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インサイダー取引と言う内部情報によって
株式などで利益を得ると、厳しい処罰が
規定されています。
この理由を一般の方々の多くは誤解して
います。
それは、インチキ＝チート＝ズル、だから
と感情的に理解している人が多いでしょう。
しかし、その立法趣旨は、この点ではない
のです。
なぜか？
それは、株式売買などの取引以外の
商売において、こうしたズルは日常的
に行われています。
つまり、一般にはインサイダー取引は
基本的には合法になるからです。
では、株式取引ではなぜダメなの？
ズルがいけないんじゃないの？と思う
でしょうが...違うのです。
上場株式などのインサイダー取引は
株式を取引する市場が信頼されなくなり
株式価格の市場における価格形成に
信頼性が無くなり取引市場が破綻する
からです。
規制は、”ズル”しているからダメと言う
趣旨では無いのです。
不動産取引では、インサイダー取引は
基本的にはやった者勝ちです。
もちろん、告知義務違反（瑕疵の隠蔽）
などはダメですが将来、近くに駅が出来る
から、皆が知らない内に土地を押さえて
おこうとかは普通にありますよね・・・
私鉄などは、まさにそうやって儲けてきた
訳です。
世の中のルールと言うのは所詮、不完全
な人間が作った雑なものなのです。
幾らでも抜け穴、盲点を突くことができ
るのです。
これは知らないことは潜在的な大きな
損失を生み出す原因を意味しており
不動産投資でキチンと学び、経験を
積まなくては、”インサイダー”たちの
餌食になるから、と言うことです。
物事をロジカルに考えることを、理性
とか、知性と言います。
もちろん、これがすべてではなく、また
違った優位性を持つ”手段”もあります。
これについては、神秘思想のテーマで
追々書いていきます。
非常に深い内容ですし、難解です。
と言うよりも、まず思い込み＝洗脳を
解く作業が非常に大変です。
私たちの視野は、極めて限定的なの
ですが、それも一般に信じらている以上
に、狭いのです。
不動産投資でも、本当はもっと効率の
良いアイデアは幾らでもあるのでしょう。
出尽くしたと言う事はまずあり得ません。
しかし、なかなか攻略されないと言うこと
です。
そうしたことを見つけ出す作業をクリエ
イティブな仕事、と言うのです。
これからの時代に求められる能力は
創造力（クリエイター）です。
それは、不動産投資の業界でも同じ
事です。
物事の本質を理解するために、深く掘り
下げて考えると言う訓練は非常に大切
です。
これが、学びの基本と言うものです。
私の言うところの基本とは、基礎的知識も
含みますが、むしろ”学びの基本”の程度
の方がより重要なのです。
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