ナレーションから社会が見える -5ページ目

ナレーターさんの嘆き

「ナレーションのギャラが下がった!」

ナレーターさんが嘆きます。

「いや、うちは15年前から上げてはいないけど、下げてもいないぞ」と反論しました。

話を聞いてみると、世間のギャラ相場が下がったと言うのです。


Lancersやクラウドワークスでは、一文字1円は好案件だと言うので驚きました。

600字、2分の原稿を録音して完パケにして600円!

薄謝しか出せない私の所では読むだけだと8千円、完パケで納品してもらったら1万6千円です。


こうなったのは半分は自分達の責任。

クラウドソーシングでいくらでも引き受ける自称ナレーターがいるからなのです。


そうか、私もナレーターさんのギャラ、半分にしようかな(笑)

弥生会計に失望

「弥生会計19」を使って経理作業をしています。

決算も終わり、新しく入れたWindows11機に弥生会計を移行させようとしました。

 

結論から言うと、できません。

 

弥生のサポートに相談しましたが、「弥生会計19」の返答が秀逸。

 

-----以下、引用-----

誠に申し訳ございませんが、『弥生会計 19』は
Windows11にて動作確認を行っておりませんので、

下記システム要件のパソコンにてご利用をお願いいたします。

◎弥生 19 シリーズのOS対応状況について
https://www.yayoi-kk.co.jp/products/spec/os_support_19.html
-----以上、引用-----

 

ちゃんと仕事しろよ。

 

で、新しく「弥生会計22」を買えってさ。

 

弱小企業は眼中にない、弥生、でした。

ドキュメンタリー映画を観た

札幌映画サークルの映画上映会に行きました。

料金は千円。

年金生活者にとっては安くはない料金です。


作品は「さよならテレビ」。

東海テレビ放送制作のドキュメンタリー映画です。

作品についての講評、感想はここで述べる立場でもないのでやめます。


公開直後と今回の2回見たわけですが、一部映像が追加?されていました。

みんなマスクしているシーンがありました。

コロナ以前に公開された映像に比べて明らかに違和感がありました。


それよりも残念だったのは、札幌映画サークルの運営。

名前は知っていましたが、この会の上映会に行くのは初めてです。


スクリーンは大きからぬスクリーンで、これはギリギリ許せるとしても、DVDをプロジェクターで投影しての上映です。

我が家の茶の間状態です。


許せないのは冒頭部分、音声だけ流れて映像が出ませんでした。

映像出力をオフっていたという操作ミスです。


更に許せないのは、エンドロールが流れている時、場内の照明がついた事です。

信じられません。


このサークル主催の上映会には二度と足を向けることはない、かもです。

プロバイダーから見たオーディオブック

オーディオブック配信業者で、大手、と言われるのはAmazonの「Audible」とオトバンクの「audiobook.jp」です。

ネットで検索すると両者の使い勝手やお得度比較などがヒットします。

しかし、音源を提供している側、プロバイダー側から見た情報は全くありません。


私もナレーション制作業のかたわら、5月から音源の販売を両社に委託するようになりました。

半年利用しての感想やらを書き連ねてみようと思います。

半分は自分用メモ&記録ですが。


audible 

いいところ:無料でプロバイダーになれる

悪いところ:どの作品がどのくらい売れているのかのリポートが一切ない。よって、販売戦略が立てられない

その他:納品はFTPで簡単。音源やカバーアートの仕様は厳格。カバーアートは1ピクセルでも狂っていると再提出。事前に翌月の納品予定を提出する。


audiobook.no

いいところ:毎月詳細な販売記録が届く

悪いところ:最初に3万円を支払う。納品は月に10本程度とクギをさされる

その他:納品はギガファイル便。音源やカバーアートの仕様はルーズ。作品はいつでも納品できる。


両者いろいろありますが、私はオトバンクのほうに注力しています。

Amazonのほうは売れればラッキー、くらいです。

アプリもオトバンクのほうを聴き放題契約していて、Amazonのは販売確認用にしか使っていません。


ともあれ、オーディオブック市場の隆盛を願うばかりです。

2022年カレンダー

そうか、もう店頭にはとっくに来年のカレンダーが並んでいるな、

と思い、いつもの所に注文しようとしました。

もう10年以上も、アーリストストアの「THE DOG」を使っています。

場所も当初のトイレから台所に昇格しました。

 

さてと、、、あれ? 会社、潰れた?

