競合の悪口は効果的か?
取材の際、記者に対して競合の悪口を言う人は意外と少なくはない。私も同席時に経験したことがあり、またその様なお話を聞くことがある。中でも営業系の方に多いのではないだろうかと感じます。
営業が競合に敵意を抱くのは極当たり前のこと。日頃は火花を散らして正に競いあっているのであり、その相手に対して良く思わないのは当然のことでしょう。しかし聞く側の記者が良い気はしないのも事実と言えます。
また悪口を言う人は日ごろからある程度予測ができることもあり、事前に広報担当者からレクチャーを行う、或いは取材後の反省としてしっかりと取材対応者に伝えておくことが必要と言えます。
【ポイント】
・悪口は人(記者)を愉快にするものではない
・自身の視点でしか物事を捉えられていないと思われる(格を下げる)
・その発信者の情報には、信憑性がないと思われる
・逆に自社(自身)はどうなのかと逆の立場で検証されている
・今回の取材の流れ上、その悪口は必要であったか
・行政批判などはそのまま記事化されることもあり(本業に支障あり?)
「誠に遺憾」は他人事
政治家がよく使う言葉に、「誠に遺憾」がある。
・思い通りに事が運ばずに残念
・期待通りにならず心残り などという意味だ。
重要なのは、「残念である」という感想を述べているだけであり、謝罪等ではないこと。
企業でも不祥事の際の会見の場で使われたり、また会見を開かずとも企業広報部のコメントとして使われることがある。
本当に「残念だ」という気持ちを伝える際には良いだろうが、反省や謝罪などを伝える場合には適切な言葉とは言えない。むしろ、自身の言葉ではなく、表面的に事を捉えている様な印象を与え、逆効果と思う場面も散見される。
よく使われる言葉が、必ずしも適切な言葉ではない。
重要なのは、自身の想いを自身の言葉で伝えようとすることではないだろうか。
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菅総理がブログを開始 今なぜ、いつまで?
菅総理が昨日よりブログを始めた。
その名もKAN-FULL BLOG 。日本の元気を回復する「カンフル剤」となる政策を解り易く解説したとの考えから「カンフル」と名付けたとのこと。
今、なぜ、理由が解らない。対外的にアピールすることよりも、閣内や民主党内の結束を図ることの方が優先順位ははるかに高い筈。ブログで対外的にアピールをするよりも、閣内、党内での議論に力を注いだ方が余程効果があるのではないだろうか。
広報は”如何に効果的な発信をするか”だけではない。第三者評価を取り入れること、内部のモチベーションを活性化させること、意識統一なども重要な役割。どれくらいの期間続けるつもりなのかは定かでないが、もっと他にやるべきことがあるのではないだろうか。
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