相手の立場での検証が大事
商品サービスのリリースを書く際、出来る限りそのものの特徴を前面に出そうと苦労されていると思います。またコーポレート案件のリリースも同様、如何に自社に影響があるか、効果があるかを謳うと思います。
ニュース性の検証をする際、まずはそのもの自体を、そして自身にとっての位置づけや影響などを徹底的に検証することは非常に重要ではありますが、それで終わってしまっているものが非常に多く散見されます。
次のステップで必要なのは、”相手の立場での検証”です。その商品を使う人にどの様なメリットがあるのか、その商品サービスや企業活動を行うことで周囲にどの様な影響があるのかをよく見極めることが大事だろうと思います。
これが出来ていないと、単なる自己満足的な情報発信になる場合が多いのではないでしょうか?
しかし相手の立場に立った検証を行い、メリットや切り口を見つけたとしても、”押しつけがましい”表現は是非とも避けるべきかと思います。
自身の立場だけではなく、相手の立場なども含めて、常に”第三者の立場”を意識することが重要だろうと思います。
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中途採用での広報担当者の見分け方
広報担当者にどの様な人を選んだら良いかとよく相談を受けます。
中途採用の面接をしても、皆さん自己PRに長けているので、どれだけ実務に精通しているかの見分けがつかないというのが悩みの様です。
大きな発表案件を経験してきたと訴求されても、うちには言うほど大きな案件もないと。
その様な場合に私が申し上げているのは、大きな案件は露出の増減はあるにせよ、ある種誰にでも対応は出来るでしょう。それよりも日頃の何もない状況で如何に広報素材を見つけて発信していく力があるかないかを見極める方が重要だと。
そのため、例えば自社商品などで”新発売”ではなく、発売後1年経過後に露出をしたいが、どの様にすれば良いかなどと質問をしてみては如何でしょうか?本当に実務をしてきたか否かを見極めることができ得ると言えます。
そして大きな案件ばかりを訴求する人は、いずれ近い将来転職していきますよと。そしてその担当者の成長や組織強化を考えると、何れローテーションが必要だと思いますが、その際に単に広報ということで外部から採用してしてきた方は使い難いと言えます。そこで転職されてもお互いが災難だろうと思います。
私が提唱するのは、社内から広報マンを育て、そしてまた部門に戻すことで、広報部門の強化と共に現場部門でも広報の感性を持った方を増やしていくことが理想ではないでしょうか?広報の考え方や感性は、将来的に管理職や経営者になっていくにあたっては必ず必要になってくる部分でもあろうかと思います。
必要なものは、社内で育成、そして浸透が重要だと考えます。
社長メッセージは歴史の1ページ
皆さんの会社では、「社長メッセージ」は発信されていますか?
社長メッセージは大きなところでは就退任時などでしょうが、その他にも年頭所感や新入社員向けメッセージ、決算説明時、全社員集会、創立記念日、メルマガ、ブログ、朝礼などと数限りなくその場面はあります。
意外と日々の企業活動の中で多くあるのではないでしょうか?ではそれらのメッセージはどれだけ吸収されてますか?浸透していますか?
いや~今日は良い話だった...で終わっていませんか?中には”社長、またあんなこと言うとるわ!”というケースもあるかも知れません。しかしそれも含めて、大事な会社の歴史の1ページだと思います。
日々の細かいものまで全て記録をしておく必要はないとは思いますが、大きな組織変更や再編、中長期経営計画策定時などのメッセージは是非とも”テキストデータ”として残しておいて欲しいと思います。
最近は、映像で残す、或いはUSTREAMでの配信などが増えてきましたが、これでは印象には残っても正確な言葉を把握することはできないと言えます。
広報担当者は社長の言葉を社内外に浸透させていくことも大きな仕事のひとつ。出来るだけ大きなメッセージを発信する際は議事録としてテキストとして残し、そして読み返してより理解をし、広報担当者として発信していくことが重要だと思います。
正直、議事録として書き起こすことは大変な作業ですが、”歴史の1ページ”であることには変わりなく、これをやらずに済ましてしまうのは、広報担当者としての職務放棄だと思って諦めて頑張って頂きたいと思います。