広報力向上ブログ -135ページ目

保安院にみる広報担当者の見られ方

一昨日の29日、経産省原子力安全・保安院で福島原発事故に関するスポークスマンであった西山審議官が更迭された。理由は女性問題とのことで自業自得ですが、西山氏は事故以来、早くも4人目のスポークスマンであり、一個人問題では済まされません。


スポークスマンは正に組織の”顔”であり、代表者です。その代表的な立場の方がコロコロ変わってしまうことは、単なる担当変更では済まされず、組織体質自体が問われます。今回の一連の原発事故の要因の一つに安全・保安院の無機能化が挙げられてますが、この様なことが続くと単なる批判だけでは済まされず、バッシングや存在意義を問うことを加速させることとなります。


さすがにここまで酷い例は稀ですが、企業の広報担当者にも同じような事が言えます。


広報担当者はスポークスマンではありませんが、役職などはなくとも記者から見れば”社員の顔”でもあります。その担当者がコロコロ変わってしまうことは、


・会社が広報を重要視していない

・転職が多く人材流動性が高い

 即ち社員が定着しない理由があるのでは?  という情報を与えます。


これらのことを防ぐためにもまずは安易な配置をしない事と、広報担当者を十分に評価することが重要と言えます。ここでいう評価は、高給という意味ではありません。十分に活動の質と量を評価するという意味です。どう考え、どう工夫したのか、課題は何でどうクリアしていくのかを一緒に考えていくことがなによりも必要だろうと思います。


広報担当者はコミュニケーション能力が高い人というイメージがありますが、特に一人広報などの場合、孤立しているケースが少なくありません。貴重な人材を失わないためにも上長が広報を理解した上で日々コミュニケーションをとっていくことが重要だと思います。


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記事のイメージトレーニングを!

リリースを大量に配布すればどっか書くだろう。そのためには出来る限り多く配布すべき、と公言する人はまずいないでしょうが、実際に毎回何百というリリースを配布している人は少なくありません。


過去に記事を書いてくれた記者に参考までに送るということは理解できますが、全くジャンルが違う内容のモノも送り続けていることは決してプラスには働きません。少なくとも参考として送るにしても、毎回送ることが本当に参考になるのか」、プラスになるのかを見極める必要があるかと思います。


リリースを送る前に、このメディアには載る可能性があるということが送付の条件だと言えます。加えてどこにどの様に載るのかも事前にイメージしておくことが必要です。


その為には事前に類似する記事を探し、どういう情報が、どの様な切り口で書かれているのかを把握し、その上でリリースを読み返してみることをお勧めします。


掲載されるには理由があります。同時に掲載確率が低い方にも理由があると言えます。


実際の成功例と言える記事自体は腐るほど存在します。今朝の新聞でもそうでしょう。案件ごとに報道されるか否か、どの様に報道されるのか、また報道されるために必要な情報や切り口は何かということを事前にイメージできるよう、日々イメトレすること始めてみては如何でしょうか。

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社名が出ればそれで良い?

リリース配布で記事が出た、或いはお金を使ってタレントを起用してテレビカメラが入ったという経験はあるかと思います。


しかしこれで何が伝えられているでしょうか?


確かにリリースを幅広く配布して記事が出れば、それを見る記者もいます。理論上はそこから報道が広がる可能性もありますが、一度報道された記事が波及する案件はそう多くないというのが現状でしょう。


またテレビカメラが入っても、社名ロゴだけは映ったものの、結果何が伝えられたか解らないことも少なくありません。加えて最近はやりのタイアップによるテレビ露出も確かに影響、反響は大きいとは思いますが、経済的にも継続できる企業は多くはないでしょう。


また宣伝活動と割り切れば良いのでしょうが、タイアップ臭も感じることも少なくはありません。やはりこれらはあくまでも+αの部分と捉えておく必要があると思います。


リリースで一斉配布、お金を使ってでもテレビに出れば良いという手法に頼った活動がメインだと、本来伝えるべき価値が埋没したままで終わってしまっている可能性が高いと言えます。


露出し易い案件だけ扱うのではなく、まずは第三者的に、社会的にみて本当の価値は何なのかを見極め、それぞれに適した手法で露出を図っていくことが大事だろうと思います。


手法に頼った活動を続け本来の価値を埋没したまま放置しておくことは、即ち企業価値の低下、モチベーションの低下などにも影響してくると思います。効果的な手法や影響力のあるメディアに取り上げられることを考える前に、まず埋没している価値発掘を徹底的に行ってみては如何でしょうか?


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