サッポロの斬新な商品発表
サッポロビールが先週、「サッポロプレミアムアルコールフリー」のリニューアル発表会を実施。
実施したのは週明け月曜日の14:00。
一般消費財で比較的安価なものであれば、新商品発表会で記者の方に配布するのはよくあること。
しかしサッポロがやったのは、会見場についたとたんに”どうぞお飲み下さい”と配布した様です。新商品発表会は、一定の説明を加えた上で新商品を披露するのが一般的でしょうが、事前に渡したのはユニークな対応だと言えますし、自信の表れでもあるでしょう。
サッポロ側の意図は、”自信の表れ”もあったのでしょうが、アルコールフリーなので時間や場所を選ばずに飲めるというコンセプトをアピールしたかったとのこと。ビールでもなければ、完全なアルコールフリーなため、月曜日の昼過ぎの仕事中に飲んでいても全く問題はないという訳だ。考えれば当然であるが、意表をつかれた対応とも言える。
また商品サンプルやノベルティを配布することもよくあることだが、サッポロが行ったのは今回発表した新商品のみならず、同業他社のアルコールフリー飲料を含めた”飲み比べセット”である。
会見時に他社との差別化などは口頭や資料等では説明するも、自画自賛などやはり信憑性に欠ける点は否めない。だがサッポロの場合は自社のみならず他社製品までも渡すことで、それまでの説明に対し裏付けを示すことや具体的な理解を促すこと、そして”自信”という情報を付加、強調したと言える。また印象の誘導も出来るかと言えます。
余り見られないことだとは思いますが、メリットも多い筈。皆さんも新商品発表会を検討される前にこれらの手法を考えてみては如何でしょうか?
社内を動かせぬものは世も動かせぬ
広報業務は世の中にブームを巻き起こすための仕事だとか、派手な記者会見を行いテレビカメラに囲まれるだとか、テレビ局や有名雑誌などへのプロモートが仕事だと思われている方がおられることと思います。
もちろんこの様な要素があることは確かです。しかし業種や企業にもよりますがこの様な華やかな場面に直面することは非常に少ないのが現状です。メディアプロモートもテレビ局などに頻繁にアプローチしている企業は極僅かでしょうし、大半は専門紙誌を中心に活動していると言えます。
では一言で広報担当の仕事は何かと言えば、”社内調整”でしょう。業種や企業などにより差はあると思いますが、6-7割は社内調整業だろうと言えます。
しかしこの社内調整力がなければ社内から広報素材を発掘できない、素材を膨らませることもできない、旬な時期に発信できないことになり、世に仕掛けていくためにも社内調整力が極めて重要と思います。
対外的に大きなアピールをしていくためにも、まずは社内に広報担当者であるご自身を知ってもらう、社内の方に”広報”に理解を促すことをコツコツと積み重ねていくことが大切だと言えます。
メディア対応などの対外的な働きかけを積極的に行っている広報担当者は少なくはありませんが、社内への働きかけについても具体的な行動指針や目標を設定しながら動いてみることをお勧めします。
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Inter Brand Japan 2012
昨日インターブランドジャパンが、日本企業のブランド力ランキングを発表しました。
毎年行われる当ランキングは、ブランド力を貨幣換算をしているのが特徴です。企業価値などは企業を取り巻く環境にも影響を受けます。その点で昨年は東日本大震災やタイの洪水被害、超円高や欧州経済の不安など影響を受けた要素が非常に多かったと言えます。
また影響するのは当然自社の状況も反映されます。業績や株価などはその対象ですが、昨年ランキングされていたにも拘らず、”不祥事”によりランキングから外れた企業があったことも今年の特徴だろうと思います。
ランキングは「日本企業のグローバルブランドランキング」と「日本の国内ブランド(海外売上高比率30%以下)」の2つで構成されています。
【日本企業のグローバルランキング】
1.TOYOTA 2.HONDA 3.Canon 4.SONY 5.Nintendo
6.Panasonic 7.NISSAN 8.LEXUS 9.TOSHIBA 10.KOMATSU
11.SHISEIDO 12.Nikon 13.SHARP 14.SUZUKI 15.BRIDGESTONE
16.RICOH 17.MITSUBISHI ELECTRIC 18.DAIKIN 19.NOMURA 20.ASICS
21.YAMAHA 22.FUJITSU 23.HITACHI 24.SHIMANO 25.KONICA MINOLTA
26.unicharm 27.AJINOMOTO 28.MAZDA 29.SUBARU 30.FUJIFILM
【国内ブランドランキング】
1.docomo 2.MUFG 3.SoftBank 4.SMFG 5.au
6.UNIQLO 7.MIZUHO 8.KIRIN 9.kao 10.楽天
11.Asahi 12.TOKIOMARINE 13.NISSIN 14.LAWSON 15.SECOM
16.三菱地所 17.三井不動産 18.FamilyMart 19.NEC 20.Yakult
21.mobage 22.Benesse 23.GREE 24.meiji 25.第一生命
26.DaiwaHouse 27.SEKISUI HOUSE 28.NTTData 29.ORIX 30.MUJI
評価方法や基準、各企業の評価等はInter Brand JapaのHPよりご覧下さい。
http://www.interbrandjapan-seminar.info/knowledge/index.html#JGBG
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