座右の銘2018 | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ

 
今年は少し早いですが^^ 
本Blogの恒例、今年の座右の銘。
 
その年に、私にとって大切だった言葉を振り返ることで、何らか、もがきながらも頑張ったのかな、とおもえる習慣として、今や無くてはならない時間になっています。
 
 
2回目の育休明け間近に、主人の香港赴任の内示があり、そこから実に4ヶ月悩んだ末、退職し、家族で香港に居を移し、新しい生活がスタートした2018年。
 
率直に書いた余り、少し恥ずかしさもありますが、今の記録として、ご笑覧くださると、嬉しいです^^
 
ー関連記事ー
 
2017年 全ての道はローマに通ず
2016年 感性さえ磨いておけば、大抵のことは乗り越えられる
きっかけのこと 喉元過ぎれば、熱さを忘れる
 
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さて、前置きが長くなりましたが、
今年の銘は、『ロングバケーション』です。
 
そう、木村拓哉さんと山口智子さんのドラマのタイトルからいただきました。当時、私は小学生で、「月9」の時間はすでに就寝していたため、翌日の学校で、おしゃまなクラスメートがドラマの感想で盛り上がっているのを聞いた後で、録画を見た覚えがあります^^
 
ストーリーにしても、30歳なんて雲の上の大人でしたし、30歳過ぎて仕事もうまくいかず、婚約破棄される焦燥感なんて想像の枠外でしたが、このフレーズだけはずっと頭に残っていて。
 

「何をやってもうまくいかないときは、神様がくれた長い休暇だと思って、無理に走らない、焦らない、頑張らない、自然に身を委ねる」

 

 
今年、とても嬉しいことに、これまで願いつつも、「ワーママ」という観点では難しかった事が、たくさん叶いました。
 
アレルギーっこの長女には、お弁当を作ってあげたかった(娘の選んだお弁当華やかお弁当への道)。
学校から帰って来たら、おやつと共に迎えてあげたかったし、
次女とは、1歳半には既に保育園に通っていた長女とは過ごせなかった時間を過ごせていて。
 
しかし、一方で、
 
自力で海外に来られなかったこと、仕事から離れてしまっていること、限りある駐在期間にも関わらず、日々が飛ぶように過ぎてしまっていること、に、突然焦りのような気持ちが湧く瞬間もまたあり。
 
ストレングスファインダーの時に触れましたが、訳も分からぬまま、ずっと動いて、ずっと考えているのが性分。
なので、「何もしていない」と思うことは、すごく心許ないし、上手く言葉が見つからないのですが、冬に薄着で出かけるかのような、薄ら寒さがあります。
 
 
香港はとても快適で、求めるものさえクリアであれば、大抵のことは(コストはかかりますが)叶います。
 
それなのに、<新しい生活>とはいえ、キャリアにプラスになる勉強も、ブラッシュアップもできていないのは、長女出産以来初めてで。「こんなことで、大丈夫かしら」とか思うわけです。その上、子供たちとの時間が増えたのに、やりたいこともたくさんあるのに、時間が足りない、とか。日々のことにかまけて、無為に過ごしてしまったりとか。
 
そういう時、ふと口をついて出たのが「これは、<ロングバケーション>なのかもしれない。」ということでした。神様か誰かがくれたかもしれない、この一時、ロングバケーションだとおもって、少し摩耗していた、英気を養うことに専念してもいいのかな。
 
 
 
思えば、頑張るべきこと、から解放され、 
社会人になって、初めての、長い長いお休み。
 
そんな奇跡のような時間を焦って過ごして、大切なものを見失わないように。そういう時間があっても、いいんじゃない?と。そう考える事のできたこの言葉に救われ、時折、意識的に思い起こしていました。
 
2019年がどんな年になるか分からないけれど、いつかまた、エンジンフル回転が求められるようになったときに、瑞々しい私でいられるように、好奇心だけはうんと発揮して、たくさん歩いて、目を開いて、見て回りたいと思います^^
 
週末はいよいよ、娘の誕生日本番♪
私も、母親6年目に突入です(*^^*)