今日(6月22日)、父が検査入院しました。




6月9日の施設入所日に施設系列病院にて検査を受けたところ貧血状態にあり、


その後腫瘍マーカー(CA19-9)が200を超えていることが判ったため(基準値は37以下)、


3年前に心筋梗塞で倒れてから治療を受けていた総合病院に入院したものです。


今日はCT検査のみでしたが、3年前の画像と比較して膵臓が明らかに肥大しており、


腫瘍マーカーが異常値を示していることから膵臓癌の可能性が極めて高いと医師から説明を受けました。


まだ未消化の検査が沢山ありますが、仮に膵臓癌ではなくても腫瘍マーカーの数値からして、体のどこかにがん細胞があるのは間違いないとのことです。


父は高齢で心臓にも爆弾を抱えているため、体に負担を掛けないよう最小限の検査をお願いしたところ医師も同様の考えらしく、


仮に膵臓癌であったとして『腫瘍の大きさからして長くて半年』との半ば余命宣告を告げられたため、


同席していた母の了解を得て、父の予てからの希望でもあった延命治療は行わず、緩和ケアメインの治療を医師にお願いするとともに、


癌治療には父の心臓が耐えられないとの主治医の意見も考慮に入れて、延命治療と心肺蘇生は希望しないとの同意書にもサインしました。


また、3年前にこの病院に心筋梗塞で入院した際、せん妄を起こし回復まで時間を相当要したため、


施設で父と母とが一緒に暮らす時間を少しでも長くしてあげたく、早期検査、早期退院を医師にお願いしたところ、


医師も事情を察し、最長でも2週間の検査入院に調整すると約束してくれました。


診察室で一気に話が進みましたが、母も事情をしっかり理解したようです。




6月9日から父が母との3年振りの同居生活を再開したばかり。まだ2週間も経過していません。


入所してからも父の食欲はモリモリで、元気そのもの。予兆も何もなくこればかりは本当に判らないものです。


もう少し自宅に置いてあげられなかったかのか、自分が面倒を見れなかったのかなど後悔の念に襲われていると、前回アップした記事で書きましたが、


急転直下このような状況になり、施設にお世話になって本当に良かったと安堵しています。






今は父のこともさることながら、認知症が進みつつある母の精神状態が心配です。


母同席の突然の余命宣告だったことを、母を病院に迎えに来た施設の方に伝え、母の精神的なケアをお願いしました。


私もまだ混乱中ですが・・・


先ずはご報告でした。(帰宅途中の車中にて)


では、皆様もどうぞご自愛ください。