ヤンマガ兄妹のとある夜の話①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪(限定)⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳ /21/22…の続き。
さてさて今回は、蓮sideからのお話になります。あんな状態で易々と寝れるハズもない蓮くんどうしたんでしょうね(。-∀-)
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一応布団に入り目を瞑った俺だが、眠れなかった。
それもそうだ俺は上半身裸で、目の前にはシャツ1枚しか着ていない最上さんがスヤスヤと寝ているんだから。
シャツの下は何も着ていない、ショーツ1枚のみ。そんな彼女を抱きしめている。
柔らかくて華奢な身体…。控えめだが、形のいい胸元がだぼついたシャツから少し見え隠れしていて、香ってくるボディソープの香りが俺の理性の紐を、切れかけさせていた。
クソッ!何とか理性を保て!と自分の心に言い聞かせている。
心の中で葛藤しながらも、俺は彼女をますます強く抱きしめてしまった。
そうしたら、最上さんが目を覚ましたのか?
何か言ってきた。ヤバい…そう思ったけど違っていた。
「ほえ??コーンいきなり何言ってくれてるの~💦」
はい?コーンって俺の事?
「んにゃ~~~~~💦敦賀さんまで~~~~~~??」
んん?そっちも俺だけど…。
俺の腕の中で暴れだした、最上さん。変な寝言を言っている。
「もが…。」
俺は話しかけようとしたけどやめた。寝言に対して対話するのはよくないことだと以前聞いた事があったからだ。
しばらく、彼女の様子を観察してみることに。暴れるのは止まったけど何か唸っている。怖い夢でも見ているんだろうか?これは逆に呼び起こした方がいいのかも知れないと思って起こそうと最上さんの上に覆い被さって、肩に手をやったら…
「ににににに兄さん~~~💦??やめて~!」
目を瞑ったまま言っているのでおそらく寝言だろう。今度は、カインか!?夢の中の俺は一体何をしているんだ?
仕方ないので、俺は最上さんの顔に自分の顔を近付けて呼び掛けた。
「最上さん!最上さん!!起きて!」
「んきゃああああああああ!!」
突如、大きな悲鳴を上げて俺を払いのけて、ベッドの上から勢いよく横に転がっていった。
ドサッ!ドゴン!!
案の定、ベッドから落ちた最上さん。先日の朝を思い起こさせる出来事がまた起きてしまった…。
先日の朝と違う点は、今はまだ夜中。俺は慌ててベッドサイドにあるライトを付けてベッドの上から最上さんの様子を伺った。
そうしたら…。またまた仰向けに倒れており、シャツが胸元まで捲り上がっていてショーツは完全に丸見え…しかも紐パンツって…😳
際どいベビードールよりたちが悪いかも…。
って…おい!また俺は何考えてんだよ!!
「最上さん!大丈夫?魘されてたんで無理やり起こしたけど。ゴメン頭痛くない?」
俺は、ベッドから降りて肩に両手を当てて揺さぶり語りかけた。
「………がさん?……やっぱりあれ夢だったんだ。そうよねあんな都合のいい事起きるわけないもの。私の願望が見せた夢だったんだ。私ってば、何て夢見てるのよバカみたい。」
なんかよく分からない事をブツブツ言いながら、最後には涙まで流し出した最上さん。
俺は思わず抱き起こし、そのまま抱きしめてしまった。
「よく分からないけど怖い夢みたんだね。大丈夫だよ俺がついてるから。」
頭を撫でて子供をあやすように慰め、再びベッドの中に戻った俺達。
涙目の彼女を抱き俺もまたいつの間にかようやく眠ることが出来た。
翌朝目覚めると、既にセツの姿になり朝食の準備をキッチンでしている彼女の姿があった。
昨夜のあれは一体何だったんだろうと不思議に思いつつ、俺はカインとしてセツに話しかけた。
『おはようセツ。』
『ん?兄さんおはよう。珍しく早く起きたわね。もう少ししたら朝ごはん出来るからシャワー浴びて着替えてきたら?今日は少し特別メニューにしといたわよ楽しみにしててね😉』
いつものセツだな……。やっぱり気になるな。夢の中の俺は、彼女に何をしたんだろうか?
→〈24〉へ続く。
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蓮くんは、キョーコの夢が気になってしょうがない模様ですね。この先二人の関係はどうなっていくのかな??