皆様おはようございます。吉沢工業の吉澤浩司です。
月日が進むのが早く感じるのは、年をとった証拠でしょうか?
それとも頭の回転が遅く、世の中の変化についていけてないから
そう感じるのでしょうか・・・(笑)
さて、大阪にて開催されたG20では、プラスチックに関する今後の
取り組みの方向性が示されたものと理解しています。
「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」なるものが今後世界での共通
目標となるそうです。
首脳宣言の中にも2050年までに海洋プラスチックごみ0を目指すと
書いてありました。
さて、こうした日本の国の方針や、世界の流れに我が社も逆らう訳には
いかないでしょう。
これまでもサトウキビ由来ポリエチレン製品を製造販売してきましたが、
今後は、もう一歩踏み出すべきということで、じゃがいも由来の生分解性を
持たせることが出来るポリエチレンフィルムの開発を進めています。
既にフィルムの成形は完了しており、あとは、生分解性の試験を行うのみ。
フィルムの物性も従来のポリエチレンと同等の強さをもっており、
現状ポリエチレン包材をお使いの皆様にはそのまま置き換えて
いただいても問題ないかと思っております。
で、PRをしなければならないということで、パンフレットを作りました!
これで我が社のポリエチレン製品は
・石油由来ポリエチレン
・バイオマス由来ポリエチレン
・石油由来生分解ポリエチレン
・バイオマス由来生分解ポリエチレン
という4つのパターンを提供できることになります。
生分解の需要についてはなかなか読めない部分もありますが、
使用地域や用途によっては生分解が必要となることもあるでしょう。
環境に対する取り組みの重要性が今後ますます強くなることからも
広く我が社の環境対応ポリエチレンを提供していければと考えて
います。