 

どうやら、表現上は「事業譲渡」という形で会社は消滅してしまったようです。

そういえば数年前から手帳の販売もしなくなり、ヤバいかな?と感じていましたが、とうとうです。

で、「事業譲渡」先のHPで「THE DOG」シリーズの販売を継続しているので注文しようとしました。

買い物かごに商品を入れて最後に「送料」を見て驚きました。

商品「2,200円」+送料「1,100円」です。

 

結局、Amazonで送料「550円」で注文しました。

最近の仕事をつらつら

島崎藤村の「夜明け前」の中に、登場人物の一人で本陣を仕切っている吉左衛門のせりふにこんなものがあります。

「しかし、御苦労、御苦労」。

これは55歳の誕生日を迎えた自分自身に言っている言葉です。


私も会社を中途退社して自営業で糊口をしのぐようになってから、もう15年になろうとしています。

吉左衛門の言葉がよくわかります。


その場凌ぎの場当たりの生活を続けて18年。

仕事の中身もいろいろ変化がありました。

昔話はどうでもいいので、今とこれから。


オーディオブックの制作に注力です。

大昔は一日に文庫本一冊のペースで読んでいましたが、好きな作家を読み尽くしたのと、本の購入代金が枯渇してしまい、いつしか活字からは遠ざかっていました。


そんな時に出会ったオーディオブックの世界。

最初は発注を受けて指定された本を読むだけでした。

しかし、読みたくもない本を読まねばならない苦痛と、何よりも報酬の安さで一作品でやめました。

時給換算で400円に満たなかったはずです。

ならば、自分でオーディオブックのプロバイダーになれば好きな本が読める、という事で、Amazonとオトバンクと、プロバイダー契約を結び、4ヶ月で30作品近く発売に至りました。


収益にはまだまだ結びつきませんが、作品数が増えてくると煙草銭(吸わないけど)程度にはなるでしょう。

何よりも本を読むのが楽しいです。


「仕事が楽しい」


年金生活者には大切です。




こんな店、潰れてしまえ!

一夜明けてもまだ怒りがおさまらない。


所用で新千歳空港に行った。

昼食は午後4時頃になってしまった。

レストラン街は、もともと新型コロナで空港利用客が減っているうえ、時間帯も時間帯なので店はどこも並ばずに選び放題だ。

営業していなかったり、休業している店まである。


美味しそうにディスプレーしている海鮮の店が目についた。

そういえば海鮮系はしばらく食べていないと思い見本を見る。

おっ、海鮮の店なのに「ステーキ御膳」2,400円というのもある。

そういえばステーキもしばらく食べてない。


出てきたステーキを見て、目を疑いました。

ディスプレーの見本の半分の厚さ。

ヒラヒラです。(これは個人の感想)

口に入れるとパサパサで肉汁もほとんど無く(これは本当)、(前期高齢者の歯では)噛み切るのに難儀します。

狸小路の「ビーフ・インなんちゃら」と肩を並べる酷さです。


確かに海鮮がメインの店でステーキを食べた私も悪い。

しかし、見本の半分の厚さの商品を出す店はもっと悪い。

これはあれでしょ、えーっと、「不当景品類及び不当表示防止法」とかいうやつでしょ。

アウトでしょ。


北海道の空の玄関(最近聞かない表現ですが)新千歳空港で、これまでは観光客や海外客相手に殿様商売をやってきたのでしょう。

地元客なのに、こんな店に引っかかってしまったのは痛恨の極み、一生の恥です。

子孫に顔向けができません。

コロナに感染するより悔しいです。


店名を晒してやろうかと思いましたが、先にも書いたように海鮮の店でステーキを食べた私にも落ち度がある。

他にも海鮮の店があるので店名を晒すべきなのでしょうが、今回は「新千歳空港」「海鮮の店」「ステーキ御膳、2,400円」をキーワードに、こんな店に引っかからないようにご注意願いたい。

