広報力向上ブログ -127ページ目

記事になればそれは事実

先日非常に大きな統合に関する報道がありました。


日経が第一報を打ち、その後各社が追っかけて報道したところをみると、記者は特報(スクープ)を常に狙っていると思われがちですが、それよりも特落ち(自社だけ報じられない)を如何に恐れているかがよく解ります。


第一報を打てなかった他社においては、当然情報はキャッチし取材はしていたと見せたいところではありますが、今回の他社報道を見ると余り自信なさげな表現が多かった様に思います。


日経は他社に第一報を打たれた場合、ここぞとばかりに本紙もさることながら日経産業なども使って情報量で圧倒する場合があります。またプライドなのか、敢えて本紙には出さずに日経産業で報じるなどのケースもあり、色々な視点で新聞を読んでみるのも面白いと言えます。


さて大きな報道は、発表直前に打つのが一番インパクトがありますが、大事なのは他社よりも先に打つことが最重要でもあり、他社の状況等検討した上で交渉中というタイミングでの報道を決定したものと思われます。


これらの情報はどの様にして得られるのか。


ひとつは大きな案件の場合、両社のみならず関連会社、取引先、競合社、銀行、或いは社員など非常に広範囲での取材を行います。その取材活動の中から情報をキャッチするケース。


そしてこの様な発表は基本的にWIN-WINの関係でと謳いますが、どちらかが優位に交渉を進めたい、或いは迷っている相手に報道することによって事実としてしまいたいなどのことから両社のうちの何れかが新聞社にリークする場合。


最後に両社がくっつくと困る競合などが、出鼻をくじくためにリークするなどのパターンがあります。


何れにしても報道されてしまえば多少事実と異なったとしても非常に大きなインパクトを受けます。交渉が進めやすくなったという例もありますが、逆に交渉決裂で破断したという例もあります。


大きな案件を抱えている場合、記者との接点を余り持ちたくないという気持ちも出てきますが、通常通り記者と接しつつ、各担当記者がどの程度情報を掴んでいるかを把握しておくことも非常に重要だと言えます。


その状況によってどの様な発表方法やタイミングが適切かを常に検証していくことが必要だと思います。


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問い合わせは何のため?

先日とある買い物をしました。


「最短25分や即日仕上げ」を謳い、セット料金以上は掛らないというお店に。


しかし特にオプションを頼んだ訳ではないのに表示価格よりも高い。待ち時間や検査時間を含めると結構時間が掛ったので、まあ直ぐできるのなら良いかと割り切ったが、最後に言われたのは「仕上がりは10日後です」とのこと。


帰宅後ネットで調べると1カ月経っても出来あがらないなどの書き込みもありました。この会社は高感度の高いタレントを起用しCMをバンバン打っていますが、その理由が解ったような気もします。


一応、問合せだけしておこうとWeb経由で問合せをしたところ、1週間経っても返信すらありません。ここが一番腹立たしく感じました。また会社概要などを見てみると東証1部の上場企業でした。


問合せの欄が無ければ、まだ体制が未熟なのだろうと思えますが、如何にも問合せ対応もしているかのように見せて全く対応をしないというのはかえって逆なでするようなものだろうと思います。


問合せ対応は簡単な業務ではなく、下手すると企業価値にも影響する重要な役割と思います。単に一社員に任せるだけでなく、きちっと会社組織としてチェックしていく必要があるのではないでしょうか。


また返信するタイミングなどにも24~48時間ルールを設定するなど、運用のルールも明確にしておく必要があると言えます。


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立秋

このクソ暑いのに、スコールの様な集中豪雨が降るのに、当然のことながら秋の気配など微塵もないのに、暦の上では今日から秋。


ちょっと感覚がずれている気も致しますが、広報担当者にとってこの季節の先取りは非常に重要な意味を持ちます。


雑誌で言うと、何故か8月号は7月に出ます。そして制作、企画のタイミングを考えると、その2-3か月前になります。加えて、来春から使うものの商戦は冬だとすると、今から来春の闘いは始まっていることになります。


またこのタイミングの問題は社内でも同様です。

情報収集には時間がかかります。旬な情報を旬になってから集めても、情報が集まり、切り口を考え、深掘りしているうちに旬はとっくに終わっているでしょう。


今何が起こっているのかの把握は当然必要ですが、広報活動においてこれから何が起ころうとしているのかを常にアンテナを張り巡らせキャッチしていくことも重要と言えます。


暑い日が続きますが、今から来春のこと、冬のことを考えてみては如何でしょうか?二重の意味で少しは寒くなれるかも知れません。


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