常識って?
「常識」ということばを辞書で調べると、
健全な社会人なら持っているはずの(ことが要求される)、ごく普通の知識・判断力
とあります。
普段の生活や、仕事上のことでも「そんなこと常識だろう!」と思ったことや、誰かがそう言っている場面に出会ったことは少なくないだろうと思います。
大事なのは、前述の辞書からも解るように、「常識とは誰しも持っている”はず”の知識」であり、必ずしも誰しも同じではなく、答えはひとつではないということ。
私はタクシーに乗る際、道に明るくないこともあり、必ず「道はお任せします」と言います。
そうすると同じ場所から同じ目的地に行く際でも、結果的に料金はほぼ同じであるにも関わらず、幾つものルート(選択肢)が存在することが解ります。
ここでは下記が言えるだろうと思います。
・運転手によって常識が違う
経験値や情報量、性格(頭が柔軟か頑固など)にってもマチマチ
・工事や渋滞など、乗客の知らない状況変化が起こっている
状況変化は常に起こっており、自身が知らない情報も多い
・同じ場所から乗ったと言っても、実は交差点の前か先で条件が変ってくる
自身は同じと判断した内容でも、実は違っていることもある
同じではなく実は「同じよう」だった
自身の考えは常に相手が認識していることと同様ではなく、仮に少し前までは同様であっても状況変化は常に生じており、刻々と条件(常識)は変っている、また自身が同じと認識していたことが実は同じではない場合があることを認識せねばならないとタクシーの中で思った次第です。
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先ほど申し上げた通り・・・
「先ほど申し上げましたとおり」という言葉は、奇異な言葉でもなく、ごく一般的に使われる言葉だろうと思います。
取材や会見時などの説明時に、これまで話していたことに改めてスポットをあて、強調してインパクトを与える、或いはキーワード化して頭の整理を促すなど、非常に便利な言葉でもあります。
しかし、質問に対する回答を述べる際に使う場合は注意が必要となります。
質問に対して答える際、「先ほど申し上げた通り・・・」という表現は、先ほども説明したけども、聞いていませんでしたね?、或いは解らなかったのですか?という意味にとれます。
もちろん、中には意図的に何度も同じ事を質問する記者もいないわけではありませんが、言われて余り良い印象を受けない言葉ではないと言えるだろうと思います。
加えて例え専門紙誌の記者であっても、当然のことながら全てを知っている、理解している訳ではありませんし、毎回必ず、説明者にとって最適な記者が来る訳でもないことは事実だろうと思います。
つまり、「先ほど申し上げた通り・・・」と発言したくなる場合は、自身の説明が足りなかった、説明方法が適切ではなかったという認識で、「先ほど申し上げた通り・・・」という言葉は使わずに、説明の仕方を変えてみることをオススメします。
「先ほど申し上げた通り・・・」という言葉は、何でもない一般的な言葉である印象がありますが、時として感情の高まりを表しやすく、また質問者に理解いただきたいという気持ちが足りない、横柄などという印象も与えやすく注意が必要な言葉だろうと思います。
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販促部門との連携
広報部門と近しい仕事をしている部門として、販売促進やマーケティング部門などが挙げられます。
似たような仕事、関係の強い業務が非常に多い関係といえますが、なかなか連携が上手くとれておらず、効果が発揮できていないばかりか、ロスが多いという場面が散見されます。
これは企業規模が大きくなればなるほど色濃く表れる現象だろうと感じます。
例えばひとつの新商品の広報活動を考えた場合、販促やマーケティング部門で商品特性を考え、あらゆる情報発信手法を考え、具体的に広告を打ち、イベントを実施し、SNSなどでの浸透策などを講じます。
しかし一歩引いて見た場合、その商品が周りに与える影響や事業部門の中での位置づけ、会社の中でのそれを考える視点が抜けていることが少なくありません。新商品PRを考える際に、広報部門が最初から入っていれば避けられる発想だろうと思います。
また商品PRとコーポレートPRの違いは、明確に線引きすることはできず、また社長を活用するか否かでもありません。新商品のPRに社長が必要であれば、積極的に活用すべきだと思います。
現に自動車メーカーや携帯キャリアの新商品発表会には、多くの場合、社長がスピーチしています。
出来れば社長に登場いただきたい....しかしそれは広報部マターだから....。
こんな発想を販促部門やマーケ部門にさせぬよう、積極的に連携をとっていくことが重要だと思います。
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