付属資料の重要性
皆さんは、付属資料を活用してますか?
プレスリリースの配布や取材などを実施する際に非常に効力を発揮するものです。
リリースなどは1枚がベストと言われていますが、なかなか言いたいことを1枚にまとめるのは至難の業です。そこで骨子を1枚にまとめ、あとは付属資料という形で表現するという手が有効となります。
取材の際でも言葉だけではなかなか伝わらないことを表やグラフなどを使って示すことは記者に正確に理解頂く点でも非常に有効となります。
付属資料の注意点は、
・起こったこと、決定したことの背景を説明する
・理解を促すために表やグラフを活用する
・説明なしでも解るものとする
・実際の記事に流用できるモノを意識する
・情報の諸元を明確にする
・ニュース性を示すのは1枚目、付属資料は理解促進やその検証のために活用
一度意識して付属資料を作成してみては如何でしょうか?
広報の引き出しを増やすには
広報担当者の価値は、”引き出しの多さ”で評価されると言われています。
この広報担当者にとっての引き出しの数とは、下記が挙げられます。
・付き合いのある記者数
・知っているメディア数
・浮かんでくる切り口やキーワード数
・発表の手法(パターン)数
・社内協力者の数
・社外での情報源の数
・業界把握度
・業界外や社会一般での知識 など
これらはどれも経験がモノをいうものです。
が、単に経験を積めば得られるものではありません。
日頃の経験を引き出し(スキル)に変えていくためには、”常に考える”ことが重要となります。
例えば、記者にプロモートを行い露出につながった際、単に良かったで終わるのか、なぜ露出に至ったのか、広報素材の何が評価されたのか、ニュース性向上策の何が良かったのか、メディアコンタクトで何が評価されたのか、何が上手くいったのか。
また露出にはつながったが、これが適切な報道だったのか、もっと良い報道をされるには何が必要だったのか、メディアコンタクト時のメッセージ、やり取りで反省点は無いか、今後につなげられるものはないか、など事後に頭の整理をしておかなければなかなか身にはつきません。
またニュース性を向上させようとする際も、常に該当する広報素材のことを意識しておく必要があります。社内では素材自体のことを、また事業部や社内での位置づけなどは考えられますが、それが広く業界外や社会一般にとってどの様な意味があるのかまでは容易には思いつきません。
しかし常に意識しておくことで、単なる外出時や休日になどにふと、切り口が見つかったり、関連するキーワードを思いついたりします。
広報での引き出しを増やしていくためには、日頃の経験をスキルに変換していくためには、常に考えながら業務を行うこと、時々立ち止まって頭の整理をすることが必要であり、これをするのとしないのでは永い間に少しずつ差がついていくことは間違いありません。
一度、”頭の整理”を意識して業務遂行してみては如何でしょうか?
きっと直ぐに見えてくるものもあるかと思います。
対外的アピール前に社内対応を!
先週、とある店舗で行列を発見。
なんでも大手チェーン店が1週間、15種類のドーナツを半額セールした様です。
半額ならいつも通り買っても半額で買える、或いはいつもの金額で倍買えるという程度であれば謝恩キャンペーン程度でさほど問題ではなかったのでしょうが、これを機にドーナツを食べようという人が大勢加わったことにより品切れや繰り上げ閉店、一時的休店などのトラブルがあった様です。
まあ、予想以上に反響があったと言えばそれまででしょうが、30分以上も並ばされて結局買えなかったという人もいた様であり、余り効果的だったとは言えないキャンペーンと言えます。
この手の話の際には、話題性を喚起するために敢えて行列ができるようにしたりしますが、落とし所や現場での対応等を間違えれば、かえってマイナスになってしまうことを留意する必要があるでしょう。
買えなかった人に対して半額チケットなどを配布した店舗もあったようですが、店舗によりマチマチな対応だったようです。対応に差が出るとそれだけでそのサービスの恩恵を受けれなかった人に対しては逆効果になることは言うまでもないことかと思います。
また常時行列ができていたこと、店内や持ち帰りなどの2つの提供方法があったこと、そして中には100個など大量購入者がいたなど、店員の負荷が長時間ピークに達していたようで、それに耐えられない店員が愚痴をツイッターでつぶやいたことがネットで話題となった様です。
・店員からすると迷惑。ドーナツ作る側の気持ちも考えてくれお願いだから
・そんなに買って食えんのかよ 貧乏くさいしコジキかよ キモイわ など
別に長時間待たされようが、店員の対応次第では問題にならないばかりか、逆に好感度を印象付けるやり方も多々あるだろうと思います。
しかし極一部の店員の対応だけがクローズアップされていますが、結果的に余り良い印象を与えない結果となってしまったことは非常に残念なこと。
この手のキャンペーンなどは、如何に顧客にアピールするか、メディアに取り上げられるかなどは用意周到に準備しますが、社内対応が疎かになるケースが少なくないことも確かだろうと思います。本部と現場店舗の温度差を埋める努力が足りなかったのでしょう。
社内にも届かない想いは、お客にも届かないといったところでしょうか。大きなアピールをしたい場合には、外ではなくアルバイトも含めた社内に十分な配慮をすることが重要であり、お客は広報部や販売促進部門を見ているのではなく、”店員”としか接点が無いことを十分に念頭に置いて対応する必要があろうかと思います。