広報力向上ブログ -170ページ目

情報はスピード?

かつて”情報はスピードである”と散々言われてきました。加えてソーシャルメディアの台頭などにより、情報発信のスピード、情報展開のスピードもより威力を発揮してきたと思います。今後もその傾向は増していくことは言うまでも無い事実だろうと思います。


しかし、情報に必要なのはスピードだけなのでしょうか?


”情報はスピード”と言われていたのは、スピードがなかった時代のことと思います。もちろん、意思決定のスピードなどは必須のこととですが、これだけ自由に世に発信できる環境になれば、”スピードだけ”では価値が無いように思います。


先日、広島市長が次期選挙に不出馬との表明をYouTubeにて発信しました。市政記者クラブなどでの記者会見などのセッティングを行わないことで、よりスピーディーな発信ができるとも言えますが、何のフィルターも通していない直接発信にどれだけ”情報の信ぴょう性があるのか”という疑問は感じずにはいられません。


記者クラブなどを通さなかった、メディアを通さなかった理由も何かある筈であり、何かの事情で正式に記者クラブは通せなかったなど、きちっと説明がなければ憶測が憶測を呼ぶ事態ともなりかねません。


直接発信すると自身の想いをストレートに発信できることは間違いない事実ですが、”自身の想いがストレートに伝わるか”という点では懐疑的と言わざるをえません。


自身の想いをどう発信するかではなく、どう伝わるかが重要であり、そのためにも”如何に信憑性を持たせるか”という工夫が重要だろうと思います。安易な直接発信は、一見スピーディーで言いたいことが言えるというメリットが大きいように思えますが、落とし穴があったり、実際に伝わるといった点で難があり、発信手法も見直していく必要があろうかと思います。


また情報の受け手の目を肥やしていくことも、今後の大きな課題ではないでしょうか?


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相撲協会広報部に女子大生

日本相撲協会が、広報部にインターンシップとして女子大生を採用し、新年の5日から就業を開始したようです。


採用されたのは今年の3月に卒業を控えた4年生で、4月から大学院に進学するとのこと。研究テーマは「地域におけるプロスポーツマネジメント形態のありかたについて」。就業は週2、3日で機関は3月まで。


相撲は日本独自のスポーツであり、また”角界”と他と区別されているように独特の世界観があり、学生にとって良い研究材料になるのではないかとは思いますが、期間が短くまたどこまでマネジメントに関われるのかに疑問を感じます。単なる話のネタとして終わらぬと良いのですが...。


また協会としては「協会改革の一環」としながらも、安価で貴重な即戦力(労働力)とも捉えている様です。


広報は極端に言えば、組織を潰すことも改革することもできる重要な部門。学生とはいえ、貴重な角界外の人材を上手く活用し、協会としても第三者的な視点や感覚など多くのことを吸収して頂きたいものです。


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広島市長がYouTubeで退任表明

次期市長選へ不出馬を表明した広島市長が、会見ではなくYouTubeで想いを公開。


詳細は解りませんが、書き込みなどをみると評価の高い市長にも思えます。また会見を開かない理由は、次期選挙戦に不出馬という個人的なことに時間を割くよりは、残りの時間を本業に専念したいという想いからであるとの書き込みもありました。


市政にとって「市長選挙」は間違いなくTOPニュースのひとつであり、任期満了が近づくにあたり取材攻勢や憶測記事などが増えてきたことなどが背景として考えられます。「選挙予想」はマスコミの最大関心事のひとつであることは間違いなく、行き過ぎた報道姿勢があったからのことなのでしょうか。


第一報を伝えることだけがマスコミの役割ではなく、きっちりと市民にとって、或いは他の市政や地方政治に求められていることなどからきっちりと「功績や課題」などを評価し、次の選挙に求められていることを明確にすることもマスコミの役割であると思います。


表面的な報道、数字が取れる事象に対する報道が過熱し、本来マスコミだけしかできない”検証”という本来の役割が欠けてきているように最近思えてなりません。


動画配信が容易にでき、また浸透しつつある中、「報道の役割、本質」を見直す時期でもあるのではないでしょうか。


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