部位は全体の縮小版 | 天然記録

6巻208ページより

 

 

この宇宙そのものがホログラムである。

それを「スーパー・ホログラム」と呼ぶことにする。

そうなると、細胞が身体全体の縮小版であるのと同様

人間の肉体や心といった宇宙のあらゆる部分は

宇宙全体の縮小版であるはずだ。

あらゆる惑星、恒星、雨のしずく、草の葉も

究極的には全体を表す縮小版である。

これは、我々が全体の影響を受け

全体もまた各部分の影響を受けることをも意味している。

 

 

ホログラムに至るその他のレベルは全て

すでに結末の決まった状態で展開されているゲームに過ぎない。

我々が行っている決断の98%ほどは

いわゆる意識的な心ではなく

無意識でなされていると読んだことがある。

私は、さらに踏み込んで100%だと言っておく。

 

「意識的な心」は現実を「経験」しているだけで

現実を決めているのではない。

たとえるならば、波形レベル

(非物質の宇宙)は映画の映写機であり

ホログラムの物質世界は映画のスクリーンである。

いったん映画の上映が始まったならば

途中で映画の内容を変えることはできない。

スクリーンに向かって叫んだり

怒ったり感情的になったりすることは好きなだけできるが

映写機を離れてスクリーンに向かっている

映画そのものが変わることはない。

 

仮想現実の宇宙も同じである。

いったん波形がホログラムに復号されたならば、全て終わっている。

ホログラムを変えるためには、波形情報の設計図

(非物質宇宙)を変えなければならない。

科学の実験では、何かの行動をするとき

脳の電気的活動は、人間が意識的にその行動を取ると

決める前から始まっていることが証明されている。

これも、波形の設計図が物事を決めており

「意識的な心」は、そうした決定や認知パターンを

単に経験しているだけだということを示す話である。

 

では、無意識の中で何が変わる必要があるのか

どうやれば知ることができるだろうか?

生活、出来事、人々、場所、状況といった

自分の人生経験として現れた言語を読むことだ。

それこそが、無意識(非物質宇宙)のパターンが現れたものである。

自らの日常経験は、「上演」されつつある

ホログラムの「映画」と自らが、どのように関わるかを通じて

自らの無意識で何が起きているかを伝えている。

 

才能ある霊能者や予知能力のある人々は

この非物質宇宙に接続し、まだホログラムに復号されていない

設計図の段階で「出来事」を見ている。

予知夢や予感を持った人々の話を調べると

未来の出来事を細部に至るまで正確に予知しているケースがあれば

夢で展開された出来事を見ることで行動を変えたため

起きることは起きたが、結果が変わってしまったケースもある。

 

 

霊能者が読んでいるのは、決まってしまった「未来」ではなく

起こりそうな可能性のある「未来」である。

ホログラムへの解読が近付いていればいるほど

実際に起きる可能性も高くなるが

それでも変えることはできるのだ。

解読が終わるまでは、さまざまな「未来」

(結末)の可能性があり、それは選択可能である。

 

 

爬虫類人とハイブリッド血筋のネットワークは

実際には「物質」の世界を直接に操っているわけではなく

我々が「物質」の世界に解読する元の情報設計図を操っているのである。

前に述べたロスチャイルドの地球規模の金融システム構造物は

非物質宇宙に築かれており、ホログラムとして上映されているに過ぎない。

いったん非物質宇宙でセットされると

基本的にそのプログラムは

変更でもされない限り実行され続ける。

 

オーウェル的な策略が

見事な同期生とスピードで展開されているのは

何もかも同時実行するようにコンピュータに

情報をプログラムしておきさえすれば

あとはエンター・キーを押すだけでよいのと同じである。

我々が波形をホログラムに解読するとき

我々はエンター・キーを押しており

非物質宇宙における振動の可能性の「プール」の中から

一つの結末を選び出しているのである。

 

我々を日々襲っている大衆心理操作

意識化の誘因や指示は我々の無意識

(非物質宇宙で動いている波形レベルの存在)

をターゲットにしている。

 

爬虫類人たちは、非物質宇宙の波形構造物に

あるあまたの可能性の中から

彼ら自身のプログラムを人間が選んで

ホログラムの現実に解読するように

人間に自己認識・現実認識を植え付けようとしている。

人間の解読システムを彼らのチャンネルに

チューニングしているようなものである。

 

爬虫類人の陰謀集団は、このレベルでプログラムを書き(書き換え)

それがホログラムの現実となって展開されているわけだが

そのためには人類を心(マインド)に閉じ込め

意識から切り離しておく必要がある。

このことを知れば、地球社会が築かれ操られてきた歴史に

完全に合理的な意味があることが分かり始めるだろう。

 

彼らは、波形の振動領域との交流を基本とする

生け贄などの儀式により、非物質宇宙をプログラムし、操っている。

こうした仕組みを全て理解し、意識に目覚めた心であれば

もはや単なる予測屋や経験者に甘んじていることはなく

意識下に働きかけ、個人レベルでも集合レベルでも

非物質宇宙の設計図の変更に着手することができる。

そうすれば、経験・認知の物質レベルも変えることができる。

そうしてこそ、支配システムは解体されていく。

支配システムの基盤となっている波形情報構造物は書き換えられつつある。

 

書き換えられるのだ。

 

そのために我々はどんなことをすればよいのか

残りの章でもう少し詳しく述べることにする。

我々にはできる。

我々にはする意思がある。

多くの人はすでに実行している。