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祖父母と両親が他界し
今では一人暮らしとなった友人が
家の断捨離を始めた
3世代にわたってモノが溜め込まれた家は
思い出がいっぱいで
ひとつひとつ
モノを手に取るたびに
思い出がよみがって
なかなか進まないという
それでも
食器を手離し
重たい図鑑を手離し
大量の服と向き合う
両親があつらえてくれた
家紋入りの喪の着物や訪問着をみては
手が止まり
母親がきていた
ワンピースを見れば
あの時にきていたと
思い出が蘇る
主のいなくなった世界に
残された
大量のモノを目の前にして
途方にくれそうな思いで
口をついて出たことばは
「モノってなんなんですかね?!」
重たい図鑑は
昭和の時代に流行った
買うことそのものが
満足につながっていた部分も
あったかもしれないけれど
子供達の教養のためにと
思ってのことだったろうし
着物だって
娘が大きくなった時のためにと
あつらえてくれたはず
だから
それらのモノは
子供への愛情表現でもあった
愛情をカタチで残したモノ
けれど時は過ぎ
そのモノを
必要としている人は
もはや誰もいなくなったなら
やはり
処分しなくてはならない
モノとは
誰かが
何らかの目的で手に入れて
やがて
その人が肉体を離れても
この世に残り続ける物体
取り入れた誰かが
この世にいないのなら
残されただれかが
始末をつけなくてはならない物体
愛情いっぱいで育ってきた友人が
大量のモノを目の前に
今 苦戦している様子をみていると
自分がこの世を去る前は
できるだけモノを少なくしてあげようと思う
今の時代の
子供への愛情表現は
「できるだけモノを残さないこと」
だと思うから
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