はじめに
年が変わったのに、気持ちが整わないまま、日常に戻っている人へ。
もし今、「今年こそ」と思って立てた目標を、少し遠く感じていたとしても、それは失敗ではありません。
あなたが変われないのは、意志が弱いからじゃない。「こうなりたい」と思うところまでは来たけれど、それを自分の判断として引き受けることを、先延ばしにしてきただけです。
今年こそ変わりたい。
そう思う人ほど、もっと頑張ろうとしてしまう。
でも必要なのは、もっと努力することじゃない。
「自分が違和感なく受け入れらえる基準」を、もう一度、自分の手に戻すことです。
この記事は、正解を増やすための記事ではありません。
迷ったときに、戻れる場所をつくるための記事です。
1|迷いの正体を知る
― なぜ、決められないのか ―
迷っているとき、私たちはよくこう考えます。
「まだ情報が足りない」
「もっと良い選択肢があるかもしれない」
でも実際には、情報が足りないから迷っているのではありません。
判断を、他人に預けたままにしているからです。
正解
評価
期待
空気
それらを気にするほど、判断は自分の手から遠ざかっていきます。
迷いの原因は、性格や能力の問題ではありません。
判断の基準が、自分の外にある状態。それが、迷いの正体です。
2|判断を減らす
― 続かない理由は、やる気じゃない ―
多くの人は、「続かない=意志が弱い」と思い込んでいます。
でも実際には違います。
判断が、毎回、立ち止まって考えなければ進めない形になっているだけです。
やるか、やらないか
今か、あとか
この方法でいいか
毎回このような判断をしていたら、疲れて当然です。
継続できる人は、強い意志を持っているのではありません。
迷わず、そのまま進める形をすでに持っているだけです。
判断を減らすと、行動は自然に起こります。無理に自分を奮い立たさなくても、手が動く状態が生まれます。
おわりに
ここまで読んで、「まだ自分の基準がわからない」そう感じていても大丈夫です。
今日は、決める日ではありません。
迷っている自分を責めずに、一度、立ち止まる日です。
判断を引き受けるのは、もう少しあとでいい。
今日ここでは、迷いの正体と、立ち止まる場所だけを確認しました。判断を自分の手に戻す話は、もう少し落ち着いたところで扱います。
