私の内視鏡の検査を受けたのが3日です。
4日から動きがありました。
4日の朝、Nzさんから電話があって、K病院で受け入れを検討してくれるとのこと。
午後に詳しい話をしたいから、病室へ行きますとのことでした。
Nzさんのお話は、
・期待していたT病院には結局断られたということ。
理由は、回復の見込みがないレベルとのSTの嚥下評価から、リハビリの意義がないとされたようです。
・K病院では、療養病棟への入院になる。
リハビリ病棟とは違って、回数も少ないし、できるだけということになる。
というものでした。
前回Ao先生が、病名をつけて連絡して下さったのは、このK病院の方だったようです。
入院による廃用症候群の病名では受け付けないと言っていたところでした。
私は、てっきりT病院のことだと思っていて、舞い上がっていたのですが..。
K病院は、私の家から徒歩で行けます。
評判のいいリハビリ病院です。
そこで受け入れしてくれるなら、私にとっても通うのが楽でいいのです。
でも、実は、あまり気の進まない理由がありました。
2011年の晩秋、それまで身体的にはなんの問題もなかった夫が、痙攣発作を起こして倒れました。
その時ひねってしまったのか、腰椎の圧迫骨折をして入院しました。
その時の私の判断ミスで、夫は一段と認知症が進み、歩行も不安定になってしまいました。
お時間があれば、下記の記事もご一読くださいませ。
入院そして..1
入院そして..2
長い一日
この時、入院させて、リハビリを受けさせたかった病院が、まさしくこのK病院なのです。
夫のためによかれと思って判断したことが、取り返しのつかない事態を招いてしまいました。
夫に危険人物のレッテルを貼って、どうしても追い出そうとしていた婦長の冷たい顔つきがいまだに脳裏に浮かびます。
とはいえ、短い間でしたが、関わって下さったスタッフの方達は、みんな気持ちのよい対応をして下さいました。
先方が受け入れてくれるならば、わだかまりを捨て、お願いしようと思いました。
5日の朝、K病院の相談員の方に電話をしました。
そして早速11時に面談に行きました。
相談員さんのお話は
・療養病棟ではほとんどリハビリを行わない。
・最大で月に13回になる。(嚥下、歩行を含めて)
今の病院へ入院して既に3ヶ月経っていて、その間、リハビリを開始しているので、保険点数的に、これが限度になるとのことでした。
・嚥下のみだと、月に4回が最大で、一回20分程度
・残りの時間は、ベッドに寝たきりになる
・改善が認められないようならば、医師の判断で、即刻退院ということになる。
ということでした。
この条件でよければ、入院できるし、或いは、遠方だけど自費でリハビリをやってくれるところもあるようだから、そちらを当たってみたらどうかとのことでした。
一応、入院する病棟を見学させてもらい、自費でリハビリをやってくれるという病院名も教えてもらって、帰って来ました。
週一回、20分程度のリハビリって、意味ってあるのでしょうか..。
保険制度の決まり、病院の決まり..
ただ、夫に適切なリハビリを受けさせたいだけなのに、それが許されない..
悔しいです。
私が知らないだけで、他にいい道ってあるのでしょうか..。
家に帰って、教えてもらった病院名で検索したら、すぐ目的の病院がでてきました。
2件教えてもらったのですが、両方とも、思い切り遠方でした。
とりあえず、電話してみました。
両方とも、とても親切に教えて頂き、入院できる可能性があるような感触でした。
片方の病院、A病院の相談員さんは、保険についても丁寧に説明してくれました。
ここでもやはり、療養病棟に入ってしまうと、リハビリの回数などは、K病院と同じだということでした。
本格的にリハビリを受けるには、回復期病棟に入る必要があるとのことでした。
・回復期病棟に入るためには、原因になる病気が発症してから2ヶ月以内でなければならない。
・夫の場合は、入院前は、曲がりなりにも歩けていたし、普通の食事もできていたのだから、入院による廃用症候群ということで、受け入れができるだろう。
・但し、2ヶ月の期間は過ぎてしまっているので、主治医の先生に、その発症の日付をまだ有効な期間になるように、書いて頂けることが条件だが。
と、いうことでした。
Nzさんに電話して、その内容を伝えました。
午後に病院へ行って、Nzさんと話しました。
Nzさんは、既に、私が電話した片方の病院へ連絡をとっていてくれました。
それによると、そこの病院の方針では、経鼻管栄養は嚥下リハビリの妨げになるという考えで、まず、胃ろうを造ってしまうのだそうです。
それで、リハビリの結果、口から食べられるようになればそれでいいし、ダメならそのまま胃ろうを使うスタンスだそうでした。
もう片方、A病院の方にアプローチして下さることになりました。
Ao先生にもその後お目にかかったのですが、日付の問題もわかっていらっしゃって、今日中に診断情報提供書を書きますとおっしゃって下さいました。
更に、ここでも3ヶ月過ぎているので、リハビリは打ち切りにせざるを得ないかもしれない、まだ上の方からは言われてないけど、近々言われたら、一切のリハビリは打ち切りになりますと言われました。
いよいよ足元に火がついてきました。
