、父親のもとに赤紙が届き、有無を言わさず経営の実権を握ることになった。一家七人が食べていくために、無我夢中で必死で働いたと講演中おっしゃっておられました。しかし、20年たった後、実はあの大変だったときが、自分にとっての檜舞台であることに気がついた、と。「苦は楽の種。楽は苦の種。厳しい経験は、将来、必ず役に立つ時が来る。人生振り返って、過去の経験や苦しみや役立たないものは、何もない。」(平会長)八百屋だった家業からスーパーマーケットに転業し、スーパーマーケットとして1号店を出したのが昭和54年。それから着実に成長を遂げて、現在は首都圏1都6県に103店舗(グループ含む)を展開する食品スーパーの代表的な企業に育てあげた方が、平会長です。平会長とお話すると、ご自身の苦労された経験から得た人生訓などを、分かりやすくお話してくださる。緒方主幹の下で働き始めてから平会長とご縁をいただき、これまでお聞きしてきた平会長からのお話は、私の仕事のモチベーションの源となっています。平会長のご苦労に比べれば、私が経験してきた壁なんて大したことないけれど、その壁を乗り越える知恵を与えてくださるお方です。「八百屋の引き売り時代は、人間形成に一番役に立った。私の一生のうちで、最も大変な時代であり、最も勉強になった3年間の引き売りだった。スーパーに転業した頃は、苦労も多かったが、その分楽しみもあった。店を出店するたびに、夢や希望が次から次へと膨らみ、気がついたら株式も公開していた。もちろん、苦労は常にあった」平会長は、努力の人です。「努力に勝るノウハウはない。努力すれば、どんな夢でも叶えられる」と努力する重要性を、常におっしゃる。そして、「小さな仕事をバカにするな」とも。「つまらないことの繰り返し・継続が、今につながる。どんなつまらない仕事でも、参加して、とにかくやり続けること」この平会長の言葉を聞いて、以前読んだ本の中の言葉を思い出しました。「自分の人生を安く売った者は、やがて蓄えが減ったとしても人生はまったくビタ一文も支払ってはくれない人生は雇い主と同じだしかも欲しいだけの給料をくれるだが、ひとたび給料を決めてしまったらあとはその給料の多寡と関係なく困難な勤めに耐えていかなければならないしかし、どんなに惨めな仕事でも精一杯努力すれば人生は請求しただけの報酬を喜んで支払ってくれるものだ」この文章の意味するところは、説明しなくても、分かる人には伝わると思います。「自分に負けるな。勝つか負けるかは、自分自身との戦い」(平会長)研修の最後は質疑応答で、活発なやりとりが行なわれました。 研修が終わり、平会長と緒方主幹との会食の席に同席させていただきました。そこでは、「活字にしないでね」というお話を、たくさんお聞きでき、多くの気づき、学びを得ました。平会長、ありがとうございました。そして店舗視察の許可を下さった平邦雄社長、ありがとうございました。そしてさまざまな手続きをいつも快くテキパキとしてくださる秘書の森近さんにも感謝です。ちなみに月刊『2020 Value Creator』283号(12月下旬発売)の編集長インタビューは平富郎会長にご登場いただいています。「乱世を生きるリーダーの条件」というテーマでお話をいただき、なんと7Pにわたって内容を掲載しています。この号には、そのほかに・セブン&アイグループの鈴木敏文CEO・ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井正社長・ヤオコー川野幸夫会長・西友 金山亮シニア・バイス・プレジデント・ヨークベニマル大高善興社長などの経営リーダーのお話を掲載しています。この号は、残り18部しか残部がありませんが、興味のある方はぜひお問い合わせください。