広報力向上ブログ -193ページ目

業界マップを作ろう

記者に自身の会社や大学などを説明する場合、どのように説明を行っていますか?


自身の概要はもちろんのこと、主力事業や特長、強みなども併せて説明すると思います。しかしこれでは記者の方には伝わりません。つまり記事にはなり難いと言えます。理由は自身の立場でしか語られていないということが挙げられます。この様な説明は少なくないのが現状です。


自身の立場だけの説明は、極簡単に言えば、「私は凄い!」と言っているのと同意です。これでは自己満足としてしかとられず、また自身の立場を理解できていないと思われるでしょう。ではどう凄さを伝えるか。


それには「他との比較」が必要となります。それにより


・具体的にどこがどれだけ凄いのかが明確になる

・周囲と比較することで独自性が明確になる

・他と比較することで信憑性が増す

・業界内での比較により、位置づけが明確になる

・社会との比較により、役割が明確になる


一度、他との比較はもちろんのこと、業界や社会との位置づけを明確にするためにもマップ作りをしてみては如何でしょうか?言葉で説明するよりは、”絵”で見せた方がより理解度が増すばかりか訴求力も上がります。
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勿体ない!海猿効果が半減

海猿シリーズの完結編、「THE LAST MESSAGE 海猿 」の上映が始まった。人気シリーズの完結編に加え、メジャー配給の邦画では初の3D映画ということもあり、観客動員数も非常に好調の様だ。


この海猿シリーズは御承知の通り、海上保安官を主人公としてストーリーが展開される内容であり、それによってこれまで余り認識がされていなかった「海上保安官」という職業にスポットライトがあたり、広く海上保安官という仕事の職務内容や重要性、加えて家族や恋人の立場などへの理解浸透が図られたのではないだろうか。


間違いなく「海猿効果」だと思うが、海上保安官と言う職業への希望者が増加しているとも聞き、また海上保安官自身のモチベーションアップもさることながら、ご家族も周囲に理解者が増えることでほっとした気持ちになったのではないだろうか。そういった点でも実に効果があった映画であろう。


しかし先の尖閣諸島問題では、中国の要求にあっさりと屈する形で中国人船長を保釈。


外交的な問題は多く方が議論しているためここでは記述しないが、現場で命を張って職務遂行している海上保安官の立場を考えると何とも言えない。単にモチベーションの低下などという安易なひとことでは片付けられるものではないだろう。


対外的な効果ばかりが表に立って議論されるが、殆どの場合、現場の立場や社員の気持などが議論されることはない。彼らの場合、モチベーションの低下は死につながることもあり、また再建を続けるJALなどは職員のみならず乗客の命まで預かっている訳であり、一企業の死活問題では済むものではない。


対外的な効果云々の議論も結構だが、現場や社員などを意識した広報活動にも着目すべきではないだろうか。

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露出が多ければそれで良い?

報道さることは実に難しいこと。一生懸命広報活動を行っていればそれに比例して露出される訳でもなく、活動休止中に取材依頼などがあり報道に至ることもある。人員を増やしたからといって露出が増えるとも限らず、また人員を削減しても露出量が変わらないことも十分にある。負荷体効果など計れるものではなく、実に難しいものだろう。


しかし、中には実に羨ましい環境の企業などもある。有名な企業や施設、報道し易い企業やメディアから見て使い易い施設を持っている企業などである。これらの企業はさほど努力しなくとも一定の露出を稼げるある意味羨ましい企業であろう。


だが露出量が多いからといって企業としての効果が十分に出ているとは限らない。取材依頼が多くともそれはメディア視線の切り口であり、それが露出されたからといって企業として必ずしもプラスになるとは限らない。もちろん、読者や視聴者の目に触れたという点では効果があるのだが、単に露出が多いからといって効果が大きいと認識してしまうのは間違いであろう。


社名が出た、施設名が出た、商品名が出たというのは確かに大きいが、社内の極一部に偏っているケースが大きい。偏った情報を報じられているのは修正していく必要があるだろう。また露出が多いからといって発信者側として出したい情報や切り口が出せているとも限らない。


露出量が多くとも定期的に見直し、報道されるメディアに偏りがないか、商品やサービスに偏りがないか、訴求メッセージは合致しているかなどは、検証し修正していく必要があると言えます。


この様な広報活動の振り返りは、半期に一度は必要です。3月決算の方は、そろそろ見直しを始めてきては如何でしょうか?


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