行き先が決まらなければ、追い出されることはないと思いますが、リハビリを打ち切られるとなるとずっとベッドに寝たきりということになります。
それはどうしても避けたいと思っています。
6日になって、またAo先生が、病室に訪ねてきて下さいました。
A病院へ、診断情報提供書を既に出して下さったそうです。
現在のところ、A病院の返事待ちということになっています。
A病院は、家からおよそ100㎞離れたところにあります。
電車で行くと、何度か乗り換えて、2時間半ほどかかります。
ただ、いいなと思ったのは、ここは温泉があって、機械浴にも温泉が引いてあり、週に2回は入浴させてくれるということでした。
泉質も慢性皮膚病に効くとあり、夫の皮膚のためにもいいのではと思いました。
不安なのは、おそらく車だと3時間以上かかると思うので、それに夫が耐えられるかです。
介護タクシーは、車いすではなく、ストレッチャーで行けるものを考えていますけど、それでも夫にとっては相当な負担になってしまうのではと思います。
それから、私が通うのは、日帰りで毎日は到底無理そうだということです。
今.私に考えられる、とることのできる道は、
・K病院へ入院すること
・受け入れてもらえるならば、A病院へ入院すること
・このまま自宅へ連れ帰ること
です。
自宅へ連れ帰るとなれば、痰の吸引の手法をどこかで習わなくてはなりません。
それから、この地域は、訪問できるSTさんはいないのがわかっています。
でも、先日コメントで、訪問歯科でも嚥下のリハビリが可能と教えていただきました。
まだ聞いてはいないのですが、家に帰るとなれば、早速そちらを当たってみないとと思っています。
ただまぁ、そういうところがあって、来て下さるとしても、毎日は無理でしょうから、必然的に回数は少なくなってしまうでしょう。
週一ならば、K病院と同じになってしまいます。
来週には、A病院からなんらかの返事が来ると思います。
どの道を選ぶべきか..不安で、心細くてたまりません。
私は既に、大きな失敗を繰り返しています。
もうこれ以上、判断を間違ってはいけないと思っています。

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4日から動きがありました。
4日の朝、Nzさんから電話があって、K病院で受け入れを検討してくれるとのこと。
午後に詳しい話をしたいから、病室へ行きますとのことでした。
Nzさんのお話は、
・期待していたT病院には結局断られたということ。
理由は、回復の見込みがないレベルとのSTの嚥下評価から、リハビリの意義がないとされたようです。
・K病院では、療養病棟への入院になる。
リハビリ病棟とは違って、回数も少ないし、できるだけということになる。
というものでした。
前回Ao先生が、病名をつけて連絡して下さったのは、このK病院の方だったようです。
入院による廃用症候群の病名では受け付けないと言っていたところでした。
私は、てっきりT病院のことだと思っていて、舞い上がっていたのですが..。
K病院は、私の家から徒歩で行けます。
評判のいいリハビリ病院です。
そこで受け入れしてくれるなら、私にとっても通うのが楽でいいのです。
でも、実は、あまり気の進まない理由がありました。
2011年の晩秋、それまで身体的にはなんの問題もなかった夫が、痙攣発作を起こして倒れました。
その時ひねってしまったのか、腰椎の圧迫骨折をして入院しました。
その時の私の判断ミスで、夫は一段と認知症が進み、歩行も不安定になってしまいました。
お時間があれば、下記の記事もご一読くださいませ。
入院そして..1
入院そして..2
長い一日
この時、入院させて、リハビリを受けさせたかった病院が、まさしくこのK病院なのです。
夫のためによかれと思って判断したことが、取り返しのつかない事態を招いてしまいました。
夫に危険人物のレッテルを貼って、どうしても追い出そうとしていた婦長の冷たい顔つきがいまだに脳裏に浮かびます。
とはいえ、短い間でしたが、関わって下さったスタッフの方達は、みんな気持ちのよい対応をして下さいました。
先方が受け入れてくれるならば、わだかまりを捨て、お願いしようと思いました。
5日の朝、K病院の相談員の方に電話をしました。
そして早速11時に面談に行きました。
相談員さんのお話は
・療養病棟ではほとんどリハビリを行わない。
・最大で月に13回になる。(嚥下、歩行を含めて)
今の病院へ入院して既に3ヶ月経っていて、その間、リハビリを開始しているので、保険点数的に、これが限度になるとのことでした。
・嚥下のみだと、月に4回が最大で、一回20分程度
・残りの時間は、ベッドに寝たきりになる
・改善が認められないようならば、医師の判断で、即刻退院ということになる。
ということでした。
この条件でよければ、入院できるし、或いは、遠方だけど自費でリハビリをやってくれるところもあるようだから、そちらを当たってみたらどうかとのことでした。
一応、入院する病棟を見学させてもらい、自費でリハビリをやってくれるという病院名も教えてもらって、帰って来ました。
週一回、20分程度のリハビリって、意味ってあるのでしょうか..。
保険制度の決まり、病院の決まり..
