広報力向上ブログ -160ページ目

微表情学

最近知ったのですが、”微表情学”なる学問があるそうです。


人が怒ったり、笑ったりしている仕草を見ると、大体相手の感情などは理解できそうだと思いがちですが、無愛想であったりあまのじゃくであったり人により表情はマチマチです。また同じ人であっても相手や環境によっても表情というのは違うのではないでしょうか。


私は話をする時に、本当に理解しているのか、興味関心はどうかなどを読み取るために相手の表情をよく見るようにしています。注意してみていると、ほんの僅かですが眉間や目じりがピクッと動く時などがあり面白いものです。その際、今のところはご理解いただけましたか?などと確認すると、いやちょっと...などというケースがあります。


人間の表情には、瞬時に消える0.25秒以下の表情があり、これを”微表情”と呼ぶそうです。この微表情だけでも、恐怖、怒り、軽蔑、嫌悪、悲しみ、驚き、喜びの7種類の感情を読み取れるそうです。医療現場などでのうそ発見の手掛かりなどにも活用されているとのこと。初対面で本当の症状などを理解するのは大変なことなのでしょう。


人は喜ぶ場合に口や目じりに横じわができますが、4秒以上だと作り笑いになるとか、偽りの微笑みには目じりのしわがない、細目にもならないそうです。また誠実な人が嘘をつく場合には瞬きが増える、目線を下げたり下を向く所作が増えるなどがあるそうです。


学問的に勉強する必要はないとは思いますが、相手の表情を見る、本当に理解されたかなどの検証作業は重要かと思います。一度注意して見てみては如何でしょうか?


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反対意見の重要性

皆さんは打ち合わせなどの席上で、自身の考えに対する反対意見が出たらどう思いますか?


けしからん!と拒絶する方、一生懸命にご自身の意見を主張される方、あっさりと反対意見を受けてしまう方などさまざまかと思います。


しかしこの反対意見は非常に重要であり、必要なものだと考えています。この反対意見をどう捉えているかでご自身の広報力にかなりの差が出ていると思います。


反対意見には2つの要素があります。ひとつは、考え方が間違っている(違っている)こと。そしてもうひとつは、伝え方、表現方法が間違っている(違っている)ことが挙げられますが、これらは情報の精査、検証という点で非常に重要なチェック機能だと思います。


広報は不特定多数の方に対して情報発信を行っていきますが、その際にどう発信すれば受け手に想いが伝わるかはある意味永遠の課題だと思います。その際に、常に情報を検証していくことが重要だと思います。


想いが強ければ強いほど、伝わらないことも多々あるのではないでしょうか。私は”絶対に間違いない”と思ったことでも、自問自答という形で自身の中で敢えて反対意見を投げかけ、そして検証するようにしています。特に考え方は同じであっても、言葉遣いも含めた表現方法には、出来る限り多くの視点で検証した方が、より万人に届く情報になっていくのではないでしょうか?


反対意見がないことはある意味危険と捉え、ご自身でも逆説を唱えるなど検証作業を行ってみては如何でしょうか?


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株式公開の意義

最近、株式公開を視野に入れた広報活動に関する問い合わせが増えてきている様に思います。100年に1度の大不況などと言われている昨今ですが、少しは景気回復の兆しが見えているのか、或いはこの景況感でも元気なところはそれだけ経営力、経済力があるということなのでしょうか。


余り不景気で良い話が無いよりは、前向きな景気の良い話が周りに増えてくるのは嬉しいことでもあります。


しかしその反面、上場企業の非上場化という動きも少なからず増えてきていることも見逃せません。直近のところでは、出版社の幻冬舎やTSUTAYA運営のCCCなどがMBOによる非上場化を決めています。理由は”経営の自由度の確保”といったところでしょうか。


そもそも上場する際のデメリットとして経営の自由度が低くなることは解っていた筈。またハゲタカファンドが台頭していた頃、再び株式の持ち合いを促進したり、非上場化を行うなどという動きもありました。漸く日本特有の”株式の持ち合い”が解消という動きとなり、日本も本当の意味での”株式会社”になろうとしていた矢先にでのことであったと記憶しています。買収などのリスクも、当然のことながら株式公開時のリスク要因として認識していた筈ではないでしょうか。


昔、高級車を持つことはステータスとされていました。しかし今では経済思考のエコカーが増え、加えてカーシェアリングなどと言う動きも出てきています。また建設業などは重機などの機械を保有することがステータスとされてきましたが、もう何年も前からリースを活用することが主流となっています。


株式公開も昔はステータスとされていました。しかしこれも昔の話。株式を公開したからと言って信用を得られる訳ではありません。上場企業でも不信感を抱く企業もあります。上場したからと言ってメディアに扱われるかという訳でもありません。上場企業はもう5000社近くになり、全てを公平に報道するということは不可能と言えるでしょう。上場企業に対する意識の変化からか、上場したからといって社員のモチベーションが上がる訳でもないようです。


単なる親会社からの独立という点でのMBOなら未だしも、非上場化に際するMBOは莫大な費用が掛ります。もちろん、過去には上場益も得られたとは思いますが、最近では上場益を確保できるケースも多くはないのではないでしょうか。


株式公開は目的ではなく手段の筈。今一度上場に対するメリットもそうですが、デメリットやリスクをよく見極める必要があるのではないでしょうか?加えて株式公開はゴールではなくスタートであり、広報活動にも十分注力して欲しいと思う今日この頃です。

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