広報力向上ブログ -32ページ目

いつも頭に付箋紙を!

 私は広報素材のニュース性を上げる際、またはプレスリリースを書く、取材を企画する際などに、ふとそれまで考えていなかった全く違った切り口やアイデアが浮かぶことが多々あります。


まるで降りてきたと言わんばかりの状況です。


ではなぜその様なことが起きるのでしょうか。


自分の意思とは別に勝手に降りてくることなので定かなことか解りませんが、恐らく普段の露出物の見方、記憶の仕方が奏効しているのだろうと思います。普段テレビや新聞などを見る際、目前の広報素材に関連する報道に限らず、意識的に幅広く情報を得ようと心がけています。


そして大事なのが、ただ単に露出物をみるだけでなく、なぜ露出につながったのか、キーワードはなにか、ストーリーは?、どこまで踏み込んでいるのか、信憑性を上げるための工夫は?などをじっくりと考えて記憶します。


恐らくここで単に記憶するだけでなく、その記憶に付箋紙が付けられて記憶されることで、いざという際に呼び出しやすくなっているのだろうと思います。


直接的な情報のみならず、できるだけ広範囲な情報を得る様にすること、そして単に記憶するだけでなく”記憶に付箋紙を付けること”を始めて見ては如何でしょうか?



クリックをお願いします! にほんブログ村 経営ブログ 広報・IRへ







お盆と広報

 既に取得されている方もおられるようですが、今週末から来週末の間で夏休みをとられる方が多いのではないでしょうか。


夏休みは一般的な連休と違い長期間であることが特徴ですが、広報としても日頃と違った対応をとる必要が2点あります。


ひとつは経営陣や主要幹部の連絡先、指揮命令系統などの確認です。


7-8月の旅行費用は、年間の50%がこの2ヶ月で消費されることから解るとおり、大勢の方が帰省や海外を含めた長距離旅行に繰り出すこともあり、有事に備えた連絡先などを予め確認をとっておかなければ、いざという際に全く連絡がつかないという自体に陥ります。


有事の際に連絡が遅れることの影響については日頃からご認識と思います。加えて休み中にプレスリリースを発信するケースもないとは言えないので、事前にシミュレーションも含めて準備しておくことをオススメします。


そしてもう一点。お盆休みなどの期間は、多くの企業のみならず公共機関の活動量も低下することもあり、ニュースなどが枯渇します。夏枯れと呼ばれています。


つまり広報活動においては、日頃よりは報道されやすい環境と言えます。


この時期に報道されても見る人はいないという考え方もありますが、以前に比べ連休も分散化傾向にあるため、以前よりは効果的と言えるのではないでしょうか。


いつも付き合いのある記者にアタックするもよし、日頃なかなか報道されないメディアにチャレンジするもよし、一度トライしてみては如何でしょうか?

クリックをお願いします! にほんブログ村 経営ブログ 広報・IRへ
















化粧品会社に見る広報対応の落とし穴

 今とある美白化粧品を使った顧客が白くまだらになるという被害が広がっています。


報道によると先月頭に自主回収を公表したものの、実は昨年10月に皮膚科医から白斑の症状について指摘を受けていたことが明らかになったようです。しかしその際は、アレルギー皮膚炎の一種と認識し、調査をしなかったとのこと。


まあこれだけをみれば適切な対応をしているかに見えます。


しかし実は2年前から肌の異常を訴える相談が寄せられていたこと、今年5月にも皮膚科医から指摘を受け調査に入ったものの開始までに2週間かかったこと、先月頭に自主回収を公表した際には被害者は8,600名にものぼっていたことが明らかになり、対応の遅れや事実隠蔽の可能性も否定できない状況と言えます。


どの時点で経営者に現場の情報が入り、経営者がどう判断したかは定かではありませんが、結果だけをみれば大きな隠蔽事件にも映ります。


以下は完全な推測であり、一般論ですが、意外と広報担当者は直前までこの様な状況を把握していなかった可能性があります。


業種にもよるのでしょうが、クレーム費は大きな経営情報であり業績にもインパクトがあるため、経営者にこれらの情報が伝わらないことは考えにくいですが、広報部門までは情報が落ちていなかった可能性は一般的にみても低くない気がします。


しかしもし早い段階でクレーム情報が広報部門にも入り、少しでも客観視できていれば、或いは消費者はさておいてもメディアの影響などを考えられていれば対応は早まったのかも知れません。勿論、会社により経営のなかでの広報の位置づけや、広報部門長のスキルにもよるとは思いますが...。


クレームは企業価値を著しく低下させると同時に、上げることもできるもの。


日頃からリリースできうるニュースのネタ探しなども重要ですが、この様なクレームやお客様からの相談情報なども毎月情報を入手し状況を把握しておくことをオススメします。


有事の際の対応に備えるという意味だけではなく、発表した新商品の売れ行きや消費者からの評価も追いかけることも攻めの広報を行うには必要な情報だろうと思います。

クリックをお願いします! にほんブログ村 経営ブログ 広報・IRへ