広報力向上ブログ -16ページ目

最もストレスの多い職業6位に企業広報の幹部

今年に入り行われた「最もストレスの多い職業」という調査で、企業広報の幹部が6位という結果が出たようです。

この見出しを見ただけで、良い面、悪い面を色々と妄想しました。

良い面としては、一時広報は憧れの職種ランキングで上位を占めるなど、華やかなイメージが先行し、地道な実態とかけ離れていた感がありましたが、実務実態が理解されたと思えた点。
まあ、華やかなイメージがあったのは、あくまでも広報担当者であり、幹部ではないので多少の温度差はありますが...。

一方、悪い点としては度重なる不祥事により企業広報事態のイメージが低下してしまったこと。

しかしこれは米求人情報サイトである「キャリアキャスト・ドットコム」の調査です。

1位 志願兵
2位 将官
3位 消防士
4位 パイロット
5位 イベントコーディネーター
6位 企業広報の幹部
7位 企業上級職
8位 新聞記者
9位 公務員
10位 タクシー運転手

日本とは違った感覚での結果ではあるものの、日本は米国より10年遅れているなどと言われていることから、軍人などの例は考えたくはないものの、何れ広報幹部が日本でもランクされる日が来るのかも知れません。

広報幹部のストレスは、いざという際に、「会社を守る」という想いは同じでも、発表手法やトーンという点で経営陣と意見が割れるということが少なくありません。

このギャップを埋めるには日ごろからの共有が必須であり、事例等を交えたイメージトレーニングを実施していくことが、広報幹部のストレス軽減になり、かつ企業価値を落とさないための重要な施策だろうと思います。

広報幹部であるご自身のためにも、会社のためにも今のうちに手を打っておくことをお勧めします!
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読者数5600万人の新聞

読者が5600万人(!)いるという新聞の存在を1月4日付の朝日新聞で知りました。インドで発行されているヒンディー語紙の「ダイニグ・ジャグラン」です。インドの人口は約12億人(2012年)と人口ランキング1位の中国13.5億人に肉薄していますが、この読者数の多さには驚きました。

発行部数は267万部と日本の四大ブロック紙の一つである中日新聞(266万部、2012年)とほぼ同じですが、インドでは「回し読みの文化」が根付いているため、ここまで読者数が膨れ上がっているのだそうです。1部につき、実に20人が読んでいる計算になります。民間団体が選挙人名簿から抽出した25万人に面接を行い、その結果を年4回公表しており、そのデータは信頼に足るようです。

インドと言えばIT大国の印象がありますが、インターネット契約者は未だ2200万人にとどまっているそうです。その一方、識字率はこの10年で9ポイント上昇し、74%に上昇していることなどから、新聞の総発行部数は1億1千万部に達し、近年は年5%のペースで増加していると記事に書かれています。日本とは所得水準が大きく違うので、額面通りには受け取れませんが、この「ダイニグ・ジャグラン」は1部3ルピー(約5円)なので、まだまだ拡大の余地がありそうな成長産業であることが伺えます。

この記事を読んで、5年ほど前にインドのメディアについて調べたことを思い出し、その時に作成したレポートを読みかえしてみると、確かにインドでは新聞の影響力を図る指標として読者数というのは広く用いられるようです。同じヒンディー語紙の「ダイニグ・バスカル」も3400万人の読者がいるそうです。インドには22の指定言語があり、公用語はヒンディー語で英語が準公用語。知識層の多くは英語を使用し、その人口は7000万人以上だと言われています。

一方、成熟産業と言われて久しい我が国の新聞業界ですが、総発行部数は約4700万部(2013年)と9年連続で減少しています。10年前に比べると1割以上の下落率です。ちなみに、インドの読者数に相当する指標は日本でもあるようです。特定の新聞1部を何人が読んでいるかを表す「回読人数」というものがそれです。日本新聞協会によると朝刊は平均2.7人に読まれています。

先に紹介した朝日新聞の記事を書いた記者は「部数減に歯止めがかからない日本と比べると、インドの活況はうらやましい限り。でも、特ダネを狙う記者の熱意や努力は、国が違えど変わらない。それを実感できて心地よかった」と結んでいます。

橋本拓志
広報コンサルタント
Twitter ID:@yhkHashimoto https://twitter.com/yhkHashimoto

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就活学生に見る時代の変化と錯誤

先日、新卒採用の相談で就活支援会社の方と会う機会がありました。

そこで耳を疑う話しを幾つも伺い、相当な世代ギャップを感じずにはいられませんでした。

例えば、
・卒業が迫る2014年4月入社予定の就職先未決定学生でも余り緊迫感がない
・事前に履歴書などを要求すると会社説明会等への参加率が半減する
・土日のイベント等は敬遠される
・スーツ着用と書かなければならない などなど

最近の若者は...と思わずにはいられませんでしたし、入社6年目の社員も愕然としていたことも事実です。

しかし、たかがこの6年といっても、リーマンブラザーズが倒産し100年に一度といわれる大不況が訪れ、東日本大震災が起こり、そしてSNSが浸透したなどめまぐるしく世の中は変わりました。

その影響は家庭や学生にも直接受けています。不況になれば安定志向になることや、コミュニケーション手法が時代と共に変わって当然といえます。

つまり世代のギャップを感じた事実、最近の若者はと安易に処理してしまう行為は、時代の流れを把握しておらず、また理解することを拒絶していたと言えるでしょう。

学生や若い社会人向けにPRを行う機会がある方は、当然この様な状況を把握していなければならず、また日々変化する状況にアンテナの感度を高めていく必要があると反省した次第。

自戒の念を込めてご参考までに。

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