今日(9月19日)の朝食後に父が嘔吐し、嘔吐物に血液が混じっていたため受診したところ、即検査入院となりました。


急な事でもあり施設の方に全て対応していただきましたが、電話で施設と病院とやり取りした慌ただしい一日でした。


主治医からの電話による説明では、嘔吐原因は膵臓近くの小腸の狭窄によるものであるものの、


2ヵ月前の虚血性小腸炎とは異なり、今回は更に肥大化した膵臓が小腸を圧迫したことによるもので、


癌細胞が小腸に浸潤している可能性も否定出来ないとのことでした。


最近の父の状況はというと、日増しに嘔吐の頻度が高まっているなか、


エンシュア(液体の栄養補給剤)の経口摂取で補いつつ、固形食は半分食で精一杯の状態でありながら未だ食欲は衰えていません。


そのため『嘔吐が落ち着けば一時退院は可能』との主治医の説明でしたが、


「一日でも長く両親が一緒に施設で暮らせるようにしてほしい」との家族の希望への配慮から発した言葉であり、


施設の介護負担も考慮すれば、言葉の端々から緩和ケア病棟に移る時期は近いと感じました。


何れにしても先月下旬に両親を連れてお墓参りに行けたのは幸いでした。


母のメンタルも心配で、電話口の声色からして気丈に振る舞っているのはありあり。


母を励ましながら、父の退院に一縷の望みにすがりたいと思います。






 

 

 

 

経緯



2023年  6月上旬 両親が施設入所(父は転所)

2023年  6月中旬 腫瘍マーカーが異常値を示す

2023年  6月下旬 検査入院・膵臓癌の確定診断

 ※余命半年の宣告、緩和ケア中心の治療方針説明

2023年  7月上旬 退院

2023年  7月下旬 虚血性小腸炎の治療で入院

2023年  8月上旬 退院

2023年  8月中旬 外来受診

 ※腹水、食欲不振などの症状があるも入院せず

2023年  8月下旬 両親を連れてのお墓参り

2023年  9月中旬 嘔吐物に血液が混じり検査入院