せめてこのブログを読んでいる方はこの店でステーキは食べないように願いたい。


まぁ、海鮮の質も推して知るべし、だけどね。

辞めたことと始めたこと

4月に20年近くやっていた仕事を辞め、5月から新しい仕事を始めました。

辞めたのは声優養成所の講師。
始めたのはオーディオブックのプロバイダー。

講師は、まだ会社員だった頃から続いていた仕事でした。
養成所を創業したのが学生時代にお世話になった人だった事もあり、最初から一つの教室を任されていました。
受講料収入も月に100万円あり、恩は返したものと理解しています。

昨年、その方が突然亡くなり、ご子息があとを継がれました。
途端に、業務委託料のカットや講師料の値下げなど、各教室の実情を聴かない運営に変わっていきました。
我慢していましたが、限界に達しました。
辞めた、というより、投げ出しました。
もう知らん!
というわけです。
ここまでは愚痴を書きました。

さて、新しく始めたオーディオブックプロバイダー。
これは楽しいです。
もともとランサーズだったかクラウドワークスだったかで募集していた話者に応募してオーディオブックの存在を知りました。
ところがあの二つのクラウドソーシングはギャラのケタがひとつふたつ違います。
話者の仕事も、時給換算だと300円も無いと思います。
だったら自分でやっちゃえ、というわけです。

結構面倒な手続きを経て、Amazonのaudibleとオトバンクのaudiobook.upのプロバイダーになりました。
自分の好きな作品を読んで将来的には収益に。
こんなすてきな話はありません。
今はひたすら読んで、録音して、編集して、の毎日です。

収益?
6月は5作品が売れて1,500円でした 笑

イライラが募る石屋製菓の「白い恋人」

コロナでいろいろ要請されて、あれをやっちゃいかん、これもいかん、となると募るのはイライラばかりである。

石屋製菓の「白い恋人」をいただいた。
北海道民は自分で食べるためにこのお菓子を購入する事はほとんどない。
と思う。
たいていが頂き物なのだ。
その白い恋人を何年かぶりでいただいた。
香典返しである。

「おお、久しぶりだったなぁ。キミもいろいろあったようだけど、元気にしていたかい?」とパッケージを開ける。
「ん? なんだか小さくなった?」いやそんなわけないか。
あの石屋製菓が、そんな姑息な事をするわけがない。

そういえば旧帯広千秋庵、現・六花亭の「ひとつ鍋」も、昔はもっと大きく感じたんだがなぁ。
子供だったから大きく感じたのかなぁ。
あの六花亭が秘密裡に我々の信頼を裏切るような事をするわけがない。

イライラが募るのはこんな些細な事ではない。
「白い恋人」はパッケージに問題があるのだ。

お菓子の入っている小袋に開封用の切り込みがある。
その切り込みから開封しているのに、反対側までかなりの確率で開封できないのだ。
途中で切れて全開にならない。
中の恋人の幅よりも狭いのだ。
狭いから恋人を無理に連れ出そうとすると割れたり崩れたりしてしまう。

恋人は優しく扱うべし、ということか?
それとも、「ね、おデブちゃんだと取り出しにくいでしょ。待っててね、もう少し痩せるから」という事なのでしょうか。

最近は自ら土産に持っていく機会も減った「白い恋人」ですが、海外の人たちに、「これ美味しいんだけど食べにくいんだよね」、なんて思われているのかもしれません。

動物愛護団体は正義か?

北海道釧路地方の厚岸町では、野良犬が野生化して群れを作り凶暴化しています。

家畜が襲われたり子供やサイクリストが威嚇されたり、被害も発生しています。

町では銃器を使用して駆除を行っています。


この事を地元の雑誌が取り上げたところインターネットで拡散し、全国から抗議の電話やメールが殺到し、一時は役場業務の差し障りになったそうです。


抗議曰く、「犬を銃で撃つのは許せない」「罠で捕獲しろ」などです。


厚岸の野犬は街で見かけるミニダックスや芝とは全然別の犬です。

町では被害が深刻化しつつあります。

通学途中の子供が襲われたりお年寄りが買い物袋を襲われたりしてからは遅いのです。

そういった恐れがあるから、切羽詰まって銃器の使用に至っているのです。


それを地元に住んでもいない「動物愛護団体」の人間がとやかく言うのは、単なる言いがかりにしかすぎないのでは?

「動物愛護」という言葉を隠れ蓑にして、理不尽な声をあげる人が少なからず存在する日本です。