広報力向上ブログ -169ページ目

PR会社の使い方

■PR会社活用の善し悪し(2-1)


PR会社を活用する利点は、社内で広報に人が割けない場合に業務をアウトソースできる、また自社や同業種以外の幅広い広報活動の経験からくるノウハウを活用できるため自社で行うより露出が多いことが挙げられます。


広報パースンの価値は、切り口や人脈などといった引き出しの多さで決まると言われますが、その数はPR会社の方が多く、また第三者的な視点での検証といった面でも活用するメリットがあると言えます。


しかしデメリットもあることも確かです。メディアは基本的に直接発信者側から話を聞きたいと考えます。もちろん要領を得ない企業担当者よりPR会社の方が良いということが浸透している業界もあります。


加えて企業側がメディアに会わないということは、メディアの持っている業界情報や切り口、関心事など情報を入手できないとも言えます。また広報は直接出てこないのか、といった視点で見られていることも否めません。


またPR会社に頼り切っていると、予算が取れず契約を切らざるを得なくなった場合、完全に広報活動がストップしてしまうというリスクがあります。これは絶対に避けるべきケースと言えます。


広報活動を一旦止めてしまうと、再開してもどうせまた都合が悪くなると引っ込むのでしょう?などといった印象を与えてしまい、再度信用を得るまでには相当な時間が掛り、大きな企業価値の失墜と言えるでしょう。



■今後のPR会社の使い方(2-2)


年間10百万やそれ以上の費用を投下し一定の露出を確保できても、契約終了と同時に何も残っていないというやり方は非常にもったいないことと言えます。また前述のように企業姿勢としても懸念材料と言えます。


PR会社を活用しても、単に任せるだけでなく、ノウハウを吸収するという発想が重要だといます。単に提案を受けるだけでなく、その背景なども含めて徹底的に議論を行い自分のモノにすることが重要だと考えます。


広報の勉強はどこでも出来ます。メルマガしかり、新聞や雑誌、TV、Web上でも様々な情報を得られることから、常にアンテナの感度を上げてノウハウやアイデア、切り口を吸収することが重要と思います。


弊社ごとで恐縮ですが、広報OJTサポートというサービスを行っております。広報実務を担当者様と共にし、ノウハウを提供しながらスキルアップを図り、将来的に弊社の負荷が減れば費用も低減できるというものです。


お陰さまでお話を頂ける機会が増えてきており、まだこの様なサービスを行っているところはないのだろうと思いますが、ゆくゆくは主流とは行かなくとも増えていくものと考えております。


私も企業広報経験者だから拘るところなのですが、あくまでも広報は自社で行うものであり、PR会社は黒子の黒子。使いこなさなければ意味もなく、互いの切磋琢磨が必要となっているタイミングなのだろうと思います。



【ポイント】

1.広報活動はあくまでも自身で行うもの
2.常にアンテナの感度を上げノウハウを吸収する
3.PR会社との切磋琢磨が重要

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報道の確度を上げる2つの契機

■第一の契機(2-1)


情報には鮮度がある。これは誰しも理解されていることと思います。しかし広報素材には旬があることは、広報ご担当者は理解していても広く組織の中で理解されているかと問えば、全く理解されてはいないでしょう。


広報担当者が情報をキャッチした後、ニュース性の向上や発信の準備などのリードタイムを考えると、如何に早期に情報をキャッチするかが大きなポイントとなります。大事なのはそれを如何に現場の方に理解頂くか。


そのためには広報担当者が十分に理解の上、啓発活動を行っていくしかないと言えます。では広報が認識しておくべき情報のタイミングにはどの様なものがあるでしょうか。第一に認識しておくべきは発信の契機です。


発信の契機という切り口は、は販売開始などだけではありません。方針の決定、開発に目途、量産開始などに加え、販売開始後も販売量がどうであったか、予想外の客層や使用用途などが解った際も十分な契機になります。


リリース配信できるような発信の契機は解り易いですが、個別取材などを誘致していく切り口や契機となるとひと工夫必要であり、常にそれぞれの活動の状況を把握し、切り口がないかなどを検討していく必要があります。


また発信の契機として挙げられるのは、切り口ともうひとつは、実際に発信するタイミングです。これは発表案件の素材が発生してから可及的速やかにというのが基本ですが、自身だけの都合だけでは決められません。



■もうひとつの契機(2-2)


これまでに申し上げたのはあくまでも発信者側の都合です。もうひとつ配慮しなければならないのは、実際に報道するメディア側の都合です。これには仕組み上の契機と、記事化を促すための契機の2つがあります。


仕組み上の契機とは、締め切りを意味します。新聞には朝刊と夕刊がありますが、当然のことながら締め切りはそれぞれあります。大きな案件であっても朝一番で発表すると夕刊に掲載され終わってしまうこともあります。


そして土日に紙面を持たない媒体もあるため、安易に金曜日に配信することは望ましくなく、ついては曜日も重要となります。雑誌においては週刊誌や月刊誌などが存在し、当然それぞれに締め切りが存在します。


またインターネット上では締め切りという概念がありませんが、配信は同時が鉄則であり、他のメディアと合わせる必要があります。そしてもうひとつ重要な契機は、記事化を促すためのタイミングです。


これにはさまざまなケースがあり簡単には申し上げられませんが、記者がその日までに書かなければならないと思わせるタイミングです。ごく簡単に言えば、○○の日に合わせた切り口などの場合です。


この様にニュース性や報道の確度を上げるにはタイミングが重要となり、広報素材の切り口と同様に検討していく必要があります。
ご参考:
http://1koho.livedoor.biz/archives/1052782.html



【ポイント】


 1.発信の契機は切り口と同時に検討が必要

 2.メディアが書こうと思えるタイミングを検討せよ

 3.発信するタイミングにより報道の確度が変わることを意識せよ

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大相撲、ファン離れ深刻

昨日、国技館で行われた大相撲初場所3日目。なんでも空席が目立ち、チケットの売れ残り枚数が5,118枚だったそうです。これは現在の国技館になってから年3回行われる東京場所での1日の残量としては過去最多だそうです。


5,000枚といっても今ひとつピンときませんが、座席総数が10,500席であり、約半数が空席という異常事態と言えます。昨今の経済環境なども影響しているとは思いますが、相次いだ不祥事などの影響が大きいことはいうまでもない事実ではないでしょうか?


一般的に不祥事を起こした際、「今後は再発防止策を講じて参ります」と言って締めくくり、実際に有事を切り抜けた後、再発防止策の取り組みや進捗状況などを継続して発信していくことは極めて数が少ないのが実情かと思います。


何もせずとも時が解決してくれる場合も無くはないでしょうが、このまま放置しておくと社会から抹殺されることも十分考えられるのではないかと思います。


以前、大相撲のニュースが無い日はないというばかりに散々報道されていましたが、現在は報道が減っている様に感じます。この状況を、「叩かれずに済んでいる」ととるか、「社会からの関心が薄れてきている」と取るかで大きな差が出るのではないでしょうか。


「よく見せるのが広報」と考えずに、「姿勢を見せていくことが広報」と捉えて欲しいものです。単に女子大生1名を広報部に入れることよりも、もっと先にやるべきことは山積しているのではないでしょうか?


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