木曜クラブ、一端の最終回は、
「よく見る、そして、描く」 が、テーマでした。
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このblogを以前から読んでくださっている方には、お馴染み長女画伯^^;
私は、私以外全員が絵の得意な家族に囲まれていたので、
例えば、チューリップの花びらの光沢
桃のグラデーション
形はつるりと丸いか、ごつごつしているか
…などをちゃんと描きなさい、と割りと早いタイミングから言われていました。
こちらは、恥ずかしながら、さっき私が描きました^^;改めて、画力は小学生の時から進歩していないなぁと反省するわけですが、、だからこそ「絵が得意でなくてもこれくらいは、普通に描けるはず」という気持ちがありました。
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なので、「チューリップは、山切りカット」「桃はピンク!お尻型!」と思い込んでいる娘に、《「描き方」優先じゃなく「見る」優先》を楽しく教えてあげられたらなぁと思っていた折り、偶然一の本を紹介いただいたんです。
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子どもに伝える美術解剖学: 目と脳をみがく絵画教室 (ちくま文庫)
864円
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小学生に教える美術解剖学の本なのですが、NHKの「ようこそ、先輩」での授業を振り返りつつ、「生きているものを解剖し、その美しさに感動する」ことで、いきいきとした絵が描けるようになる、というのが骨子^^
本では、魚釣りからスタートし、解剖まで行うのですが、さすがにそれはハードルが高かったので、今回は植物で実験。
カーネーションを丁寧にほぐし、一枚一枚の形、色、どんな風についているか…などを調べていき、もう一度組み立ててみます。
その上で、もう一度描く。
すると、、
「そうきたか!」と思いましたが、茎の感じはよく捉えられていました。
「せっかくだから、お花も描いてみたら?」といって、描いたのがこちら。
白に白で描いているのでほとんど見えないのですが、ちょっと花に向きがついたかな?と思われます^^
まぁ、一回で劇的な変化…とまではいきませんでしたが、見もしなかったところからは、一歩前進♪試みとして面白かった気はします。
言葉を知り、考えを深めるように、絵を描くことで、ものの見方が洗練されていくなら…
日々の楽しかったこと、美しいもの、おいしかったこと、、経験を重ねる中で、絵でも少し表現してみられたらいいなぁと、改めて感じる機会になりました♡
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