ただ、夫に適切なリハビリを受けさせたいだけなのに、それが許されない..
悔しいです。
私が知らないだけで、他にいい道ってあるのでしょうか..。
家に帰って、教えてもらった病院名で検索したら、すぐ目的の病院がでてきました。
2件教えてもらったのですが、両方とも、思い切り遠方でした。
とりあえず、電話してみました。
両方とも、とても親切に教えて頂き、入院できる可能性があるような感触でした。
片方の病院、A病院の相談員さんは、保険についても丁寧に説明してくれました。
ここでもやはり、療養病棟に入ってしまうと、リハビリの回数などは、K病院と同じだということでした。
本格的にリハビリを受けるには、回復期病棟に入る必要があるとのことでした。
・回復期病棟に入るためには、原因になる病気が発症してから2ヶ月以内でなければならない。
・夫の場合は、入院前は、曲がりなりにも歩けていたし、普通の食事もできていたのだから、入院による廃用症候群ということで、受け入れができるだろう。
・但し、2ヶ月の期間は過ぎてしまっているので、主治医の先生に、その発症の日付をまだ有効な期間になるように、書いて頂けることが条件だが。
と、いうことでした。
Nzさんに電話して、その内容を伝えました。
午後に病院へ行って、Nzさんと話しました。
Nzさんは、既に、私が電話した片方の病院へ連絡をとっていてくれました。
それによると、そこの病院の方針では、経鼻管栄養は嚥下リハビリの妨げになるという考えで、まず、胃ろうを造ってしまうのだそうです。
それで、リハビリの結果、口から食べられるようになればそれでいいし、ダメならそのまま胃ろうを使うスタンスだそうでした。
もう片方、A病院の方にアプローチして下さることになりました。
Ao先生にもその後お目にかかったのですが、日付の問題もわかっていらっしゃって、今日中に診断情報提供書を書きますとおっしゃって下さいました。
更に、ここでも3ヶ月過ぎているので、リハビリは打ち切りにせざるを得ないかもしれない、まだ上の方からは言われてないけど、近々言われたら、一切のリハビリは打ち切りになりますと言われました。
いよいよ足元に火がついてきました。
行き先が決まらなければ、追い出されることはないと思いますが、リハビリを打ち切られるとなるとずっとベッドに寝たきりということになります。
それはどうしても避けたいと思っています。
6日になって、またAo先生が、病室に訪ねてきて下さいました。
A病院へ、診断情報提供書を既に出して下さったそうです。
現在のところ、A病院の返事待ちということになっています。
A病院は、家からおよそ100㎞離れたところにあります。
電車で行くと、何度か乗り換えて、2時間半ほどかかります。
ただ、いいなと思ったのは、ここは温泉があって、機械浴にも温泉が引いてあり、週に2回は入浴させてくれるということでした。
泉質も慢性皮膚病に効くとあり、夫の皮膚のためにもいいのではと思いました。
不安なのは、おそらく車だと3時間以上かかると思うので、それに夫が耐えられるかです。
介護タクシーは、車いすではなく、ストレッチャーで行けるものを考えていますけど、それでも夫にとっては相当な負担になってしまうのではと思います。
それから、私が通うのは、日帰りで毎日は到底無理そうだということです。
今.私に考えられる、とることのできる道は、
・K病院へ入院すること
・受け入れてもらえるならば、A病院へ入院すること
・このまま自宅へ連れ帰ること
です。
自宅へ連れ帰るとなれば、痰の吸引の手法をどこかで習わなくてはなりません。
それから、この地域は、訪問できるSTさんはいないのがわかっています。
でも、先日コメントで、訪問歯科でも嚥下のリハビリが可能と教えていただきました。
まだ聞いてはいないのですが、家に帰るとなれば、早速そちらを当たってみないとと思っています。
ただまぁ、そういうところがあって、来て下さるとしても、毎日は無理でしょうから、必然的に回数は少なくなってしまうでしょう。
週一ならば、K病院と同じになってしまいます。
来週には、A病院からなんらかの返事が来ると思います。
どの道を選ぶべきか..不安で、心細くてたまりません。
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