広報力向上ブログ -294ページ目

鳩山政権の見せ方

もうすぐ鳩山政権が誕生する。しかし、テレビを見て伝わってくるのは、朝令暮改が多いということ。

マニフェストと言ってみたり、政権政策集と良い換えたり、人事は間もなく決まると言ってみたり、未だ白紙だと言ってみたり...。そもそもネクストキャビネットは何だったんだろうかと言いたくなる。


確かに一国の主になるのは、相当なプレッシャーがかかるだろう。しかも初の政権交代ということもあり、首相経験者が党内に居るわけでもない。それは理解できる。しかし余り発言がコロコロ替わるというのは、別の情報も発信してしまっていることも留意しなければならない。


実際のところは解らないが、依然小沢さんの権限が強く、思い通りに運営できない、或いは優柔不断であるなど。今秋、景気は2番底が来ると言われている。無駄を省くことも重要だろが、相当な景気対策は必要だろう。その際、用意周到の上、景気対策を打ち上げれば効果はあるだろうが、同じ対策をするにしても、同じ資金投入をするにしても、本当にやるのかどうかわからない、中身が解らない情報を小出しに発信すれば、恐らく安心感より不安の方が勝ってしまい、景気対策の効果が出ないのではないだろうか。


言う言わないという低次元な議論ではなく、国民にどう伝わるのかを考慮した見せ方を検討してもらいたいものだ。



クリックをお願いします! にほんブログ村 経営ブログ 広報・IRへ

広報の品格

広報活動は広告と違い、多額の費用が掛る訳ではない。また特に広報活動を行うための資格がある訳でもないため、ニュース性さえあれば非上場企業であれ、小さな店舗であれ、また個人でもできる。しかし広報活動を行えば必ず効果が出るというものではない。逆に安易に行うことで逆効果な場合もある。ではどの様にすべきなのか。


メディアを使った情報発信を行えば、多少の露出を得られるかもしれないが、それが広報活動と言える訳ではない。広報活動は“情報受発信活動”であり、受信体制も充実させなければならない。簡単に言えば、質問に誠実に答えるのみならず、当然聞かれると思われることは十分な準備をし、場合によっては先に答えることも必要であろう。つまり「言いたいことだけ言う」、「良く見せたいだけ」という行為は、仮に目前では効果を出せたとしても、何れは必ずボロが出る。この自己中心的な考えの方々には、広報活動を行う資格はないと言っても過言ではない。当然だと思われる方も多いだろうが、意外に知らないうちにこの様な活動をしているケースは身近に多い。


解り易い例では、不祥事などでの不誠実な隠ぺい、偽証会見だろう。これについては言うまでもない。しかし、発信者側の都合で記者を集め会見はするものの、言いたいことだけ発言し、当たり障りのない質問は受け、話がそれると時間切れで逃げ切るというのは散見される。記者も人間であり、前向きな良い発表案件であっても、不誠実な対応でひとつで論調はいとも簡単に変わることは認識しておかなければならない。


とは言え、何も記者に媚は売る必要はない。読者や視聴者に良く見られたいのであれば、それを伝えてくれる記者には誠実な対応をすべきだろう。また記者は数値や品物だけを見ている訳ではない。発信者自体も報道の対象として見ていることを忘れてはならない。


広報80箇条 姿勢を見せるのが広報と認識せよ



クリックをお願いします! にほんブログ村 経営ブログ 広報・IRへ

PR会社の使い方

PR会社をご存じだろうか。広告代理店を知らない人は、まずいないと言って良いが、PR会社を業務内容まで理解している人は、残念ながら未だ多くはないのが現状だ。PR会社は、企業や団体などの広報業務の受託やコンサルティングを行うことを主業務としている。しかし純粋なパブリシティのみならず、広告やイベントなどをメインとして運営しているケースもあり、広告代理店に似た動きをしているところも少なくはない。ではPR会社をどの様に選択し、どう使えば良いのか。


まず前述のようにPR会社にも各社特徴はさまざまである。強み弱みの検証がまず選択時の確認事項だろう。コーポレートPRの場合は、さまざまな経験をしているところが強みとなるが、商品PRの場合は、特にIT、製薬、ファッション業界であるが、業種独自のPR手法となるため、業種経験値が重要となる。またPR業界の特徴として、人材流動性が高いということが課題となっている。担当者がコロコロ変わるのは業務上かなりの支障をきたす。この点についても確認が必要だろう。


そして使い方であるが、大きく言って2パターンある。1つは広報業務になかなか人を割けない場合のアウトソーシングである。この場合は、如何にPR会社をコントロールできるかが大きなカギであり、十分に業務実態の精査や役割分担などを行う必要がある。そしてもう一つは、コンサルティングを受け自社で実務を行うと言う手法だ。


何れにせよPR会社を使うには当然のことながら費用が掛る。月額は少なくても2~3年経つと大きな投資だ。数年間PR会社を使った際のOUTPUTは自社単独で行うよりは大きくなるのは当然であるが、大事なのは自社の広報体制がどう変わったかという視点もである。投資をするのであれば、少しでもPR会社からノウハウを吸収し、自社も成長していかなければ本当の効果は得られない。ノウハウを吸収できれば次のステップに進めるだろうし、またノウハウを吸収できるPR会社の選定が重要だろう。


広報79箇条 PR会社からノウハウを吸収すべし



クリックをお願いします! にほんブログ村 経営ブログ 広報・IRへ