ALS(筋萎縮性側索硬化症)について
FDA認可*のAMX0035の治験不成功が発表されましたね(→こちら)。(*:ただし条件付き認可)
残念なことですが、まずはひとくぎりかと思います。
今回はこれについて各方面の反応をご紹介します。
今後につなげる意味でも大切ですね。
ファンデンベルク教授(オランダ・ユトレヒト大学)
Prof Leonard van den Berg MD
以下は教授のコメントです。
「私たちは、治験参加者全員に感謝の意を表したいと思います。私たちは希望を持っており、今後もALSの研究に時間を捧げていきます。」(→こちら:英語)
デレク・ローさん(医学コラムニスト)
ローさんは有名誌に医薬品情報を書くライターのかたです。
「有効性のないお薬が多数のALS患者に(認可薬として)約1年半使用されました。有害事象がなかったのはいいことですが、ひとりあたり年間2,300万円の薬価を支払いました。ALS薬の認可は今後、科学的根拠に基づいておこなわれるべきです。(→こちら:英語)」
MNDオーストラリア
豪州の患者団体のコメントです。
「ALS患者600人以上を対象に、48週間にわたるALSFRS-R、生存率、呼吸機能など多くの測定値を調べました。しかし残念なことに、測定値のどれひとつ、AMX0035は何の効果も示さなかったのです。少数の第2相試験での認可は慎重であるべきです。たとえデータが肯定的にみえたとしても。(→こちら:英語)」
感想
審査は今後厳しくなるように思います。
いっぽうスピードとの兼ね合いもありますね。
やまいも的には、多くのALSは環境主因(→こちら)というふうに思っています。
栄養、睡眠、ストレス対策をしっかり。。
Popsにも気をつけて。。(→こちら)
ともかく粘っていきましょう
ここまでご覧いただきありがとうございました
参考