はじめての方、ようこそ。再来、応援してくださっている方にありがとうございます。ハクジュと申します。

私の記事の紹介です。メッセージボードとほぼ同じです。内容の振れ幅が大きいので、スマホユーザーでご興味を持たれた方はこちらをどうぞ。

前回までのあらじ。
マルコは18歳。母のアネモネをデモンのアレンにさらわれた。マルコは母を取り戻す旅に出た。
マルコは旅の途中、イカロスと出会う。彼の煩悩剣でアレンの従えるドラゴン、花子を撃破。しかし後一歩のところで、またやアネモネを連れ去られてしまった。

[キャラクター紹介]

マルコ……18歳。母を取り戻す旅をしている。

アネモネ……マルコの母。アレンにさらわれた。

イカロス……マルコが旅先で出会った男性。煩悩剣を操る。アレンに復讐を誓っている。

アレン……デモン。アネモネをさらった。

花子……アレンの従えていたドラゴン。冷気を操る。

詳しく読んでくださる方はこちら! リンク貼れるようになりました。


[マルコの冒険3-1]

「イカロスさんは私のものなんだから」
「じゃあ私はマルコさんなんだからね」
どの町を訪れてもおっぱい天国に遭遇する。僕とイカロスはシアワセの海に揉まれていた。
ーーパンパン!
案の定トレイが降ってくる。
「母さん!」
「母さんじゃない!」

近くに清流が見える。水に恵まれた土地の女の子たちはピチピチ魅力的で、どの娘もどの娘も選べない。

僕はイカロスに習って以前より少し武装している。彼と同じ革鎧と、特に魔法のかかってない盾と剣。

イカロスは目を白黒して母さんにたずねた。
「どういう魔法使ってるんですか?」
母さんは彼を無視して僕に食ってかかった。
「早く助けに来なさい!」
「でもいちいちおっぱいのハミ出る小さめのスポーツブラについて深く熟考しないと」
「熟考せんでええわ!」

その時誰かが話に割って入った。
「親子漫才はそこまでだ!」
「その声はアレン!」
僕は目と鼻の先に獣の手足を持った悪夢の姿を見つけた。
「この私が来たからには」
ーーパン!
僕は目と鼻の先に獣の手足を持ったヘタレの姿を見つけた。母さんの繰り出した一撃を食らって女座りでメソメソ泣いている。その後、ヘタレがキレた。
「どうして先に手が出るんだよ!」
たちまち曇天がたち込め、間近にピシャッと雷が落ちた。湿気を帯びた風がどうと吹く。イカロスは剣を構えた。
「マルコ気をつけろ。奴は泣くと強い!」
「はい!」
その時だった。空から黒い影が飛来した。
「ラブリードラゴン!」
町はたちまち女性達の悲鳴で埋め尽くされた。彼女達は本能的に僕とイカロスの後方に下がって密集した。母さんは叫ばなかったけど彼女達と行動をともにした。

イカロスは何かに気づいた。
「あれは花子じゃない」
「何だって?」
アレンは頭上にドラゴンを従えて高らかに笑った。
「花子の彼氏、勘吉だ! 前回のようにはいかないぞ。イカロス、マルコ、お前たちはここで倒れるのだ!」
(続く)

[その他の作品]

私のバトル、ミステリー、伏線ゼロのゆるゆる作品にご興味のある方は、メッセージボードか「こんなブログです②」のリンク、“ファンタジー”までいらしてください。お時間のない方は、作詞シリーズが短くてお手頃だと思います。失敗作もあります。訳あって削除出来ず………トホホ。

[最近のシリーズ]

コメゾンスクープ。①と②は愚痴のように読めるかもしれませんが、③と④でスッパ抜いてます。ファンタジーはありません。


ご覧くださった方に感謝。