取材依頼は迅速に対応を!
報道を得ようと日々メディアにアプローチするものの、なかなか成果に結びつかないのが現状であり、これは永遠の課題だろうとも思います。
しかし数は多くはないものの、特にプレスリリースを出したタイミングではないもののメディア側から質問、問い合わせを頂くことがあります。
これはまとめ記事など記者が具体的に記事をイメージした上での問い合わせであることから露出につながりやすい状況と言えますが、記者の要望に応えられることが大前提となります。
まず問い合わせ元のメディア側の状況により対応はまちまちです。日刊紙なのか週刊紙誌なのか月刊誌なのか、またはテレビなのかにより回答期限も違ってきます。同じ質問でも今日の18:00までに回答せねばならない場合と、翌日中で良いという場合とでは対応の仕方は雲泥の差があります。テレビなどでは即答せねばならない時も少なくありません。
ここで大事なのは質問者側の欲しいタイミングを必ず確認した上で適時対応していくことです。社内事情で対応には1日かかるという状況を押し付けるようではなかなか報道を得ることは難しいと言えます。
加えて重要なのが回答のクオリティです。
記者が望んでいるのは”書けるネタ”です。そのため記者に解るように回答するのでは聊か足りず、そのメディアの読者や聴視者に対して解る様に回答することが重要です。そのため正確性の確保という意味でも口頭のみの回答は避け、できる限り書面にて回答することが望ましく、聴視者への補足資料という視点での構成が大きなポイントとなります。
そしてもうひとつ大事なのが答えられない場合の対応です。
応えられないというケースには幾つかのパターンがあります。業界では盛り上がっているものの当社ではやっていない、当社もやってはいるが大した力も入れていない、準備は行っているが言える状況ではない、当社の恥部なため避けて通りたいなど。
状況により対応はさまざまですが、大事なのは言える範囲で答えられない理由を迅速にこたえること。時間だけ引っ張って答えないなどは最悪です。個別には答えられないが、業界での状況が解るような資料を提出するなども時としは必要です。
大事なのは今回は答えられなくとも、報道には結びつかなくとも、今後の取材先候補に入るっていることが重要です。記事には書けなかったが、また何かの際は問い合わせたいと思わせられるかで、まとめ記事に入れるか否かが大きく変わってきます。
単なる回答できないひとつの質問であっても永い目で見た上での対応が重要です。
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広報は良いこと探しのプロ
誰しも失敗はあります。
会社とて同様であり、失敗とまではいかないものの余り思ったほど上手くいかないことは多々あろうかと思います。
メディアプロモートをするものの余り効果が出なかった場合、どのような対応をしていますか?
配布したリリースの精査、説明資料の不備などの見直しやタイミングは適切だったのか、プロモートしたメディアや記者は選定は適切だったのか、そして説明の仕方、説明者は適切だったのかなど検証や反省する点は多々あろうかと思います。
これら至らなかったことを見つけ出して改善していくことはもちろん重要ですが、その中で”出来たこと”や”結果的にうまくいったこと”などをしっかりと認識することも重要なことと言えます。
例えば、露出にはつながらなかったが、
・切り口の料理の仕方の改善点が解った
・図解など効果的な説明方法が解った
・記者の関心事が把握できた
・記者とのパイプができた などなど
大事なのは常に前向きであること。この習慣をつけることで、日ごろの社内の活動の中からニュース素材を発掘してくる力が備わってきます。いつも後ろ向きな方はもちろんのこと、普通の方と比べても雲泥の差がつくでしょう。
どんな失敗でもプラス面を見つけ出す感性は広報マンとして必要不可欠なスキルだろうと思います。この力が養われることで説明力にも大きな違いが出てきますし、印象も変わります。
これらの感性は急に養われるものでもないため、仕事のみならずプライベートでも同様に”良いこと探し”を実践してみることをお勧めします!
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少数派にもニュース性
先日、懐かしく感じる記事を発見。なんでも自動車のマニュアル車(MT車)の人気が少しずつではあるものの増加傾向にあるという。私も20歳代の頃はMT車を好んで乗っていたものの、ここ最近は殆どお見かけすることもなくなった。
オートマ車(AT車)が出だした頃、こんな面白くない車に誰が乗るか、ファミリーカーとしては普及しても間違いなく商業車には普及しないと断言していたが、技術の進歩は著しく、タクシーやバス、トラックまでAT車が浸透してしまい、今ではMT車は超少数派であり買いたくても買えない環境となった。
調べてみると1985年のAT車比率は48.8%だったものが90年には72.5%と急速に浸透し、95年には80.8%、2000年91.2%となり、2010年には98.3%がAT車だという。
では1.7%という超低シェアとなったMT車にはニュース性(報道価値)は無いのか。
一般的な商品やサービスなどでもシェアが低い場合はニュース性が無いと思われがちです。もちろん、安定的にシェアを落とし、特に変化も見られない場合はそう言わざるを得ません。
しかし新たな試みを実施した、ベクトルが上向いた、高シェアを得ている層にはない最先端の技術が導入された、高シェアを得ている層の課題を解決する要素がある、1社のみならず複数社に動きがある、などという切り口が言えるのであれば状況は変わります。
またニッチな分野では独自のうま味などもあることから報道されることは避けたいと思うケースもありますが、単に露出を試みたいがシェアが低いというだけで諦めるのは早いと言えます。
一度、全体の傾向や業界での位置づけ、メリットデメリットなど再検証してみては如何でしょうか?
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