フィリピン遠征最終日&感想
フィリピン遠征最終日の報告が遅れて御免なさい。
一緒に3日間の感想も書き込みます。
AM5時 ホテル発 辺りはまだ薄暗いがマニラの街はもう激しく動いている。
この3日間ずっと同じドライバーが練習場まで送ってくれたが、常に猛スピードでクラクションを欠かさない・・・。
何せやたらと車が多い。そして、渋滞も多い。
AM5時50分 練習場着
AM6時 練習開始。小雨が降り続くあいにくの雨模様・・・。
AM6時30分 今日は3人揃い踏みの早朝練習が開始された。
昨日までの疲れも見せず3人共によく頑張っている。
のっけから1000Mだ。伴走艇に乗り込んだ。
3人共に1本集中している。
昨日とは、また違った課題を持って取り組んでいるのがよくわかる。
ラストが入った!!!良い感じだ。
そして、1本目の休憩が終了した、
その時イラガンコーチから、松野にペーサー(日本語に訳すなら艇を任せるリーダー)を命じられる。
ザワついたが、潔くペーサーの位置へ・・・。
フィリピンナショナルチームのペーサー何て夢のような話だ・・・。
これで何本か行くようだ。大丈夫か?まぁ、大丈夫か。
松野ならしっかりと役目を果たしてくれるはずだ!
最初に1000Mからだ!
スタートダッシュも道中もどうにか頑張っていました。
2本目も同様に1000Mだ!「頑張ってますよー!日本代表の主将!!!」
健も竜治も一生懸命に漕いでいる。
その謙虚な姿勢を今後も忘れないでほしい。
3本目は500M!!良いよ!良いよ!
記憶に残る3日間の幕が閉じた!!
よく頑張ってました!磯風3人衆!!!御苦労さまでした!
昨年の世界大会で優勝しているフィリピンナショナルチーム。
世界一のチームはとても「あったかいチーム」でした。
しかし、練習中のメリハリは本当にはっきりとしていました。
選手個々が「自分がすべきことを知っている」といった感じです。
選手達はフィリピン国内のクラブチームから選抜されたメンバーです。
何せ「手抜き」を一切感じさせません。
まるで其々のチームのプライドを持って練習に臨んでいるのがビンビン感じ
ました。今の磯風のメンバー全員に見せたい光景でした。
一人ひとりの人間性も漕力の技術性もモチベーションも全てにおいて素晴ら
しかったです。一人ひとりの「器」が非常に大きい!!
磯風に足りないものもハッキリとわかった気がします・・・。
技術的なアドバイスは新たなものはありませんでしたが、改めて見直す事や
統一すべきことは、ハッキリとわかりました。
何れにしても磯風は「漕いでなんぼ」なので・・・。
それにしても人種を越え、言葉の壁を越えて、一生懸命に互いを理解しよう
すれば理解しあえるんだと改めて感じました。
最後にこのフィリピン遠征の企画に際して色んな意味で後押しをして下さい
ました関係者の皆様、そして特に菖蒲JDBA国際担当、谷JDBA事務局長、桜井
JDBA理事長には心から感謝します。
言葉に言い尽くせない感謝の気持ちをアジアオリンピックで披露できるよう
に、あと30日足らず!!!
やり遂げます!!!!
本当にありがとうございました。
磯風漕友会 監督
磯風メンバー紹介 藤本竜也
続いてのメンバー紹介は磯風のフジモンこと、藤本竜也さんです。
○名前
藤本竜也
○ニックネーム
藤本 フジモン
○ポジション
左4番
○ペーロン・ドラゴンボート歴
4年
○ペーロン・ドラゴンボートを始めたきっかけはなんですか?
自分を変えたかったから。
ここなら変われると思ったから。
○あなたにとって磯風漕友会とは、どんな存在でありどんなチームですか?
常に刺激的で努力を惜しまない点は自分にとても影響を与えてくれる。
共に上に行ける、絶対に自分をプラスに導いてくれる存在。
○自己アピールをお願いします。
まだまだ未熟な面が多いですが、応援してくださる方々に感謝する事を
忘れずに頑張ります。
○アジア大会に向けて一言お願いします。
少しでも多く練習できるように時間を作り、思いっきり練習して悔いの残
らないレースをします。
そしてみんなで笑って泣ける様に頑張ります。
○磯風監督よりメンバーの紹介文
日頃からあまり多くを語らない男ですが、その心根はとても温かい5代目
元GSD部長(本校のペーロン・ドラゴンボート部)です。
入学当初を思えば「人として飛躍的に成長した男」の一人でもあります。
初めて練習場に見学に来た時などはぶっきらぼうに、愛想もない男で
「えらい不器用」に生きてる男やなあを思いました。
しかし彼が自分で私に「自分を変えたい」と言った時の彼の言葉は、本
当に素直に私の心に伝わりました。
そして、彼は学生時代から「周りへの感謝」を一貫して唱えてきました。
それがこのブログの写真の彼の笑顔そのものです。
感謝を忘れない男の笑顔は最高やと思います。
磯風メンバー紹介 水谷栄喜
メンバー紹介まだまだ続きます。
続いては磯風のキム・ヨナ。ミズ・ヨナこと水谷栄喜さんです。
○名前
水谷栄喜
○ニックネーム
ミズ・ヨナ
○ポジション
右7.8番
○ペーロン・ドラゴンボート歴
4年
○ペーロン・ドラゴンボートを始めたきっかけはなんですか?
相生市看護専門学校での同期の友人に誘われ
また自分自身もやりたかったため始めたのがきっかけでした。
○あなたにとって磯風漕友会とは、どんな存在でありどんなチームですか?
自分にとって身体的・精神的にも成長させてくれる第二の家族のような
ものです。
自分がどんな状況であってもみんなが気にかけてくれ
チーム内の全員が支え合って成長していくチームなんだと思います。
○自己アピールをお願いします。
みんなにまだ迷惑かけっぱなしですが、自分自身成長するためにも頑
張っていきます。
○アジア大会に向けて一言お願いします。
選手としては出ませんが、応援・サポートを頑張ります。
チーム一眼となってアジア競技大会へ行きたいと思います。
○磯風監督よりメンバーの紹介文
「遅咲きの雄」 こう呼ぶに相応しい男が水谷です。
本校の最終学年の3年生になった、ある日「僕も磯風で頑張りたい」とメン
バー入りを希望してきました。
1、2年生のころから彼を見ていて「こういう男が磯風に入ってくれるといい
なあ」と思っていたので、少し遅かったのですが、私もとても嬉しかったの
をよく覚えています。
今回のアジアオリンピックへはサポーターとして参加してくれる予定です。
私もとても心強いです。
まだまだ未知数の部分が多い男ではありますが「男の心意気を強く持って
いる」事だけは、はっきりとしています。
今後も「折れない」「諦めない」の精神を大切に地道に歩んでほしいと思っ
ています。